なんで
空って青いの
しくみじゃなくて
理由が知りたいんだよ
でもそれは
なくっていいんだよ
答えは
なくていい
ぼくは考えていたい
悩みにも似ている
だからすぐ悩む
だけど ....
あなたの笑顔が
そうだな、あの異様なほどに青い空で
かき消されてしまうんじゃないかって
思うよ


記憶が
すりかえられていく
過去が
今に も
黙祷
という
防災無線の声
目をつむると
蝉の声だけがうるさく
じりじりとまるで焦げ付くように
太陽が見下ろしている

これが
平穏
というのなら
ぼくたちは幸せにならなくて ....
へえ
増えていくなあ
きみの残骸
あとになればなるほど
燃え尽きて
甘くなる
そういったものさ

水蜜桃かじって
甘い匂いを振りまいてる
あの子とはちょっと違うのさ

人生 ....
あかりがともってる
そう
ぼくの目の奥

ぼくの目の奥は
洞窟みたいになっていて
その奥のほうには
秘密基地みたいなところがある
それが脳みそと呼ばれるところで
ぼくの考えの源で ....
きみはあたまのいいひとだね
そういってとおざけているのは
ぼくのほうで
きみのそのあたまのよさを
うらやましいとおもうし
にくいし ずるいなっておもう
でもそれはとてもすてきだとおもう ....
ピーナッツバター
塗りたくって
朝がくるよ
オレンジの太陽
頬張って
目を覚ますのだ


あおい空と
あおい海
いつか
水平線がなくなって
すべて
とけてしまうのかな
 ....
{引用=

さびしがりやのきみには
花をあげよう
はにかむ顔が
ぼくはすきで
ちょっとやそっとじゃ
きらいにならないよ


だいじょうぶだと
言いきれるのは
勇気とか そんなの ....
くらいくらいくらいくらいで
浮遊できるんだ
さびしさばかりが先行する
夜はまったくの白紙で
波打つ鼓動だけを聴いている





口を開くと
言葉がこぼれ落ちて
かた ....
きみを、
やさしく殺そう
ゆっくりゆっくり
ナイフを抜いてゆくのだ


I LOVE YOU
という言葉は
何の意味ももたなかった
いいや、ちがう
ぼくが逃げていたのだ
 ....
{引用=

あのひとのなまえをよぶ
はろー はろー はろー
せつなくなるきもち
きみにもわかるかい


ちぎれそうなよるを
ぼくはいきていて
はくいきがしろくないことを
しってし ....
{引用=
いま
このしあわせを
押し花みたいにして
色褪せずに
しまっておきたい
胸の中で
いつまでも
僕を支えてほしいんだ


{引用=
しりたくもないことばかり、しってしまう。
ぼくはめをつむっていたい、ずっと。
ねむっていれば、いつか、かみさまがむかえにくるんじゃないか。
そんなきがするんだ。
でもそれはきっと、 ....
{引用=
あの子の言うこと全部が
でたらめだったらいい
そうしたら
僕のこと半分くらい
信じられそうさ


{引用=
僕の寂しさがつれてくるのは一体誰なんだろう

いくつもの星がまたたいて
名前も知らない夜がひろがってゆく

なにかに、つながっている糸を引いた

君を探しながら、


 ....
{引用=
あのこは
おいしいとこだけ
奪ったね

ドーナツの
半分かかった
チョコレート
みたいな感じさ

ぼくが好きだって
知ってての
ことだったんだろうか
なあんて

 ....
夕立は、ぼくのことなんか忘れてる。
低い声で、かみなりが鳴いている。
さっきまで明るかった空が、とたんに表情を変えた。
なんだろう、よくない雰囲気がする。
まなざしが暗い、落ち込んでしまっ ....
いつもよりかなしい
なにもかわらないのに
いつもよりかなしい
なみだすらでないのに
いつもよりかなしい
だからどうってことないけど
いつもよりかなしい



