専制のコモンウェルスの総仕上げ 令の和の名の国王の御代 生きながら朽ちはててゆく裏路地を愉しむ我のぬるき退廃

初恋のひとを育みたりし店舗(いへ)代替はれるか新装に見ゆ

連座せよ 勇猛を誇りし箔の剥がれては金の兜の黙せし九月
ときに
生い茂る水の葉が
トランポリンのように揺れる
五月

枝をなで
児童公園をあとにする
柔肌の草を踏み
川へ ──

二年後に
堤は整地されるという
今は点在する
黄色 ....
「投擲、これ能うべし。」

宇宙の暗さから逃げまどう風 蚊帳の内外なる夏期休暇
もがれた鳥の足 恋人の老いた指先

明日から剥離した今を
夜半
突きつけられ ごっそりと、にやつく。

 ....
こう寒くては
昨日も今日もあったものじゃない
ヒーターのスイッチも加減の憂き目に遭う!
私事を語れば少しく
時間に及ぶ慣わしが 峠の冥さを補っている
「時間愛?」
音を立ててパジャマに着替 ....
遠い未来には核子も崩壊するという

銀河の消滅 物質の終わり

永い永い演算を経て
宇宙は再びたどりつく
自らという うつくしい解に
職もなく家もなく
暖も取れず 寄り添うひともない
「どこかへ行け」と高札は告げる 「誰からも見捨てられたのだから」と
飢えても盗まない 寒くても火を放たない彼らを
我らのしもべは我らの小国から ....
「くさがまえ」そのような文字ある国を幻視しようか 春の気配に 蝕む権力と、
蝕まれる生。


陽光から隔絶されたあり方で。
再建された 空港からの 配達員が
僕に楽園と 尖塔の 休暇届を書かせた
君は仮面を取って 祝杯をあげた
長い 歴史のなかで
「ほーら 極右政権だよ」
「パパ・・・」
いいのに
ほんと
そんなに きをつかわないで
ほんとよ
うん もうだいじょうぶ
ありがとう おいしいわ このおちゃ

でもどうしてかしら
こうして もうふにくるまっていると
ゆきのな ....
好きだった
好きだった
指の間から涙がとめどもなく零れ落ちてく
生き証人で 一人称だ

イマジネーションを想像するイマジネーションで
リアリティーを具現化するリアリティーだ

はいはい、もったいないって言うんでしょ?
わかってますよー


「いや ....
キャプテンだけど背が低くて
見てられなくて

だから その間
私は将棋部で
 神の一手を目指す
「大丈夫?ずっと心配してたのよ」


・・・おまえ、誰?
「ひそひそ」
「ひそひそ」
「ぷっ」
「いやいや そんな」
家にはないが
(ないから)
ホットケーキにはメイプルシロップ!
樹液!樹液!
にんじん
牛乳

そりが合わんのだ
{引用=上野なる動物園にかささぎは肉食ひゐたりくれなゐの肉を(齋藤茂吉『赤光』)}

生きるとは命をいただくことだけど罪深くても長寿でいたい
「必要な部位のみクローニングせよ」カーツワイルの博愛 ....
この国は黄色い豚の屠殺場 豚の悲鳴に豚耳塞ぎ

自殺するまた自殺する自殺する今年も三万匹もの豚が

仔豚啼く 毒に腫れたる腺なれば喉裂きて取れ喉裂きて取れ

豚ならば鼻を鳴らせばよいものを ....
祈りが 
あんなにいちめんに花開いている

施された
呪いのゆたかさで
「囁いて 灰にして
 探索機って ネガティブか聴き込んで
 水着の上から流行るトリックで 七夕
 罰せられた二人を潮風に裁かせて」
 「ホテル・ニルヴァーナ」。礼二は夏期休暇の一夜をそこで過ごすためにチェックインしていた。興味本位の、好奇心を満たすために。
 自殺者が出た家屋やマンションは、それが賃貸であれ分譲であれ、訳あり物件 ....
ええ、その歌は聴いたことがあります。

まだ友達のいなかった頃、
クローバーの惨劇の指揮者として。
愛、に背を向けていたのに。


不意打ちだった。


雲一つない青空の下で。
丹念に時間(とき)を運ぶ。
笑い転げたくなるようなティータイムにも
窓の外では
大きく風が吹いている。
絵のように。


通俗的な手法。
辞書には載っていないが、
古い雑誌の付録でよ ....
「からだ」には「すみか」
「たましい」には「いのち」

「からだ」は「こころ」のすみか
「たましい」は「こころ」のいのち

「すみか」と「いのち」は《むかし》
「からだ」と「たましい」は ....
万事 往還し
命の報せは「我」を啓く

清勤せよ 求めずに
清濁を
決める、のは人。


撓んだ「板」は割れるか、
跳ね上がるか。
吃音ではなく
軍を成す身震いが
国籍を求めて


腹を曝した和やかな州嶼に打ち寄せるとき
メガロポリスの ....
吉岡孝次(259)
タイトル カテゴリ Point 日付
改元短歌019/4/27 13:28
旧立花藩領よりもどりて詠める歌短歌1+19/3/31 22:56
半袖自由詩119/3/31 16:42
私訳自由詩019/3/31 0:04
ボビー・コールドウェルと僕のために自由詩219/3/30 23:55
うつくしい解自由詩115/9/23 18:31
渋谷区の公園からのホームレス締め出しに寄せて自由詩414/12/30 0:04
くさがまえの国短歌013/3/13 21:18
蠱毒のように自由詩1*13/1/22 21:19
カムバック自由詩012/12/22 17:22
クリスマスプレゼント自由詩512/12/8 9:20
ともだち自由詩212/10/22 20:44
今だけは短歌012/10/21 22:34
あたしはドレスにシチューをこぼしつづける自由詩012/10/21 20:20
二塁手との恋自由詩012/10/20 7:35
トカチェフの具合自由詩012/10/18 21:23
副班長集合自由詩112/10/17 20:55
朝からクワガタ自由詩412/10/15 22:38
残され給食自由詩312/10/14 20:32
くれなゐの肉を短歌012/10/2 21:00
黄色い豚の屠殺場短歌1+*12/9/10 21:08
かつてない荒野に自由詩012/9/5 21:30
After June自由詩1*12/7/5 23:17
自殺ホテル散文(批評 ...2*12/7/5 21:11
クローバー自由詩2+12/4/12 23:27
白日自由詩412/3/25 22:26
ルビの振り方自由詩011/11/28 0:04
時の成り立ち自由詩011/10/18 22:00
エコゾフィー自由詩1*11/7/9 9:08
亡国のパワースポット自由詩111/5/2 19:25

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