打ち間違えたこころ読み返し間違えた指先をふかづめの刑。

閉じて仕舞ったこころの暗証番号ことばの端々に織り交ぜて。

心臓から遠く離れたこころで手をつなごう(ま ....
答えなさいあなたあしたあたしと蛸になる覚悟はできているの?。


前身で受け容れてそしたら愛してあげるからだじゅうで触手で。

あしたは火星に連れてってそして ....
マゾな気分で鏡をいじめて自演もThe End...ひび割れた裂け眼。

ゆっくりと涙が出るまで裂けてゆくあなたの眼がうつくしいから。

右眼から入って左眼から出 ....
満員電車の中ではなびら弄ぶあいつにバカボンヘツド。

お出かけですか?と訊かれる前にバカボンヘッド!レレレのRe:連発。

ブギウギしながらうきうき蹴散らし鏡の ....
対人関係としてはもう切れてるなのにどうしてこんなに気に、

金魚みたいにぱくぱくと口あけて空から降ってくるキス待ってる。

交差点で立ち止まりシマウマのふりして ....
もう鰓呼吸の仕方も忘れちゃったねと夫は肺で煙草を吸うので。


なまぐさいのはなつかしい手紙なくしてしまった鱗が痛くて。

昼は泣きながら鰯を焼いて食べたなつ ....
パントマイムとしての「無効なユーザーIDが指定された」会話。



表現の自由だけど検閲もブンガクだと言われたらどうする。

そろそろ会員七千のび太ばかりジ ....
 今まで書こう書こうと思いつつ、一向に書けない「日記(エッセイ?)」のひとつに、「 不良少年、例えばおれが右翼だった頃。 」という身も蓋もない題名のものがある。

