朝は夢のお告げとともにやってきた。
都市のあらゆる時間の色を濃縮して色鉛筆を
つくり、その色鉛筆をもって描け。この目が
見るものすべてを丁寧にえがきつくすことで
立ち上がる都市。今この場所で、 ....
日の出までもうまもなくの午前四時キタクシュッキン行き会う路地
かえれないとかえらないとはちがうはずきみの声はおぼえたカラス
さよならをくださいって言ったのは寺山君です時計はやめる
涙 ....
にしむくさむらい様にはいつもおせワになっておりマイムマイムを
爪みたいな思案顔みたいな瓜の字のまんなかはムと覚える
オクラホマミキサーの手をつないだら離さないって言ってなかった?
割 ....
死んだはずの妻が、腐敗した体をひきずって襲ってくる!
暗黒の密室地下を舞台にしたゾンビストーリー!
・・・古事記。
カミングスーン明和電機の社長が奈良でのワークショップ
を終えてつぶや ....
チチハ、
釣り用のベストと自作の竹竿とともに燃されたからきっと今も釣りをして遊んでいるので手向けるならば蚊取り線香だろうかナツノ、
炎天下に何度も自転車で往復した海岸沿いの道を私たちは ....
やっぱーあたしてきにはさいこーだったって
ゆーかァいえでてすぐこくみんのけんりって
のこうししてェりょうごくでかにえうえすと
みたいななまえのおとこのろうどくきいてェ
あぎょうのおっさんふたり ....
もうどこにも行けない状態だからとか
昔見たあの光景をもう一度見たいからとか
求める側には少しばかり切ない理由がありそうで
でもたぶん
作り手側にはそんな理由なんかなくて
自然を再現するなら海 ....
《xの証言》
至近距離で放つ放たれ
る言葉は殺傷能力が高
過ぎるので厳しく禁ず
るべきだと言ってみる
言ってみないとならな
いなんて定まる定めら
れた方法論は捨ててし
まえこれはな ....
ヨワナよわない梅酒だソーダのイワナ岩ない河原だそうだのワナビー罠ピー四駆スカンク最後っ屁ならぬサイコップからのCQしーきゅー月の廻りのリズムプリズムポリリズム変わる川上から川下へアーユーフロムエンドシ ....
とじているかんじ
ひらいてるこれは
とじてないだけど
さまーざまあみろ
たからがないから
たからないからだ
もちぐされないし
さまーざまーみて
つづられるかんじ
とじられるさっし
....
ひやしたシロクマひやかしたクマ
猫なで声で尾を振るパンダ
日に焼けたプシュケー
それは友人の個展のタイトルで
もう四カ月も連絡してないなって
来月には
連絡します
連絡網に
ア ....
そんなこと考える締切のある日にはスマホ握りしめて目の焦点が合っていないんだから何か考え事してるでしょって言われたりするんだ耳元でボーボーと言った人はもうここにいないけれど偲ぶ会なんてのは若くして去った ....
その下に何があるのか知るのが怖いので、ずっとそのままにしている波うつ灰色のカーペットには前の住人の、そのまた前の住人の足跡なんかが見えないけれど無数に残っていて、運び込んだばかりの段ボールの真ん中で、 ....
走り出す馬たちのキラキラ光る筋肉
紙切れ一枚に夢を託す人々の歓声
シートの上でピクニックな彼女
空の青と芝の緑と柵と膝の白
一直線になる馬たちの鼻先
勝負は大画面のコマ送り
勝利がもた ....
「昨日のお休みには何をされましたか」
「地下道の柱に串刺されたしらすのキャラクターの
インパクトから紙媒体を離れつつある広告について
思うところを喋っていました一人で」
「それは誰もいなかった ....
ロ
ボ
キ
ミ
壊れちゃっ
天と地
なくなっちゃっ
テツのかた
まりにし
てんとてん
けとばした
上と下
なら ....
田崎さんちの某を思い起こすよな色彩について
論じる気はなくて詩ができること考えるの明日
面倒なことは全部ぜんぶ明後日に先送り出して
三、五メートル巻尺オレンジの帰還を待つだけ
行ったり来たり渋 ....
お
湯
を
そ
そ
い
で
待
つ
間
カ
ッ
プ
麺
っ
て
は
じ
め
て
食
べ
る
わ
あ
っ
て
言
っ
て
み
る
え
え ....
これは植物由来成分配合弱酸性無香料で敏感
肌にも赤ちゃんの肌にも使える人にやさしい
化粧品ですとうたわれたりおどらされたりし
ているあいだにシアバター・ワセリン配合に
シアワセを見つけたりする ....
しびれるるられるしびられる今宵
えるあえるあえらるるきみの吐息
ながさるるられるさられれる背中
まるまれる稀にあたしはオワナイ
ながれれるられるさらわれる素足
いえられるいえるさよならの呼吸 ....
だまっててねこのひだまりにコネコたまる
ことにこにことわらうのにうんといわない
きみはすこしうそつきでオオカミなボーイ
てのひらにひらとのっかるほどのしあわせ
あたしにちょうどいいきみにち ....
春
は
三
人
の
日
だとすれば
わたしたち
春になると
ぶんれつし
音がすれば
せきを ....
たしか八年前には溶かしてたチョコレイトも
甘過ぎるからちょっとね
ね、って言われて
それからやめたんだ手料理は
わたしが溶かすのはインスタントコーヒーと
一人で過ごす部屋のため息
なん ....
