圓筒は機關車である

接着劑は不落の白椿

問いは 朽ちた月への渡航

催眠と賢智の循環は{ルビ關係=liaison}だった

七日閒 眼中に金環の罠

この{ルビ音=響}  ....
浴室

日記は{ルビ馬鹿氣ている=s i l l y}

{ルビ臺地=plateaux}

眠りは輪廻

{ルビ地上=on the earth}

現實か?

醉う賭博師の 「 ....
 
 七ヵ/{ルビ = レ}

 {ルビx=kha}

 是、

 {ルビ眼=yeux} {ルビ灰=gris}繰る

 + tz



 {ルビ睡蓮=セイレーン} 啼く
 ....
 
{ルビDo sit 'em all=全員を着席させなさい}

{ルビWhat a sea !=何と云う海だ!}

{ルビTouch it=それに触りなさい}

{ルビWord &q ....
 
{ルビ針=Needle}

{ルビ厚布=Thick cloth}

{ルビ鮭=Salmon}め・・

{ルビ馬鼻=Horse's nose}

{ルビ塀噛む音=Sound of  ....
  
 その話は終わりだ

 あれが

 雷だったのか

 烏賊寿司だったのか

 三日月だったのか

 など





「 モー 」 と、

 午
 
 
 おお、{ルビ苦惱=annoy}

 {ルビ琴=harp}、花にも{ルビ瓦=terra cotta }

 内弟子用

 讓渡した{ルビ血液=sang}はおろか

( 天惠の ) ....
 
 
 根拠の雉鳩色は空の濁りである。蓋し、悲しみはわたしの本日なのだ。
 屋台が引き寄せる天命の片隅で、ホットドッグは寂寞の内的公園であると同時に、云うまでもないが、珈琲のアナロジーは肉片を ....
 
根生姜を購入した

なかなかたくましい少年であるが

根生姜ゆえに 品行方正とは云い難い

連れて帰り早速 全身を湯で洗ってやり

{ルビ笊=ざる}の上にキッチンペーパーを二枚を ....
 
 山が二つあり こちらの山に対面するのもう一つの山のふもとの一軒の平屋の屋根の上で独り 舞踏を行っているのがわたしである
 それをこちら側で見ているのが一卵性双生児の兄妹である
 わたしから ....
 
 {ルビ體育=gymnastique}「 2 」だと、

 {ルビ手=main}もやるせない

 {ルビお面=masque}かぶって

 御禮に( 參上 )

( 幾許かの ){ ....
/ 5 h g P a 5 a y + L j 0 t

w 0 p a j 0 Q 8 ! Q G 8 u ! p | 0 Y w , !

Ô P H P Y

p a 5 ! ^ a ....
                    掌篇 
 
 わたしが「ソボ」と呼んでいたそのひとは、天気の良い日は大概、オクザシキのエンガワで、かたわらの茶托に乗った蓋付きの茶碗、膝の上の白猫とともに、 ....
 
{ルビ裸の府=la préfecture nue}{ルビと=&}{ルビ蔦少年=Ivy boy}



おまえの「 {ルビ反=anti}・落椿 」 

{ルビ祕密の店舖=magasi ....
 
A spring in which nobody is.

In the town,

sun rises alone and sets.


When noticing of,
 ....
          un pastiche, encore


きみが書く手紙の文字は読もうとすると揮発してしまう

ありきたりの半島とありふれた海峡

街を寸断する運河や暗渠 について ....
          Ballet d'Homoncule



 黃色い誤謬は牧場 卵形の奇景

 不死者の猿 增加する尻尾は振動である

 屋臺に轉移した天使

 その指數はステ ....
導かれることを望まない答え

頁をめくられることを望まない書物

人生を望まない子供

見られることを望まない夢

如何なる声さえ聞くことを望まない耳

捕らえられることを望まない ....
世界を旅している気分だった

しかし、いつの間にか

誰かの{ルビ冥=くら}いこころと つながっていた
{引用=
Das macht,es hat die Nachtigall
Die ganze Nacht gesungen;

