ここにいる呼吸 いつも深くは吸い込まない
何かが涸れた時だけ 温かさを繋ごうと飲む
ここはどうやっても片方からしか陽は昇って来ないから
沈むときは張り合って自分の力で叩き割って支えるしかない ....
小さき電波から ほうらを劈く模様の風
生きている人に眠る人を入れるこの欲を守るんだ
曲がる 曲げる まだう まだ
踏み入れない 踏み入れない
腰をつかう 腰をつかう
曲がる 曲げる ....
窓のそとをみてそっとつぶやく
おれの分までいきてくれ。
僕は木とせっくすした 隣の鳥は泡になって燃えていた
生き急ぐ貴方 私を睨んでゆきませんか
太く短く 鳴きましょう 脈や白など越えて 惚れさせましょう
ばっはは あははんあははん
ばっは ....
つくればつくるほど疲れつかれる
愛と死んで身を投げてみろよ
唇はないてないてないている
身と愛と死んでみろよ
体引き裂きさかなくて
下っ腹に秋波を送る
殺意になってみとよ
ないて ....
不気味な嘔吐に ばっこの火
ぬくもりの器に膜の壁を劈く
なめてくれい のうみそを
自由の上 画面の裏
髪が抜けてゆく
恙無いとろりとしたのどを
刺していくのは吐く息の熟み
ナ ....
西を潰した広い生き光と なにも残した途中と
耳をそばかす二人となる
いっぱき 流れ流れまなこで留まれ
悪を吸って時となれ
芝は裾痲雑 光にひかり
鳴く子を抱え 普通になる
石を使っ ....
不磨の泥へ あたたかなむをなげいれる
欲に降りたくまとあみに下りたみかす
かつてこの世には十二の闇がうまれた
十二の闇は無をまわりつづけ無は闇たちをとりこんだ
そのなかのひとつの闇が今人をみている
人はそれにきづかず、光と影をみている
やがて言葉を発さぬ紅の闇は歌っ ....
一番恐ろしいものはなんだ 心が床に叩きつけられる音
一番恐ろしいものはなんだ 心が床に叩きつけられ潰れること
一番おそろしいものはなんだ あかく染まること
あなたは御前は なんのためにいきている
諸星を砕く 畔塗りをみ
野遊び膨らませむじな打つ
流れ流れるは鋼と色
爛れ爛れるは今と今
http://www.atomicfarm.info/mp3/mayo.mp3
むだに出来たい 欲しい物に吸い込まれ
よく生きた光に傷に 吸い込まれ
てんてこてれま
もどかしたらせ
背に薄紅のあり
勘違い 堆い
限りをなくせ 己か花で
てんてこてれま
....
しぶく
天井もゆかもない ゆったりと耳へちかづけて
つむる 彼女はなにを伝えたいんだろう
るやは火のなか 呼吸世界はふけだらけ
紐や動物たちの声がする 鳴いて転がる髪の夕食へ
いっしょうなんてなんてないさ
この背があるもの
つづみの底よ もし山の緑に色があるなら
精と代え ....
ゆたかな歓声のあと 出てくるのは出汁
悪魔でも華の色でもない 千切られた湯
手にした誰かがそれを青といい
自分にみせたから
変えられると思った
透明というまま
すばらしいちからで
....
しにたい 頭のなかで赤ん坊がさわぐ
それは子供の私でその頃は大人だ
いつか だったか
ながれてくる川が
日を浴びて赤くとけていた
御前の中の鼓動はそんなものか
つきぬけている
....
星とのあいだに うえを仰いで生きているから
ちを
ながれていく破れていく
われていくその中へ考えつくう
旅は疲れ きいろをもっているようだ
間違いじゃない 私は知っている知識を
風がや ....
らっくでひいのゆったかーに ひいらぎひいにいひーね
まだ照れ入る 気おくの窓
まぶたぱちぱち空間あける
太陽に燃えていく火影月さまが色で皮膚をつかむ
多分かえられる CDをなめられる
い ....
シャンプー 赤くてもいいさ
しわくちゃになった顔に 目付きの悪いねむけを潰して
いかれた野郎に てっぺん目指して
シャンプー 白と泡でいい
すきだから はだにすべる
しわくちゃになる心に ....
暗い自分をかくせず だれかにみてもらうまで
はかないでいるんだ あのズボンを
右からいれて 白くなって
自分だけ思い出して
あの人を守ろう だけど白くなって 脳みそが
脳みそが心と ....
いざかこうとしてもなにも思いうかばない
やっとかきおえてはしたをむくだけ
なにもできない なにもやりたくはない
自分のために泣いてはだめだ 今日はどうこらえてやろう そればかり
いつだっ ....
軽くもちあげたの ぐぐつ師
返事を満たせば関頭や
膜をこがすか 膜を破るか
どれでもいつぞじゃ
ながすなら ティッシュでかくせ
御前の睫は留め金でない
揺る末を知らぬなら 落ち ....
くずれていくのはまたをくぐり
的は今日を燃やす
今日は今日を燃やし
さかさまにまっすぐすいつける
耳は地面をくぐり
耳は耳からくずれていく
たくさん塩とすみと
ひとがさがしていたそらをだ ....
陰よ 陰よ 小さな穂をゆらして
ただただ とかしてほしい
力やうそはここみたいにありのままにひろがってはいないから
かげよ かげよ あの人を支えてくれ 守りたいだけなんだ
かげもひもちからになって
ちからもむもながれていけたら
そのままおまえのためにえがおになれたら
猫になったらあいつんとこへいくんだ
あたまがわるいから なんていえばいいかわからない
ただあのときなんにもしないまま 立ったまま落ちた
かわのように流れてて くらくて かすんでいて
おおきなこころはおとのせいで毒になった
....
ね深く いたいのに
考えているから
ねむたいのに夢のなかで
考えているから
支えてください
誰を世界はさがしているのだろ
みえないとわかっていても吸われた肺で息をする
あと何時間か建って影を落とす陽より先に
そらに被われ白くつぶれる
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