死なんといてえや


おってくれな
生きていかれへん


そんなん めっちゃ
かなしいわ



ああだこうだの理由やのうて

そんなん めっちゃ
かなしいわ

そんな ....
いこう
この丘をのぼったら
一面の星空みたいに、きらきら輝く町並が見下ろせるんだ



キミの手をつないでゆくよ

いこう
澄んだ夏の青は
海を宝石のように輝かせるんだ


 ....
殺したいのは、おまえだ

焼き殺したいのは、この心臓自身だ


かきむしる感情を
表すことばなどないことは知っている


生まれてこなければよかったと
何度、思ったことか 

 ....
人の描きしものをおもう

哀しみは空を翔ぶ











この雑踏を歩いてゆく

そんな、すれちがう街の空気までもが
ただ、きみを切り刻んでゆく


道 ....
ぼくのこの手に

あのあたたかい

陽だまりを拾うことができるなら


あなたのもとに持ってゆくよ




いのりが

ああ、
きこえない



キズだらけのあな ....
その花には名前はなく


道の隅に ひっそりと咲いていた





それをみつけた きみは

その花に名前をつけた




その花は、あたらしい「いのち」を与え ....
かなしいくらいに
空は青かった


夜は、
かなしいくらいに
星は綺麗だった






あぁ、 あぁ、
この一歩先へ

この一歩先へ
ゆけたなら


 ....
あいをください






ゆるしてください






こころをあらわせてください







たすけてください









 ....
のぼる陽に、いつからか
乾いて乾いて、
ぼくの精いっぱいは灰のようになっていた


ビートニクにとりつかれた黒人の青年が、
若者が、
口々にさけぶ、

「 光が 今、必要なんだ
 ....
あなたを大事に思っている人がいます


あなたを見守っている人がいます


あなたは気づいていないかもしれないけれど






半信半疑や

距離感や

 ....
ばらばらに散らばった
こころをかき集めて、


「こんなにも だよ」

って、見せるキミの手は
散りゆく破片で 血まみれで



降りそそぐ花びらは、

しきつめられて

 ....
欲したものを失うたびに
右まわり 左まわり

信じたものを見失うたびに
目がまわり ぐるりとまわり



ゆれるシーツで重ねたウソも
わかっているコトバばかりで殺してくれ

おか ....
何人目かのオンナが踊っていた


純粋だった景色も
捨てられた新聞紙のように
風に吹かれ、転げてゆく夜の雑踏

街は痛みも
嘲笑で、もて遊ぶ


ナマあたたかい酒を知り、

 ....
おまえの与えてくれる苦痛は
いつも、生ぬるい


絶望なんていう造形は
そんな光景じゃ、描写しきれやしないんだ


愛したことの罪と罰だなんて思考は
夜の帰り道じゃ、ちっぽけだ

 ....
ヒトは、かなしい生き物です

泣きたくても、
笑っていたりします



ヒトは、かなしい生き物です

思っていることと、
ちがうことをします



ヒトは、かなしい生き物で ....
紫煙のゆらぐ、香りの残響

異国の音色のたたずまい

赤と金をまといし霧の楼閣

ゆらりとまわるガラス化粧




ほとりに見える発光に

キミの越えた山々をおもう ....
このいっしゅん、いっしゅんが、

かけがえのないものだってことは 
知っている




ぼくたちが、離ればなれに
別れていくことは 
知っている



何気なく過ぎて ....
こぼれる陽の光に
ぼくらは、似てみたかった


つたい落ちる月の光に
ぼくらは、似てみたかった


つないだ手が、ぎこちないのは
歩いてきたからなんだよ。

あの頃より無器用な ....
冬の町に灯がともり
羽を休める


男たちは どこからか集まり
酒に身を許す


女たちは 寄り添い
夢を奏でるように


触れあうことさえ
視線を重ねることさえ

 ....
ありがとう

もう、だいじょうぶ


夢の中で 出会えるから







きみは 何度も
夢の中で 会いにきてくれた


その喪失感から
行き場をなくしそうになる ....
ぽつり ぽつり
うた声、響く
どこからともなく夜をなでる

ああ、
おちていた

ああ、
おちている

だれか、ここで
おとしたんだ


だれかが ここを
行っ ....
いつか  やがて、
どこかで みんな、しあわせになって

どこかで かなしみに出会ったり

どこかで 別れたり

どこかで 子どもを生んだり

どこかで ひとりになったり

どこ ....
ここに来させていただいて、
ちょうど、今日で1ヶ月になります。

なにかにすがるような想いもあったのかもしれません。

なにかに向きあおうとする意志もあったのかもしれません。

おびえな ....
あの日から、
耳鳴りが やまないんだ


いろんな場所が、
いろんなものが、
こわくなっていったんだ

その場所も、
ほんとは、そのひとつだったんだ

それでも、
なにかを ふ ....
すこしずつ、歩みつづけているんだ。


こんなふうにしてでも。








このたましいは、どこへゆくのだろう


なに者に、なるのだろう

このこころは ....
その夜は、どうも、ワル酔いをしちまったらしい。

おれが、あの後、ヘドをぶちまけていたことなんて、
おまえは知らないんだろう。


「飲み明かすなら、 つきあってやる」 なんて、

調 ....
それで ええねん


そんなふうに やさしくしてくれたりな


そんなことでも ええねん


その気がないことだとか

そんなことは ええねん


むしろ 期待することが  ....
幻想を かすかに、いだきながら、

ぼくたちは、 恋をする。




それでも、やっぱり、

現実は おそろしくて、


なにかの幻想を いだいている。




もう ....
正午を過ぎ、 電車に乗った。

静かな その車内で、腰かけていると、

ときに、いろんなものを目にすることがある。








その人は、片足がなかった。

 ....
ニュースが 今日も流れている。

イヤになることばかりが流れこんでくる。

世界は どうして、そんなふうにまわっているんだろう。


また、 弱いものから つぶされていく。

 ....
わら(70)
タイトル カテゴリ Point 日付
生きといてえな[group]自由詩14*07/8/11 0:11
1945自由詩15*07/8/7 0:01
さけべども自由詩7*07/8/2 22:05
自由詩17*07/7/26 13:10
うで自由詩23*07/7/20 12:52
自由詩27*07/7/2 16:18
しにたい[group]未詩・独白11+*07/6/3 1:16
あい未詩・独白10*07/5/25 19:20
もしも、だれかに愛されたなら未来は変わっていたかもしれない自由詩19*07/5/14 18:21
あなたへ自由詩18*07/5/5 15:35
きらきら キラキラ自由詩27*07/4/25 16:10
愛だとか、生きるだとか、自由詩14*07/4/13 13:03
しわ自由詩16*07/4/9 15:57
呼吸自由詩9*07/4/6 17:11
ヒトは、自由詩18*07/4/4 23:52
ドナドナ自由詩12*07/4/2 11:40
情景自由詩17*07/3/26 13:32
からまりながら自由詩18*07/3/12 4:44
自由詩14*07/2/28 18:47
ありがとう自由詩10*07/2/13 16:30
ワスレモノ自由詩12*07/2/12 0:48
いつか、 やがて自由詩11*07/2/1 23:02
シと ともに未詩・独白9*06/12/11 20:19
耳鳴り自由詩11*06/12/11 16:32
ゆれゆく自由詩13*06/12/8 12:58
道程自由詩5*06/12/7 18:32
せやねん自由詩27*06/12/6 15:13
カルマ自由詩11*06/12/4 12:47
静かな日自由詩11*06/12/1 13:40
ニュース自由詩6*06/11/29 15:30

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 
0.11sec.