ミミミみどりのゆめがみみたぶに1ミリきしませてはよるのひるね
あるいちにちがおちるころなきました海辺できみを引用しながら
たよりなく気まぐれな手紙がとどく誘惑してってきれ ....
あふれて
あ
ふれていいよって言い寄られきみを引用夏は昼から
さくらんの肉をそぎおとすぼくらは褪せた匂いに夜を ....
で、ゆれる会話。白線の内側を歩くように危なっかしいきみのきゅんとわたしのきゅんの間にある水域が、おわりはじまりとめどなくとどめなくどよめきめくりあがる白い爆弾となって投下される前に始発の黄色い ....
縦書きのひらがなみたい雨粒にやられたいときには糸でんわ
たゆまなくしたたりおちるかわいいの向こうは敵なし、のぅぷろぐれむ
あのスパイシースルーして泳がせるカムヒヤかむひやかむひ ....
わたくし、Eテレ2355で有名な考えるセイウチでございます。今日もプールでポーズとりながら回ってると、お客様が「きゃあ、見てぇ、セイウチのくせに哲学してるよ」って指さして笑うんですよ。まあ、もう慣 ....
夜空に貼られては剥がされる黒よペーパームーンにうさぎはいないよ
しているあいだにしているあいだけがぼんやりうかぶ空、春の一分
出かけたかったんだマーブルに忘れものを混ぜた虹の伏線
....
セ(イ)カイのおわりはなくてはてしなくつづいていくのならしあわせを
ンからはじめられないけどおわらないおわっちゃいけないはじめまして
コ(タ)エルはエンドレスサマータイム ....
ささの葉がささやく夜にうちあけるほんとはねほんとはねほんとは
ごほんといったら流星群ごくんとのんだら甘い夜のあまのがわ
願いはせつないはなしはなしにしてふたりで食べる熟した ....
むこうみずな青いちめんをあおぎ、すっぱいドロップを口に頬張る。すべりこみセーフしたかと思ったけど、アウトになっちゃって、セブンブリッジをダウトして、ドロップアウトだけはしたくないので、ドロップ ....
海辺にて、そっと笑う、ふっと怒る、さっとさみしがる、ひとりひたる、ふたりしずむ、ゆ、ゆゆしき、しきたり、たのみのつなわたり、ろうか、かいくぐる塩分濃度30%海のち夏のはじまり、雨あがりに、アンドロ ....
たぶん森がいけない
いやいや森はいけなくない
林を示すような詩ならよいのかな
よもや木をみる曜日にかけばいいのかも
されば、
と
ぎりぎり
詩をかいて
みた
よ
....
あらゆるからだとゆうからだをゆるしからだをもてあますいまからだにできることできないことできちゃうことを火星に問う。いまからこい。って、もてたからだたもてたからだもってけ泥棒ってやんでぇからだなんか ....
さ
バクちゃんは
経営していたコンビニをたたんだって
さ
バクちゃんは
東京に出てきて
お笑いコンビを組んだって
さ
バクちゃんは
食べてた夢をネタにしたって
さ
バク ....
ドーナッツの向こう側へ、ゆけば迷わなかったのかもしれない、と、わかったところで迷ってしまったわけで、ほんとは迷ってしまったことにすら気づかなかったわけで、?、星の繋ぎ方すら忘れてしまって、きのう食 ....
あの草原へ、手と手がはじめてふれた場所へ、走ってる、仰向けになって雲に名前をつけあった、あれはジャムパン、メロンパン、やきそばパン、クリームパン、あんぱん、あげパン、パンばっかじゃん(笑)、フ ....
ふわり舞ういぐさのカーペットに、くっきり白くひかるやまぼうしの花、ひかげでお腹を出して寝そべる犬や、ミニクーパーの下でおひるねちゅうの猫、水鉄砲で遊ぶがきんちょたちに、ちゃりんこの蛇行運転じい ....
鳴りやまないっ、かまってちゃん、雲に乗って、鳴りやまないっ、鳴りやまないっ、かまってちゃん、よかったね、よかったよ、うん、いいよ、運だね、うんっ、かまってちゃん、の向こうがわ、笑ってるっ、ふっ、か ....
きみはぼくの知らないところで、ぼくの知らない人と知らないことをしているってことを、ぼくはきみから教えてもらった。スイッチはぼくが切ったはずなのに、きみは自由にオンオフできるようになったんだね。いつ ....
色彩の論より証拠はるの山
いろとりどり鳥とりどり春のやま
ふきわたる風の色彩におう春
いろいろなんです。いろめきなんですね
なんとなく春はなんとなくくる(う)み ....
よきかな、よきかな、
ひつじさん、さよなら、でも、ねむれないときはよろしくね
よきかな、よきかな、
さるさん、あといくつねると、くるさん
よきかな、よきかな、
き ....
あの花の名前を知らないならさっさと調べればいいと思うし、台所で話しかけたかったらさっさと話しかければいいし、もたもたしないでちゃっちゃっとやっちゃいなよって思うのよ、ときみはラガービールを片手にフ ....
悲しみの透明なあり方よりも楽しみの存在の軽さに
たちまちにうっかりうかれ浮遊するさみしさをのむホットチョコレート
そこからはおはようさまにこんにちはさよならにさよならする憎しみ ....
いやなけはいにみあげればすいたばかりの和紙みたい月が五線紙のような電線にひっかかっていてシがなっている苦い昼を閉じるため視線をずらしてソラみたことかとならしてみる今夜はおでんにしようかとわたしと大 ....
です。です。です。〉〉〉〉〉〉〉はかない、こゑがこだまする。〈〈〈〈〈〈〈です。です。です。荒野の。はて。はて。はて。〉〉〉〉〉〉〉〉サンクチュアリが地を行進してアンドロメダマが遥かかなたから傍観 ....
すくってもすくっても水溜まりにうつった虹をすくいとれず、ぽたぽたとおちるのは汗と涙ばかり。最近、元気のないかあさんに見せてあげたかったのにとぼくは途方にくれ高い空をみあげた。もちろん虹はとっく ....
確かではない静寂に
ぼくらは包囲されている
心配することはない
ナイフはある
鋭利ではないが
脆弱な肉体でもかま(わ)ないたくましいたましいがあれば
あたりまえにすべき ....
オすシりアいゲットバックオーライかわいいシマリスさんのもぐもぐ食べてふくらむ頬袋がま口お財布がなんかちょうだいとおねだりする黒い瞳はわたしの頬をゆるゆるオシアゲ、オ、シアゲは2355猫入りちゅうす ....
うれしいに
まみれてますは
れんあいの
かわにながされ
わたし、さらさら
わくのなか
かまわれまして
れれれのれ
またのこしつき
うまくまうくま
[う ....
気をつけてねって云われて火をつけてしまったぼくらはどんな色も内包することができない孤独な白であるところのたてしまという島へ行ったらしまうまになってしまった
ぼくたちはうまくいっていた。春のにおいするような冬の休日のあったかい午後には中庭のハンモックにゆられ、ひなたぼっこしたり、ウクレレで大橋トリオの歌をうたったり、しゃかしゃかふった缶ビールの泡をかけあっ ....
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