できそこないのぼく
アールグレイ、アールグレイ、
アールでグレイな気持ちだよ
薄暗くて
すこしかなしい
ここにいちゃいけないのに
ここにしかいられない
すこしかなしい が
膜を張っ ....
水辺にいたあなた
近づけば
ぼやけるだけ
遠ざかったら
よく見えない
水辺にいたあなた
何気なく
さりげなく
きらきらと
流れる
水のようなあなた

うすくのびてゆく
ぼくたちを惑わせる
白い道

やさしげに
解き放つ
未来は
いつだって
まぶしくて
みえない
きみの影さえも

忘れたくないな
忘れてしまうから
輪 ....
音楽の途中でぼくは飽きてしまう
本当は好きじゃないんだと思う
無理してるんだ、きっとそう
だってまた別のこと考えてる

ゆるやかにリムーブしていく
ああ、ああ
こんなはずじゃなかった ....
春の匂いがする。ステンレスの苦い匂い。花の甘い匂い。
*
ちいさく静電気を起こす。君だろうが、僕だろうが、そんなの関係なかった。
*
たまごの黄身と白身が離ればなれになったみたい。ぽっかり ....
// ぼくたちはいつまでマスクをつけていればいいんだろう //


こんなせかいになっちゃったから
だれも けんかしないでね
しなないひとなんていないんだ
まるはだかな じじつだよ

 ....
つめたい星の下
きみはどこへいったんだろう
ちゃんと幸せになれましたって
ハッピーエンドになったのかな

物語は途中で消える はずがないけど
もしかしたら そうかもしれない
きみの望 ....
おちつく
おちつく
きみのなんにもなさが
おちつく

おちつく
おちつく
きみのなんにもなさに
おちつく

おちつく
おちつく
なんにもないきみに
おちつく

おちつ ....
やけに明るい夕焼けはちょっとだけ軽い気持ちになったりするよね。

グラデーション、一番星の手を引いて走り出すのはすこし待ってて。

それはそう…仕方ないとはいえ、僕らいつまで喪中みたいな日 ....
だれもいないといいな
だれもこないといいな
ひとりぼっちでいたいな
さびしくなって消えちゃいたい

ああぽっかりのこる穴
新月みたいにきょうは暗いね
どうして遠くまでのぼるんだろ
 ....
遠目でみてもわかる
今かなしみをつくりだしたとこ
なんでもできちゃうね
ほらね、
わらったっていいんだ
、いいのに

約束事はきらいだった
じゆうでいたいのに
息をするのがへたみ ....
遠い春
過ぎてきたのかな
本当に
くたびれるほど
歩いたのかな
何もしないうちに
終わっていきそう
このまま
眠れるのなら
いいけれど

夏は待ってくれない
そして
置い ....
傷がついてく プラスチック
ずっとこのままじゃいられない そう
好きなものは 忘れるし
季節が巡っても ありきたり

だからどうしたっていうんだ
だからなんだっていうんだろう
疲れた ....
カップ&ソーサでお茶しよう
君のルールを知らなくても
カップ&ソーサでお茶しよう
好きなようにしていていいさ
カップ&ソーサでお茶しよう
僕のルールに決まりはないよ
カップ&ソーサでお茶し ....
ぼくたちが青空へ帰っていくとき
それはどんな季節だったっけ
風は透明で
今にも忘れ去りそうだった
あかるい夢をみて
きらきらとねむる星たち
いろんなことがあって
ぐるりとまわってここ ....
暗くなるまで遊びたい
眠くなるまで君といたい

たったひとりの僕は夜
つかまえきれないほど自由
くるしいね、
きみはかわいい
よるをほどいて
ほしをみている

たのしくても
いつかはおわるね、
どうせぼくらは
つかのまのできごと

さびしくなるね、
あそぼうよ
これか ....
夏はいつでもなつかしい
ここではないどこかに
いってしまった
ぼく
永遠の夏休み
こどものままで
ここではないどこかに
ずっといる
ぼく

