瞼の向こうに 眩しく光る世界の先に
雲が流れて 風が冷たく
あなたを いつか思いだして、
どうか、笑っていて…

歪んでいくんだって。
その中でもがくんだ、
誰も彼も。ねぇ。
知らない ....
アスファルトの熱に背中をあずけて
気持ちいいとか

舞い散る光と鈍い音が美しいとか



湿気に体をつつまれて
研ぎ澄まされてく、


高音の不快感と震える手。


ど ....
手の甲に蚊がいる。
あぁ、
こいつは私の血を吸って生きるんだ。

でも
残念なことに、見つかっちゃったし。
こんな血が美味しいのかな。。。

殺しちゃうのは可哀想なのかな。

 ....
 
銃口を見つめる、
君の本音は何処にある。


蜘蛛の行き先を見つめる
何処に行くつもりだ。


これだから夏は 
って笑い話にしてりゃいいんだ

って

見つめればいい ....
浅い呼吸を繰り返して。


生きるのが下手だって。
そんなのはわかってるつもり。


どこかで苦しんでる人がいるって?
そんなのはわかってるんだ。
わかってるんだってば・・・。
 ....
嬉しいトキも 泣きそうなトキも
どんな瞬間も、
なんでもない ココロも
君と分かち合うことが幸せ なのかなぁ