きょう6じまでにかえられないから
おかあさんにはしかられます
しかいえないこのくちいえないきずぐち
くちないかいだんくちなしのかだんに
おくちはないんですか〜
さっきからずっとだまったまま
....
とんち=を
きかせる気化せる音の
訪う扉にビラ貼りませ夜
おにがそとならふくがうち
幕の内なら俵に握れ
にぎりめしなら胡麻ふりかけて
飯ませ冷ませ 鬼の居ぬ間に
金棒金網金物問屋の
....
鬼の豆くださいなって鬼の居ぬ間に入りません鬼炒豆ン
タクラマカン砂漠さばくとサクサクと企まん骨は砂になる
万歩計時計家計を外したら系図正しきくすり、でござる
あなた笑っていなさいって言ったっけし ....
今日はホテルに缶詰めぐらい言葉が雨注
今時の若者は缶切りつかえないって宇宙
今夜はご馳走だからみんな帰ってよ雨中
今更聞けない最期の言葉はかなたに宇宙
今ホームランみたい解放され右中(間)
....
これがタクラマカン砂漠ならいくらでも書けたんだけどキリマンジャロには縁もゆかりもないからどこを見たってラクダさえいない一粒の砂さえない冴えない顔の私の身もフタもなさといったらまーいおーまーいわったわん ....
はじめからはじっこにいるまりさんをあなたはしっているのいないし
はしってるきいろいしゃりょうじあまりがうつすまどにうつりこむき、み
つりこまれはなし ....
くるしゅうないちこうよれと
太鼓腹のクルシミマス
赤服を裏返せば
七福Zineリバーシブル
宝船はリバー渋る
Oh! うなばら漕ぎいだした
大後悔あれもこれも
取り込んで八百万の
片づ ....
こうだたけみ
(312)
タイトル
カテゴリ
Point
日付
透明で情緒的な朝の栞、-0.5度、そしてあなたは何がしたいの ...
自由詩
2*
16/8/18 0:09
始発と交わる地平線/即興ゴルコンダ(仮)投稿
短歌
5*
16/7/26 23:53
西瓜/即興ゴルコンダ(仮)投稿
短歌
3*
16/7/24 14:18
ゾンビの日光浴/即興ゴルコンダ(仮)投稿
自由詩
3*
16/7/18 13:54
センコウ/即興ゴルコンダ(仮)対象外
自由詩
1*
16/7/15 21:42
すてきなてきに/即興ゴルコンダ(仮)投稿
自由詩
0*
16/7/11 16:25
VR海岸/即興ゴルコンダ(仮)投稿
自由詩
5*
16/7/5 19:28
禁詩法/即興ゴルコンダ(仮)投稿
自由詩
6*
16/6/24 19:54
イワナ アユ/即興ゴルコンダ(仮)投稿
自由詩
1*
16/6/20 17:22
初夏のある日/即興ゴルコンダ(仮)投稿
自由詩
2*
16/6/6 22:41
ひやけしたシロクマ/即興ゴルコンダ(仮)投稿
自由詩
0*
16/5/22 15:48
まだ明るい、夕暮れに間に合えば/即興ゴルコンダ(仮)投稿
自由詩
1*
16/5/17 13:15
波うつカーペット/即興ゴルコンダ(仮)投稿
自由詩
2*
16/5/13 20:33
ファンファーレを鳴らす人のために/即興ゴルコンダ(仮)時間外
自由詩
1*
16/5/11 19:22
こうしてとじるみずしらすの領分」/即興ゴルコンダ(仮)投稿
自由詩
3*
16/5/7 20:20
ロボ/即興ゴルコンダ(仮)時間外
自由詩
1*
16/4/30 23:49
色彩論/即興ゴルコンダ(仮)投稿
自由詩
2*
16/4/11 22:42
カップの底に貼りついた焼豚よりペラい三分間/即興ゴルコンダ( ...
自由詩
5*
16/4/1 22:43
歌ったり踊ったりしているあいだに/即興ゴルコンダ(仮)投稿
自由詩
5*
16/3/27 17:27
しびれるる/即興ゴルコンダ(仮)投稿
自由詩
1*
16/3/7 19:33
ひだまりだまりねこねころがり/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外
自由詩
3*
16/2/23 22:01
春が立ちあがる音/即興ゴルコンダ(仮)投稿
自由詩
3*
16/2/19 13:10
きみを溶かしたら、たぶん空色になると思う。/即興ゴルコンダ( ...
自由詩
6*
16/2/16 20:55
かえられないからかえれない/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外
自由詩
1*
16/2/7 15:50
を/即興ゴルコンダ(仮)投稿
自由詩
5*
16/2/3 12:48
鬼の豆ください/即興ゴルコンダ(仮)時間外
短歌
3*
16/1/29 21:06
宇宙の缶詰/即興ゴルコンダ(仮)投稿
自由詩
2*
16/1/26 13:00
キリマンジャロの雪/即興ゴルコンダ(仮)投稿
自由詩
6*
16/1/15 20:41
はじまりのはじまり/即興ゴルコンダ(仮)
短歌
4*
16/1/8 23:06
よきかな、よきかな、迎春に添えて、/即興ゴルコンダ(仮)投稿 ...
自由詩
6*
15/12/28 23:01
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