Theodor Storm}


Heard the we ....
A cat who doesn't submit to anything

is crying in my belly

Having vodka in a dirty glass

th ....
今の今迄一緒に居たような気がするが

もう面影が思い出せない

誰だったのか

そんな風にして何と無く

かなしいようなやさしいような

記憶にならなかった経験の

ふわふわし ....
のがしたくない つかまえて しまっておきたい

ひかりのはいらない はこのなかへ

ときどき ふたをあけて みて たのしむのさ

きにいったものを あつめ

とくべつなやつにだけ みせ ....
                    掌篇
 
 程なく、真夜中だった。
「ねえ 寺院の{ルビ鐘=クロッシュ}が こんな遅くに」
「蜂起だ 外は危険だ」
「みんなどこへ行こうとしてるのかし ....
 胃空間  Stomach Space

 異色銃  Peculiar Gun

 意図御菓子  Intentional Snacks

 イッヒ 壜  Ich Bottle

 鰮水 ....
 
遠く

豫豫 ハインリッヒ

アタ粉的エトヴァス

椅子になる

蝦蟇老いて

誰よりも

さかしま

還らない ( 元には )

+2

整理日記說に似る日 ....
 
 
 職人に任せっきりなもんで 

 今までオレも多くの事を云える立場じゃなかったんだけどー

 と云って 放ったらかしにする訳にもいかぬ

 いかぬ ワケなのヨ

 つり合っ ....
 
「 ここはあたしたちがみつけたばしょだから

  あんたどっかべつのところでおべんとうたべなさいよ 」

 と云われた女の子は

 ひとり 歩いて歩いて

 森をぬけ

 イ ....
{引用=  夜になると訪ねてくるものがある 尾形亀之助}


それは聞いたことのある話だ

よくある事なのだろう



 赤い毛布に{ルビ包=くる}んだ身体を横たえ

 {ルビ泥 ....
 
 
崖下の細道と市境を流れる川に挟まれた廃寺に隣接する三角形の土地は雑木林で、夏の間は気が付かなかったが、樹々の葉が落ち始めた最近、それらの幹それぞれに、なにやら薄茶色の掛け軸が揺れている。数 ....
墨晶(228)
タイトル カテゴリ Point 日付
小胖弟自由詩0*20/6/22 14:08
月下[group]自由詩020/6/21 14:03
夏至[group]自由詩2*20/6/12 20:52
[group]自由詩1*20/6/5 20:29
遺影[group]自由詩0*20/6/4 19:22
胃 -l'estomac-[group]自由詩2*20/6/2 20:36
Survivor自由詩2*20/5/23 20:37
挨拶、あるいは悪文修行時代[group]自由詩3*20/5/17 18:07
Ginger and I自由詩3*20/5/5 13:54
d'or自由詩2*20/5/4 9:21
ビニールカーテン[group]自由詩020/4/28 19:29
Die Humoreske[group]自由詩1*20/4/28 4:57
午睡散文(批評 ...2*20/4/19 1:27
Sylvie et Sylvius[group]自由詩4*20/4/12 5:23
Silencer自由詩020/4/5 5:54
今日、明日自由詩2*20/3/25 23:29
ホムンクルスバレエ[group]自由詩020/3/21 7:09
Wish自由詩3*20/3/14 5:11
Cave[group]自由詩2*20/3/2 19:10
Nightingale自由詩020/2/8 10:44
Dawn Cats自由詩020/2/4 3:31
Der Traum[group]自由詩3*20/1/27 19:25
箱職人自由詩1*20/1/25 10:31
憎悪に似た朝散文(批評 ...1*20/1/21 4:03
亜空間[group]自由詩1*20/1/1 23:12
Organ[group]自由詩019/12/31 8:46
( 窓 )自由詩2*19/12/14 12:05
journey自由詩2*19/11/24 5:02
Nosferatu自由詩4*19/11/20 21:41
幸福とは自由詩2*19/11/19 4:25

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