わからなくなって

前も見れなくて 暗くてもう
でも 君が持ってる光 ....
君が伝えたかった事を、
僕はどれだけ受け止められたのかな

崩れてしまった、

あの日々の中で
もっと優しくなれたら 
なんて
遅すぎるのに。

あと一回だけ 会えたら

 ....
影がゆらゆらと
ボクラの間にゆらめいて

それを過去と言い切れるなら
何も疑わずに
何も裏切らずにいられたかもしれないのに

心の奥で恐れてる 求めてる

揺れてるんだ
不完全 ....
季節を呼び戻して
君の声を手繰り寄せる

静かな夜だから
一人きり。

雨に滲みそうな
微笑みを感じてる


顔をあげて。
君の驚く顔
愛しさの欠片 手に入れた気がして
 ....
愛のように
溶けるチョコレート

甘く
ほろ苦く

笑顔と共に。

気持ちを込めた
チョコレート。
乱心にて。

全て消したくなる

消えたい を乗り越えた後
迫るように訪れる感情。
己を誘う、苦い過去を
美しく灰にしよう、と。

いつまでも。
感覚をすり減らしたことを悔やみ
できれば吐き捨てたいと
いらないものなら どうか土の中で眠っておくれよ

選びきれないほど溢れかえる世界と
失ったものを 天秤にかけて
揺らめく僕の心の ....
寂しい時 つまらない時
気に入らないことがあった時

君の癖だよ
唇を尖らせて
キュゥゥと、鳴く。

ほんの少しの行動だけど
君の心を覗いてる気分で
暖かくなるんだよ
息を吐くと
白い揺らめきが目の前に生まれ
灰色に少し混じる冬の匂いを
肺へ入れる。


心に溜め込んだ
あの日々の想いとか
全て白い揺らめきへ込めて
吐き出したなら

わたし ....
光を恐がらないで
震える あなたは
優しいから

言葉の中で
迷い続けてしまう

いつか見た空が
美しいと思うのは
心の隙間を埋めるような
静かな瞬間を
きっと 今求めている ....
苦手な夏を
少し前向きに思えたのは

あなたの笑顔が
感覚を鈍らせて
生まれ変わるように
包み込んでゆく

だから
この痛みに似た
感覚の向こう側で
見たこともない
景色に ....
寂しさを目にするように
街灯が光を落とし

吐息を感じさせぬ
夏が揺らめかせる

目の前のアスファルトさえも
真昼の熱を放さないままで
空を見上げれば
月は横顔を見せて

全 ....
やがて季節を失った君


感覚の鈍る 僕は
時間の流れだけを
ただ感じていた

涙は
どこへ向かうのか

この笑顔に
君は気付くだろうか


痛みと引き換えに
何を得 ....
気が付けば ボクの尻尾が切られてた
可愛いのにな、ゆらゆら揺れて。


草原を自由気ままに走ればいいの
緑の匂い、土の中を想像しながら


だって
きみと離れてしまえば
流 ....
だって痛いから


傷口から咲く花が
美しくて不思議なんだ

君を含め


もっと見せてよ
もっとちゃんと
動かないで内側まで

透き通る肌が
浮かんでゆく


 ....
記憶の欠片に
そっと 指先が触れて
灰色の空を流れる感情
切り離したくなるような

非現実

ゆらゆら
揺らめいて
漂うだけ


張り裂けそうに動き続ける
誰もいない
 ....
肺をすり抜ける

君の微粒子は
混じるはずもない

足りない日々の感情を
静かな笑みで埋めてみると
ひび割れた器から
しっとりと零れてしまう

幾つかの季節が流れ
吐息が白く ....
冬の匂いがする
そんな日は
ひとり
あの日の曇り空を思い出す

車のクラクションが
現実を連れてきたら
どうしようもなくて
心が泣く

ねえねえ
ねぇ…


街角に立っ ....
その指先が触れたのは
冷たく操られた過去

散らばる破片に揺れる想い
乱れた世界に残された
あの微かな記憶が僕を狂わせる

震えた瞳が
蝶のように 螺旋の中へ


染められた ....
透き通る水のように
この空っぽの躰を抜けて

記憶と意識よ
土に還れ

夜明けが不安をかき消すなんて
曖昧な理屈は捨てて
目を見れないなら
せめて その声だけでも


間接 ....
ふと想う
叫び声は空気に
やがて 空は聞き流す

「もう少し後だよ」
彼は囁いた
そんな微かな声を
追い求めていた

それは きっと
手に触れることもない

すべては幻想だ ....
待ち受ける困難や痛み
なんて

わかんないけど

意味も見出だせないまま

正しさと虚しさ
重さ以上に

理解をこえてる。
今はただ憂いを抱いて
枯れた花のように
揺れる時を眺めるだけ

風の色は悲しく
モノクロームの冷たさと
隣り合わせの絶望が
静かに溶けてゆくのがわかる

土が湿り 空をも動かす
 ....
何処を生きてる、今。
感覚を研ぎ澄まして 鼓動を感じようか

目を閉じれば 架空的空間で
浮遊するボクを掴めるか、
最後のチャンスは?

突き動かされ
波にのまれ
風は遠く
英 ....
肌を刺す風が
愛しさを増して儚さに気付く

透き通る空は冷たく
理由の無い微笑みを浮かべた

感覚的な人間が
時として季節を亡くし
暗く沈んだ夜空で涙を流す

やがて訪れる季節 ....
Izm(62)
タイトル カテゴリ Point 日付
コウ自由詩211/11/25 0:17
またね自由詩411/9/5 1:06
自由詩111/8/24 23:36
くも自由詩011/8/24 0:31
夏夜自由詩2*11/8/23 23:41
嘘っポイ自由詩210/11/4 2:06
雲になる自由詩110/10/19 2:01
自由詩210/6/10 23:34
Re:自由詩210/5/20 3:26
Valentine自由詩110/2/14 22:59
自由詩210/2/10 2:54
暗黒自由詩3*09/12/19 3:03
キュゥゥ自由詩109/12/18 3:09
望みは儚いもので。自由詩409/12/17 8:04
Road自由詩309/9/5 2:46
震える夜自由詩209/9/5 2:25
Feel自由詩209/8/14 5:20
隙間自由詩209/8/12 22:16
eve自由詩309/3/6 3:29
追憶自由詩109/3/6 3:05
Mars自由詩309/2/11 2:28
月暈自由詩309/1/5 1:34
疎外地区自由詩508/12/26 0:20
Maria自由詩108/12/23 1:13
JESUS自由詩108/12/14 1:09
熟れた果実自由詩208/11/26 1:57
いま自由詩108/10/23 9:36
Tears of blood自由詩108/10/23 8:51
Evils自由詩208/10/19 23:15
自由詩208/10/7 12:31

Home 次へ
1 2 3 
0.08sec.