 ....
気分はプラナリア切られても切られても増え続けるあたしの欲望細胞。

鵺みたいに色んな男この細胞に居るけれどそれでもいい?。


ごめんもう飽きちゃった街角です ....
出てこい重力!おまえを踏んづけて地面から引っこ抜いてやる。


千夜一夜の夢の中ぐうぐうぐうと引きずって恋の罠。

今夜いっぱい重力禁止!あいつに引かれる気持 ....
雑念という名の念力できみをあたまの中からテレポート。

疲れ眠るリモコンの中のひとりぼっちの乾電池としてのぼく。


知られちゃいけないきみの生まれた星まで飛 ....
なま卵としての月へきみはどうして黄色いひかりを放つの。

フライパンの上しろく焦げたくもがもくもくと煙をあげもきみはきみ。


飛びつづけるには重力を常に信じ ....
脱字所では意味を脱ぎ捨ててひとつことばのあるがままの姿に。


砂浜は言語あなたはかかとで足痕を付けことばをゆがめる。

ひび割れたかかとがゆがめることばの裂 ....
ゆで卵としての月は海の中で割れてしまったので夜は、

流れだした夜は馬になり海を駈けかかとで波を踏みつぶし。


偽電球が太陽になる夜に裂けるのであなたは眼に ....
まっ白い空のぱんつから落ちてくるおしっこたまらなくてくさいの。

おまんこみたいな夕暮れにはぐちゅぐちゅのトマトぶつけてみたくなる。


射精したばかりのおち ....
ぶかぶか三月のすそを引きあなたは駈けてゆくこけてころがって。

ふかふか春のじゅうたんは準備中痛くないよ!だってたのしいもの。

たのもしいタンポポさんは二度踏 ....
式も終わりはじめての共同作業は密室にて死体切断。

あなたが彼を殺したらふたりで小鳥を飼いましょう例えば…あのジュウシマツ。

血痕にはクエン酸死体も出ないでも ....
亀に乗られているぐいぐいと力強くでまるで甲羅のように。

子亀ですか?と訊かれちがいますと答える背中合わせの関係。

馬鹿を言わないでこれは亀よ!亀でなければ誰 ....
かたいコンクリートの上かかとまで根を下ろし生えるまで生えるまで。

ねじくれ枝を葉を伸ばし月を浴び今日いちにちのこころ吐き出して。

ねじくれ痩せた枝が折れる時 ....
こんなにみにくい幼蟲見たことないそう言ったのはきみなのに。


ひとりだけサナギになった兄さんがどうしても許せなかったぼく。

巣を捨てて出て行ったあのひとは ....
眼をつむって二月を踏んでカレンダーをやり過ごすきりのない午後。


おがくずの中で膝を抱え眠る幼蟲になって眠りたい。

痩せこけた冷蔵庫の中で瞼がくっつくぐら ....
あたまの中のタマがあたまが痛いというので今日はおやすみです。


あまたのタマがあたまの中であたまを抱えごろごろしているのだ!。


あるかなあるかなアルカ ....
蛇のように言いたいことば飲み込んで喉が便秘でこまっちゃう。

肛門みたいに口をすっぱくして出てくることばは"SHIT!!"ばかり。

ふぅー ....
一。

 トカゲの日には皮を被る。皮は前の晩から窓際に吊し風を通し、皺を伸ばしておく。ただの革ならまだしもこの皮は生きた皮なので、扱いにはいつも神経を使う。一度ヒト ....
これからあなたに罠を仕掛けるから縄をくださいという即縛。

カップラーメン買ってもらうコラーゲンドリンクに感じるケ・ン・コ・ウ。


蜜柑箱の上に立ってひとり ....
金もないのに朝から酒飲みパーちゃいまんねんPoooOOOOORでんねん。

ほろろほろ酔い気分でテレビのオバマに言うたる「よっ!大統領!!。」

コンビニの自動 ....
痛いぐらいあなたを想ってできた口内炎みかんを食べて治します。

みかんにくっつく白いすじみたいにぴりぴり気持ち剥がして食べた。


ストーブの上で焦げる焼きみ ....
こたつの中で寝息を立てるあなたを今夜蜜柑のように剥いて。

口移しに食べる蜜柑あたたかいあなたの体温を味わう。


乱暴に蜜柑のへそ突き破るあなたの指じっと見 ....
 うそばなしが側にいる時はうそばなしについて書いてはいいが創作してはいけない。相手はあのうそばなしである、どんな嘘を吐かれているか解らない、潜入創作官たるものくれぐれも ....  わたしは夜、蛇になって男の躯にもぐり込みたいと願うことがある。わたしは細くしなやかな蛇になり、わたしよりもごつごつとした男の肛門を掻き分けにゅるにゅるとからだをくねら ....
PULL.(561)
タイトル カテゴリ Point 日付
「 もこもこ。 」短歌4*09/4/14 9:05
「 蛸足廃人。 - ひざまづいて触手をお舐め。 - 」短歌1*09/4/8 9:49
「 モニター越しに犯されて。 」短歌1*09/4/8 7:41
「 バカボンヘツドでぶちかませ!。 」短歌2*09/4/7 10:50
「 ころころ。 」短歌2*09/4/7 9:48
「 うろこのこころ。 」短歌4*09/3/28 15:24
「 ふぉーらむ?。 」短歌1*09/3/28 10:24
「 不良少年、例えばおれが右翼だった頃。 」散文(批評 ...5*09/3/28 10:21
「 量産型の明けない夜明け。 」短歌3*09/3/12 21:37
「 出てこい重力!。 」短歌1*09/3/12 6:13
「 きみのあたまの上の電波塔がすこしぼくに傾いた物語。 」短歌6*09/3/11 21:04
「 なま卵としての月へ。 」短歌1*09/3/11 1:12
「 脱字所では意味を脱ぎ捨てて、 」短歌1*09/3/9 17:46
「 偽電球が太陽になる夜に。 」短歌1*09/3/9 4:52
「 くさいの。 」短歌0*09/3/8 0:47
「 三月のぐりん。 」短歌3*09/3/7 18:51
「 他殺同好会。 」短歌2*09/3/2 16:54
「 亀に乗られて、 」短歌0*09/3/1 11:32
「 ねじくれ。 」短歌0*09/2/28 6:42
「 複眼に映るきみ。 」短歌3*09/2/26 7:27
「 ねむル。 」短歌2*09/2/25 5:57
「 あまた。 」短歌2*09/2/24 23:06
「 かかとで殺したことばは甘くなる。 」短歌0*09/2/22 16:25
「 トカゲの日。 」自由詩7*09/2/11 22:38
「 アロォーン。 」短歌1*09/2/9 18:15
「 ぷあーでんねん。 」短歌3*09/2/9 15:40
「 みかんのでんごん。 」短歌2*09/2/8 21:37
「 でも蜜柑を包む手はいつだって五つに裂ける。 」短歌6*09/2/6 18:24
「 潜入創作官。P. 」散文(批評 ...5*08/11/15 19:20
「 蛇。 」自由詩2*08/11/14 9:34

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