いつまでも一緒にいようね。
割り算のやり方なんて忘れてさ。
幽霊は容易く夏を越える。
水色のゼリー、たったの一つで。
食パンは6枚切り。
君と僕と近所の鯉とで2日分。
三日月がポキッと折れた。
それは神様の前歯によって。
しじみに砂を吐かせた。
僕もそろそろ白状しないといけない。
君の事なら何でも知ってる。
お墓参りの線香を一本くすねた事も。
心の湖に硝子瓶が一つ沈んでる。
もし本当にそうなら、なぜだか僕は幸せだ。
恋に落ちてばかりじゃダメだ。
たまには、恋へと這い上がらなきゃ。
小窓にも可愛いカーテンをつけよう。
いちいち、そういう事をしよう。
目が覚めたら夏だった。
覚えのないミサンガをしていた。
願い事は誰にも言わない。
君にも、君の耳の産毛にも。
仲直りは明後日しよう。
明日じゃなくて、明後日しよう。
夜はクジラのお腹の中だ。
静かな夜ほど、多分そうなのだ。
一円玉の数だけキスしようよ。
豚の貯金箱、叩き割っちゃおうよ。
クーヘン(284)
タイトル カテゴリ Point 日付
割り算自由詩4*19/8/19 12:10
ゼリー自由詩3*19/8/18 12:15
食パン自由詩4*19/8/17 12:10
前歯自由詩1*19/8/16 12:37
しじみ自由詩9*19/8/15 12:07
線香自由詩1*19/8/14 12:29
硝子瓶自由詩8*19/8/13 3:16
自由詩0*19/8/12 13:47
小窓自由詩4*19/8/11 13:36
ミサンガ自由詩2*19/8/10 14:25
産毛自由詩3*19/8/8 13:17
仲直り自由詩1*19/8/6 19:01
自由詩3*19/8/5 22:36
一円玉自由詩2*19/8/4 20:51

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