題名だけのスレhttp://po-m.com/forum/threadshow.php?did=233853に投稿された題名に詩をつけるスレです。

・ 即興的に書いて、本スレに直接投下
・ じ ....
1

月のことばかり考えていた 
陰り 
輝き
欠け
また満ちる

美しいことばかり考えていた
核兵器が
あなたの後ろで
沈黙している

2

停滞とは相容れない
新し ....
我々は
凍えることに慣れてゆく
雪は稲妻

従えて

残り火に薪を贈り
空になった手にまた稲妻が疾走る
昔から言われているように
運命の糸は赤い

祈ることでしか巻くことのでき ....
数分で血が固まり数日で閉じてしまうぐらいの浅い傷を身体に並べて、君は梯子を架ける。だけど君は横になっているので、それは線路にしか見えない。それから俺は、機関車トーマスのおもちゃを用意していなかったこと .... おっぱいパブには出口が無い
おっぱいを揉むという行為に夢中になれる時間はとても短い

以下は早めに終わってしまったために持て余した時間を利用したインタビューです

この仕事以外に何かしてるの ....
春を探しに行けと命じて
一羽の文鳥を窓から離した

窓の外で冬は
ただ美しいというだけで凍えていた

季節に巡り会うことに馴れた土地では
ただ美しいというだけで

文鳥は春を見つけた ....
草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀

はじめに言っておくとこれはキックだ
蹴っ飛ばすことによって動き出す情報の速度を示すための準備だ
テーブルをまわす動作が洗練されていく中華料理店のための ....
十億年先は間違いなく未来だ
十秒先も

十光年先は間違いなく未来だ
十ミリ先も 

間違いなく
光は届く
例え
千を千乗した先の
未来や
暗闇にも
光を放つ
星やそれよりも小 ....
春は唐突に、桜のことを思い出させる。
夏は積乱雲を、
秋は紅葉を、
冬には静電気を、

思い出さない。

それらのことを、別の季節には。
桜の並木道を抜け、
日差しを雲がさえぎり、
 ....
高戸橋から江戸川橋の間
神田川は桜に抱かれている

護岸に並んだ二百数十本の幹から
幾千の枝が
それらの枝はその幹の根よりも低く
深く
川面を抱きしめる

ビルとビルに挟まれた都心の ....
拭っても拭っても血が止まらない。ただティッシュを赤黒く染めていくだけで、何かほかにやりようがないかと思い、その血で化粧することを思いつくが、部屋には鏡がなく、窓ガラスに映して見ようかと振り向くと窓 .... 代表戦となればそれがワールドカップだろうが親善試合だろうが街は青いユニホームを着た日本人で溢れかえる。サムライブルー。ジャパニーズオンリー。胸には八咫烏。我等をヤマトへと導きたまえ。

居酒屋もパ ....
見上げれば星は疎らで
物語はみな綻び
我々を慰めも
導きもしない

見渡せばネオンは
星に取って代わろうとする
真っ暗な夜もあったんだ
その時星を探しはしなかったけど

我々の手に ....
半旗を翻す火曜日の午後
誠意を見せたいのではなく
誠意を隠したい

高層ビルの切り立った角に視線を走らせると
やがて雲ひとつ無い青空に至る
一般的には青として知られるその色を
疑うことに ....
冬の間はずっと裸なので誰の目にも留まらない

俺が覚えているのは今日よりも明日のことだ

可能性が萌え
可能性が生い茂る
明日のことだ

今は裸でいる
冬だから
はだか

冬は ....
もう一度あえたらいいなと思う
僕たちは日だまりのなかのベンチに座って
何もしゃべらない
言葉はすでに失われてしまった
もうすぐ思考も
輪郭も失ってしまう
だからもう一度あえたらいいなと思う ....
もうすぐ明かりが消えようとしている
後に残されるのは、冷たい輪郭、電灯の

もうすぐ明かりが消えようとしている
後に残されるのは、凍える肌、我々の

もうすぐ明かりが消えようとして ....
すべての、そもそもの始りは夢だった

今でも夢は続いていて

夢だった(原始、夢はなんと呼ばれていただろう、最初の人々に、最初の言葉で)

もう、失われてしまった神話の
もう、忘れられた ....
カテゴリ違いの方向
カテゴリイって言うとまた別の状況
を、起点として加速するタービンとコイル
原子力発電所が叫ぶマイナス感情
太陽に向かって届けこの放射能
観測史上最大が日々更新されていく現 ....
とおくからバスがやってくる
        まっすぐなみち
            ひたむきに

