つややかな髪の淑女は もう
データベースに満杯なので

ちっちゃくて可愛い少女は もう
お腹いっぱい見飽きちゃっているので

ノーギャラで胸元を広げる洗濯女に至っては もう
辱める気すら ....
雪が降るとき
音はするのだろうか
恋心が生まれるとき
人は耳を澄ますのだろうか
ついに実らないとき
空は 自分の深さに泣くのだろうか
塹壕での筆談に 俺は「、」と返した 道は細く分かれていって
ボンネットの先には 蒼い夕まぐれ
あなたがもう故郷にいないのは知ってる
私がもう独りではないのを
あなたが知っているように
どの角で曲がるのか ふいに聞かれた
反対 ....
(1)
コートにくるまって 君と何を 見上げてるの
旧世紀の憧憬(ゆめ)飾っていた摩天楼に降る雪の中で
手に触れるカケラを 街は知らないふり だけど
灯りを消せないひとの計画(ゆめ)が 今夜は ....
何もせず僕は今日に生きる
黒い机に載ったベージュのコンピューターや
襟の擦り切れかかったワイシャツに拘泥することなく
「今日」をべた塗りした今日に生きる
かつて愛した誰かの事や
「愛したと思 ....
もういちどだけあやまらせてね 僕等は思い出すだろう
とりとめもないことだけを
曲げるだけ曲げておいて、
後方へ パス。
汐が濃く匂ってくる。
目にも暗雲が立ち籠めてくる。

簡単に言えばすむものを
見破られまいとして
一刻の猶予を走り抜ける。
結婚したぐらいで
作風変えやがって 
物を燃やす機会は 乏しく
もう一派の世界標準にも
触れる時間が近頃ない
押し黙った身体を運ぶ週の積み重ねに
息を抜くこつを学んだり 忘れたり…
「今日は蒸し暑かったですね」と 振り返れば
 ....
謀をなすものにして客家にしてハッカー 青い糖衣錠に含まれる植物性成分は
パッシフローラ 40mg
セイヨウヤドリギ 10mg
カギカズラ 22.5mg
ホップ 9mg
大人は1回1〜2錠を1日2回服用します

注意書きは以下 ....
幼い歌声・・・
「さっきも聞いたッ!」とか言わないで。
ここからもっと先があるんだから。

購う過去をプレーヤーに嵌め込んで、等値してみる。
これも詩吟なんだと、引き出されてみる。
想像していたのと何か違う
熱い!
少女はまだ冷えていない!
炉から出てきてまだ間がないものな
樋をころがっている最中だものな
それとも問いか

ノスタルジーで火傷する馬鹿
程良く空いて ....
枕の下は断崖

愉しもう
どうせ夢なんだし
派閥を
離脱したんだけど

ついてきた人数
少ないんだよね

退くな俺

二周目の
青雲じゃないか
常連扱いに戸惑うも 茹で上げて
試供されたからには品評しないわけにもゆかない

まだ幟のくすんでいないラーメン屋の
一皿候補としての酒のおつまみ

淡泊な色合いだから
盛りつけの器は黒め ....
この祈りを届けよう
宇宙(そら)に輝くあの恒星(ふね)に
漆黒(やみ)に溶け込むあの巨艦(しま)に
地名を二つ、重ねたくらいの
気持ち良さ

我ながら
うまい憶測だ

朝も
帰りも
そんなふうにして
集められた名著の
遣り場に困る。
「いつか、なんて来ないんだよなあ」
解っていて
胸をつかまれていた自分の
この手は その自分のだから
廃れてしまった理論書ともども
その通りにしておく。 ....
1.風
「もう、窓なんか開けないで!」

2.林
「林クン、黙ってたんじゃ判らないんだよ。」

3.火
「えぇ!あの二人つきあってるの!?」

4.山
(ペーパーレスの話はどうなっ ....
しみついた薬の色や
ステンドグラスの窓の響き
机を隔てたくらいでは逃れようもないのだ
天意がのびていく
だがどこまでのびていくのだろう
患者(クランケ)の上へか?
それとも裁きの席へか?
 ....
朝廷の出方ひとつでは
倍増しかねない
蹶起を促すメールが
アンドロメダの青年将校に今 届く
派閥は形成できないの?
ひょっとして肝胆相照らすのもダメ?


  なに、
  抜け道は必ず
  ある。
小さな
指切り
(嘘ついたら・・・)

大人になって
いろいろ道に外れたことなんかもして
耐えきれず
机に向かうことが、ある
何か思い出しかけるのだが・・・
駄目だ

背がのびた ....
砂は運ばれてゆく
どの風にも乗って
「採光をイメージして。」
ことばを書き足していくことに
意味は、ない ときみは言った。
だがそれは本当か?

以前きみに小さめの腕時計をあげたとき
進め!進め!と念じてみせてくれたね。
 ....
ついに僕らは自分の心をしか探ることが
出来ず
冷たい雑踏をかきわけていた
少しでも前へ進みたくて人をよける僕に
きみは
遅れもせず ぴったりとついてくる
(そこからは
黒ずみはじめた僕の ....
吉岡孝次(259)
タイトル カテゴリ Point 日付
選考過程自由詩011/4/24 21:43
願い自由詩111/3/26 22:15
自由詩311/2/16 21:10
知らないことが自由詩111/2/3 20:23
ロイド・シティの冬、アイは自由詩011/1/30 20:45
何もせず僕は今日に生きる自由詩211/1/29 17:47
謝罪と懇願自由詩011/1/23 18:12
共有自由詩210/10/20 20:59
僕は眼鏡自由詩110/9/15 21:57
ママチャリライダー自由詩310/6/27 11:46
上機嫌自由詩110/6/22 20:08
照合自由詩210/6/5 21:52
抗日的発火能力者自由詩110/6/1 22:27
草の効用自由詩010/2/9 20:33
巻き戻された香港からの調べ自由詩010/1/26 21:26
オフピーク自由詩009/12/22 20:23
高い、高い、高すぎ自由詩209/12/14 22:03
二階堂フルスロットル自由詩209/11/21 19:09
腸詰自由詩209/11/8 19:05
星空の飛行船自由詩009/11/7 18:35
赤羽トンレサップ自由詩009/11/5 20:03
Satisfaction自由詩009/11/1 16:17
オフィス風林火山自由詩209/10/28 20:16
Operation自由詩309/10/25 20:34
A million leaves自由詩1*09/10/24 19:48
古参自由詩009/10/10 19:40
名前のない詩自由詩209/10/5 21:05
肉体の最後自由詩409/8/31 22:05
決心自由詩109/7/10 22:09
自由詩109/6/30 21:50

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