きょうがきょう ....
いつの間にか
消えてしまった
あの子はいま、どこにいて
何をしてるだろう
あの頃好きだと言っていた
あの人のこと、今でも好きかな

季節はループして
いまは七月
戻らない時計は
 ....
{引用=(きこえる)}


プールへ出掛ける
こどもたちの声
真っ黒になって
かえってくる



ノートには
書きかけの小説
風に吹かれて
めくられていく
白い ....
羽化していく
心が
闇に吸い込まれて
音もなく
消える


不在証明
書き殴り捨てた
手錠したままで
りんごの皮を剥いた



{引用=(I'm not here) ....
手の甲に浮き出ている静脈に
あなたを感じる

やさしさ とか
そんな言葉では拭えない

かたちにならない気持ちを
ああ
ぼくら、描写してゆくんだ


{引用=(((かなしみに ....
言葉をゆらす
声ふるわせて
aa,ああ
きみに伝えたいこと
あったのに、なかった


約束は
ポケットの中
入れたまんま
洗濯機の中
ぐるぐる回って
とけた


 ....
さよならより速く
季節が訪れたら
離ればなれになんか
ならなかったかもしれない

さよならより速く
奇跡が訪れたら
僕は君について
涙を流すことはなかったのに

さよならより速 ....
星が消滅するのは
とてもはやくて
とてもとおくて
とてもゆっくりにみえた

ぼくたちは
死にゆく生き物です
だから
いまここで
おもいっきり
深呼吸をしたい

まばたきをし ....
ぼくはそう、
そのまんまでいるから
きみもそう、
そのまんまでいいのさ


そのなみだが
いつか希望に変わって
生きることにつながれば
いいなあと思うんだよ


きみには
 ....
だれかがしんだとき
おわるなにかがある
こころのなかにぽっかりとあく
あなたのスペースは
なににもかえられない
たいせつな、たいせつなものです

いなくなったのに
いなくなったきが ....
{引用=
きみのうたううたがすきだった
なまえもしらないうた、
ぼくのむねをかきたてる
きみのうたはそう、
だれのものでもないやつだった
いつもなんのまえぶれもなく、
はじまるのだった
 ....
{引用=
きみはおとなだな
ぼくのもたない目をもってる
すこし、うらやましくて、くやしい
なんだよ、おとな、なんて
いいことなんか、ないよ

サードアイは、泣かないんだって
決して涙を ....
{引用=
ねむいねむいねむい!
は じ け と ぶ
すいま! スイミングして
まくらなげしてる あいつらにげきとつ!
あくびしてあくびしてあくびして
ああたいくつ!
あなたいくつ?
A ....
ゆうと(418)
タイトル カテゴリ Point 日付
空が青いこと自由詩6*08/8/21 12:38
ドレミファ、ソラ、シ自由詩1*08/8/21 12:28
終戦の日自由詩1*08/8/15 12:09
きみの残骸自由詩2*08/8/14 11:59
ぼくの目の奥自由詩2*08/8/14 0:26
百点より価値のある零点自由詩1*08/8/14 0:11
曲がりくねった道の先自由詩0*08/8/13 9:48
星座自由詩2*08/7/23 12:52
浮遊する言葉自由詩1*08/7/22 23:27
君を忘れる自由詩5*08/7/22 13:25
ただのきれはし自由詩10*08/7/19 0:30
額縁自由詩3*08/7/17 0:35
あの、白いページ自由詩2*08/7/16 16:07
嘘と半分自由詩3*08/7/16 15:59
自由詩2*08/7/15 22:24
おいしいところ自由詩2*08/7/15 0:54
創書日和「音」 夕立[group]自由詩2*08/7/12 15:18
ああ、よるがいつもよりまぶしい自由詩1*08/7/9 23:47
モバイルワールド自由詩3*08/7/7 15:16
さんざめく、夏自由詩4*08/7/5 20:43
I'm not here自由詩2*08/7/3 0:37
かぎりなくブルー自由詩1*08/7/1 23:16
文庫本自由詩3*08/6/30 1:03
さよならより速く自由詩2*08/6/29 11:38
星命自由詩5*08/6/28 21:00
一歩進んで二歩下がってもまた三歩進めばいいのさ自由詩1*08/6/25 13:22
Cui Cui自由詩1*08/6/24 0:08
狂想曲自由詩2*08/6/19 10:28
きみのサードアイ自由詩3*08/6/17 23:17
I'm sleepy!自由詩0*08/6/17 21:52

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