まな板の上で
かつて
生命を有していた
魚が微笑う

深い海の記憶が
プチプチとした卵のかたちをして
銀色に膨らんでいる

今にもビッグバンを起こして
マリンブルーの
星の卵が
膨張しはじめる気配

 ....
止まっていた

ヤバいと感じたら体が動かなくなり始める

なにやら哀しみがやってきたらしいです
わだかまるばかりの卑しい心根はすてましょう
前があるならそっちへ
愛があるならそれなりに
 ....
笑え笑え笑え
微笑みの礼賛の国
張り付いた仮面が笑う

奈落の底は目と鼻の先にあって君を罠に誘うだろう

きっとよそよそしい仕草の日常は瞬時に倒壊し必要最小限の感受性を規定する

えぐ ....
梅昆布茶(1023)
タイトル カテゴリ Point 日付
魚が怖い訳自由詩711/7/30 8:49
夜のコンサート自由詩111/6/5 4:37
微笑みの国自由詩311/3/19 22:39

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