とおくからバスがやってくる
        あめ色のひかり
            にじま ....
不在を証明せよ、
と、
書きなぐられた、
黒板が、反響する、チャイム、
放課後の静けさ、誰もいない、教室の大気、
歪な、掃除要具入れの、造形美、
フローリングの線に沿って、並んだ机達が、
 ....
コーヒーとクッキーとタバコの三者択一をせまられて、
それらの選択肢の詳細を明示されない。

コーヒーはドリップなのかエスプレッソなのか、
クッキーはバターをつかっているのかいないのか、
タバ ....
一日のうちで一番好きな空はいつですか
それはどの季節の
どの場所で
どちらの方角ですか
天気は良いのか、悪いのか

でも

本当は
天気に良いも悪いも無くて
雲が多かったり
雨が ....


僕たちは毎日穴を掘る
いつか
自分自身を
埋葬するための

君のその穴は
十分な深さか
君自身を
埋葬するために

その穴を埋めるのは
我々の仕事だ
君を
埋葬する ....
温かい営みの後で
身体が小刻みに震えていて
心を引き離そうとする
宙吊りにされたロマンティックな機械が
風ではない力によって
ゆらゆらと揺れている
もう時間が来たのだと
その時に思う
 ....
牡牛座と双子座の間に生まれた
境界線を
漂う
定めを持って

牡牛座の子供たちと
双子座の子供たちの間で
戦争が起きて

俺の右手首の
歪なためらい傷が
二つを区別する
国境に ....
僕はそこに居た
夜が明ける前
朝はまだ遠いところで
僕はその部屋に居た

沢山の人たちが 星みたいに輝いていて
まるで宇宙にいるみたい
彼らのささやき声は 重力みたいにひそやかで
僕に ....
ステージの上で
スポットライトすら浴びて
沈黙ですらなく
空白だった

沈黙は沈黙としてその場を満たす
沈黙はその時、立ち上る煙草の煙を暗喩している
時間よ止まれと、僕は暗闇に命じる
 ....
そしてかなしみがやってくる。
前触れもなく突然に。
雨のように。
突然の雨のように。
前触れもなくやってくる。
かなしみは僕の街を濡らしてしまう。
アスファルトを黒く染める。  ....
あの日から数えて何度目かの地震かわからない
そもそも数えていないのだかから
わかるわけがない
それが余震なのかもわからない
震源地を確認して
津波の心配をしない
東京湾は
そもそも入り口 ....
人と人が出会うように
男と女が出会うように
心と心が
出会い
お互いに触れて
重なり
子供が生まれた
彼らはその子を心と名づけた

生まれたとき心は水のようで
差し込む光は透過しな ....
rabbitfighter(109)
タイトル カテゴリ Point 日付
会議室スレッド
題名だけのスレに詩をつけるスレ会議室17/2/10 7:58
文書グループ
今夜月明かりに虹を見る文書グループ08/8/5
投稿作品
南北貫通路自由詩224/3/27 22:53
雪と稲妻自由詩124/2/6 0:31
線路/梯子自由詩516/11/28 22:32
おっぱいパブ自由詩516/9/9 9:37
センテンス/スプリング自由詩316/2/17 2:43
草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀自由詩316/1/22 3:51
開け放ちながら未来を物語るように自由詩215/1/18 9:52
巡りはしないけど、そのような季節が自由詩414/9/8 1:50
桜/きっとそうするしかなかったのだろう自由詩5*14/3/30 1:55
飛び立とうとしていた自由詩7*14/3/15 3:48
サムライブルー。ジャパニーズオンリー。自由詩2*14/3/14 3:04
夜を渡れ自由詩4*14/3/13 3:35
半旗自由詩2*14/3/12 2:29
三月の木蓮自由詩1*14/3/11 2:53
図書館の脇の公園のベンチ自由詩512/12/8 11:14
let it go自由詩412/10/28 6:30
すべての、そもそもの始りは夢だった自由詩212/10/15 3:19
鉄腕アトムは核廃棄物の夢を見るか自由詩2*12/10/11 2:24
とおくからバスがやってくる自由詩0*12/10/9 5:53
詩人不在証明その3自由詩3*12/10/5 2:04
雨の音を聞きながら書いた詩自由詩312/10/3 17:30
朝の即興詩自由詩212/8/20 6:04
海面上昇 10自由詩6*12/8/6 3:35
即興情熱自由詩312/7/30 1:10
海面上昇9自由詩312/6/8 15:25
月よ/月夜自由詩7*12/6/7 18:18
空白自由詩612/3/24 10:40
かなしみ自由詩512/1/8 5:43
それが余震なのかもわからない自由詩311/11/28 2:51
自由詩511/8/29 3:11

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