さびしい遊びをしているようだ
家の ....
雨の日
ぼくは
手紙を
書くよ

届かない
プレゼント
たぶんきっと
必要ないけど

よろこぶと
いいな
そればかり
考えて

濡れたポストで
文字が滲む

伝 ....
くたびれたくたびれたんだやわらかになりたいという気持ちがうかぶ

もっと手を抜いてもいいよ、うん、そうそう、そんな感じでいい、大丈夫

空をみて君の好きな色しているよ 忘れたくないきれいな ....
風を纏って
春になる
舞い散る光と
君がいる

スニーカーで
駆けてゆく
明日がくるから
そのまえに

夢のなかで
あったこと
忘れないでね
ここにいる

風を纏って ....
かわいそうな
きみの背中を
みていたい

みえないリフレイン
くりかえし
くりかえす

飛び回るNO
ありとあらゆる方向に
光を散らす

さようなら

翼があったなら
 ....
あさのこない宇宙
地下鉄の風
とおくまで行くには
すこし遅かったみたい

ひからびたえんぴつで
描けることば
ほんとうのことだけを
きみに渡す

この不安も明日には
なくなっ ....
ねむくてだめだ
ほんとにだめだ
めがくっついて
ひらかない

でもたぶん
ねてもだめだ
ねむくてねても
きっとまだねむい
きがするから
おきてるけど
めがくっついて
ひらか ....
あのこ指輪してなかった
きょうはしてなかった
このまえ会った時もしてなかった
きらきらしていて
よかったのに
あのこ指輪してなかった
たぶんあしたも
指輪をしないで
ぼくと会うだろ ....
カツカツあるくおんなのひと
そのくつ気に入ってるのかな

コツコツあるくおとこのひと
そのくつ気に入ってるのかな

ピカピカひかるエナメルと
ツヤツヤみがいた本物の革

トコトコ ....
校庭でたまに
海の匂いがした
海は遠いむこう
ここからはみえないのに
海の匂いがした
風にのってきたのか
はこんできた砂からなのか
それとも錯覚か
砂の校庭で
たまに
海の匂い ....
ありきたりなことを言うけど疲れたりすることもだいじだと思うんだ

{引用=(そういうきみも)}ぼくはすきだったけどなあ、けっこうすきだったけどな、わるくなかったよ


離れたりする人もい ....
まちがいを ただしくするなら あたためて ねむるりょうてを ひらいてみせて

うつむくの あきたらこんどは みあげるの きみはなんども うなずくように

あおいそら きんとひやして ふゆの ....
朝になると
ぼくはすこししぬ
いつだってそう
かならずやってくるから
今夜だってねむれない
ほんとうは
ねむりたくない
夢をみないでいられたら
よかったのに
今夜も
きのう ....
ゆうと(418)
タイトル カテゴリ Point 日付
文書グループ
短歌文書グループ15/4/19
かみなり文書グループ07/6/9
投稿作品
薄グレー自由詩123/7/4 13:45
水辺にいたあなた自由詩123/5/11 19:44
春の霞自由詩123/3/30 17:50
音楽の途中でぼくは飽きてしまう自由詩321/5/20 13:06
2021 ss自由詩121/2/25 17:43
まるはだか な じじつ自由詩020/12/19 13:25
消えない星のハッピーエンド自由詩3*20/6/24 14:53
いしころ自由詩6*20/4/9 15:23
たかい他界短歌2*20/2/27 17:44
色温度自由詩119/6/27 17:27
いるす自由詩118/8/31 15:05
遠い春自由詩1*18/8/31 15:03
freedom ∞ infinity自由詩0*17/11/30 16:18
cap & saucer自由詩0*17/11/30 16:16
光の季節自由詩1*17/11/30 16:14
たったひとりの僕は夜自由詩116/10/31 15:13
やさしい温度自由詩015/9/30 17:13
永遠の夏休み自由詩5*15/7/13 17:13
雨粒カセットテープ自由詩015/6/9 14:06
やわらかな花[group]短歌215/4/19 18:38
スプリング自由詩215/3/24 18:39
みえないリフレイン自由詩115/3/15 16:50
ひからびたえんぴつ自由詩1*15/2/14 21:48
ねぼけ自由詩215/1/26 12:08
あのこの指輪自由詩015/1/19 18:12
くつ自由詩015/1/19 17:56
校庭自由詩115/1/19 17:51
そういうきみも[group]短歌215/1/19 17:42
オーロラカーテン、モノクロの[group]短歌214/12/18 19:22
あかるくない未来自由詩114/11/11 23:26

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