崖下の細道と市境を流れる川に挟まれた廃寺に隣接する三角形の土地は雑木林で、夏の間は気が付かなかったが、樹々の葉が落ち始めた最近、それらの幹それぞれに、なにやら薄茶色の掛け軸が揺れている。数 ....
 
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; ....
 
出會い飽く草木

やあ、ターナーの{ルビ霧月=Brumaire}よ





光の馬鈴薯

ジャイナの戒め

肉揉まれ 窒素を厭う



校正の{ルビ時化者達= ....
          l'impromptu

大地に 身を横たえ る

ので はなく

大地 になる のだ


大地の 姿で

空 を飛ぶ


どう だ

素晴 らしい ....
 
匣 猫佐   Necoské Xhako

肉袋 義眼   Guigan Nyqbucro

處理場 ヨウコ   Yoko Shoriba

 ★

深川 ナイフ   Knife ....
 板 

 Lucky 

 汽車か 

 槿

 異質な{ルビ唐草=arabesque}の生活だ

「性」を「筍」にする

 屏風加減見て 零時に

 禍々しい!

 ....
 
 わたしは歷然と包丁が下手

 わたしが思う鑄鐵の衝立

 野犬の方法が良いとわかった

 跳梁しない限り それは業師の破戒だ


 奔放な滿月なら

 先方の愛猫に禁じな ....
          la nature morte



鎧を纏った瘦躯は血と灰である

空は 領土の{ルビ虛構=fiction}だった 


尻尾がある敎師による

卽興のハ ....
 
自由 一種の虛榮

ピロティの狂氣

左利きは可視性を證明する

永遠は變化する 鹽辛く



パーティーが祕匿する有罪

のどの渇きが現實を挑發する



夜は ....
 
| | - > | | O ´ / 川 ラ ? ⎿ @ 手



雨 季

内 科

納 豆 表

炭 泥 菅

? 2 cutter

野 出



 ....
          l'impromptu


ミシンが欲しい

手紙や日記を書くように

一点もののシャツを縫いたい
 
 
 
          effacé une fois,
          et posté encore

マイニチマイニチ

コウジョウハ

セイサンシマス

サギョウインサンガ ....
 
アイロンの蒸氣

靑い縱縞のシャツ

椅子



煙突

カーテン

街燈



既知の海

最後の貨物列車

室内を橫斷する紅茶の湯氣

地圖
 ....
 
第一楽章 (/交響曲第四番 六月、一九八七年、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団演奏、レナード・バーンスタイン指揮、グスタフ・マーラー作曲 ) は、あなたに聴取されており、また、あなたを背 ....
 
イクシ カクシ

タイカトゥントゥリ

コルメ ネリヤ

タイカトゥントゥリ


パレンケ パラチンケ

パレンケ パラチンケ

パレンケ イスト ダー

パラチン ....
 
          révisé et réaffiché



 極夜の{ルビ惑星=ほし}

 地を這う花々

 争う蝶たち



 眠る海

 砂丘の{ルビ焚書= ....
 
 
? × ラ 々 Z

I D ラ 木 流

多 川 リ △ ∩ ⊃ 也

2 夏 3 圖

木 乃 伊

亞 儒

2 ヶ







1  ....
  
  
 Ô p λ p y / 2 λ n 8 λ a y

 + 0 y / 2 λ g p λ j a ^ a

 y + | g a y j 0 t a j g ⊃ a ж ....
  
 海彦 山彦

 エウレカ ヤ・チャイカ

 カチョペペ カリモチョ

 カネロニ ピエロギ


 カラント コリント

 ガレリア ガリラヤ

 クヴァルク ピラル ....
   
非電離のメタの花買う身は塵芥

弟子借りるよ

瞬け 


身は坂の無いゲル賣り場

齒科より菓子と 

棒抱いて區別


死にたい ・・

スリープやテープ ....
  
( 無數の ) ピンホールの光 銀色

 賭け

 鳩は騎士道か 

 骨の樹々 行爲

 野に裁判

 二重處女 

 螺鈿 池は深い穴

 焦る猫 モナカ叶い ....
  
 國


「 {ルビ飮食客=eater} 憩う 」

 と {ルビ乙女=girl}


 野では

「 名 」 云い



 ただ當意

 毒


「 死 ....
          un pastiche par moi-même


風がはしゃいでいる

カーテンが踊っている

鏡は立って居眠りしている

コントラバスは酔いつぶれている
 ....
 
 損な子

「 遠い 」 ったって 胴を擦れ

 {ルビ買収=buying}だ


 {ルビ働く者=worker}

 {ルビ走る者=runner}

 無理由な夜 猛威
 ....
          l'impromptu, révisé un peu


本日の紅茶が美味くない訳は

議論がつまずいた為である

ぼくたちは相変わらず

オトナになれない

 ....
          l'impromptu


 荒れ野に

 深緑色のアップライトピアノが独り

 雨を浴びている



 仔象が

「 葉っぱあげる 」



「 ....
敢えて云う ドキドキワナワナ ヴァンドーム

ときめいて 仏の顔も 鰓呼吸

黄昏に エクトプラズム トリスタン

決意する ギロチン問答 眼からビーム

うつむいて 驢馬語囁く スト ....
          l'impromptu


殴る拳をキノコに

罵声を鈴虫の声に

出会う人々すべてから戦意を奪い

あまねく老若男女に和みをもたらし

あらゆる争いを無化し ....
 
医師と口論したので病室にいるのが嫌になった

リネン室に忍び込む

誰かが寝起きしている形跡があった

やむなく 病院を出ることにした

二階の小田急線直通の改札口からホームに降 ....
 
引き出し一杯の書かれなかった手紙を捨てる

行かなかった旅を思い出す

遠く

わたしが居なかった広場で

出会いそびれた友たちが手を振っている
 
 
 
墨晶(229)
タイトル カテゴリ Point 日付
幸福とは自由詩2*19/11/19 4:25
CLICK ![group]自由詩3*19/11/9 20:28
屏風[group]自由詩2*19/11/7 5:42
sleep自由詩1*19/10/27 23:47
群像[group]自由詩2*19/10/22 11:42
童子[group]自由詩019/10/21 0:18
旅愁[group]自由詩019/10/20 0:40
物體靈[group]自由詩019/9/28 8:38
静物[group]自由詩019/9/24 23:11
風景[group]自由詩2*19/9/24 2:50
シャツ[group]自由詩2*19/9/21 11:35
ヨウセイサン自由詩2*19/9/19 20:41
nocturnal thoughts自由詩0*19/9/14 6:02
日記、手紙のように、ではなく、自由詩0*19/9/10 21:09
祈祷[group]自由詩019/9/7 6:30
旅行紀自由詩4*19/8/26 23:01
[group]自由詩1*19/8/25 17:41
l'été, à quelqu'un,[group]自由詩1*19/8/11 3:14
Limbo[group]自由詩2*19/8/8 2:17
遊牧[group]自由詩019/7/31 3:55
象の眼自由詩1*19/7/27 18:33
[group]自由詩019/7/13 5:40
go go[group]自由詩4*19/7/9 4:40
Luise[group]自由詩019/7/2 19:50
10:38, cloudy,[group]自由詩6*19/6/27 20:22
we are,[group]自由詩3*19/6/9 8:40
Cyborg[group]川柳1*19/6/2 20:45
messiah[group]自由詩2*19/5/26 9:54
新宿三丁目北里大学病院自由詩6*19/5/20 23:50
hologram[group]自由詩2*19/5/15 20:25

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 
0.1sec.