朝。
新宿から歩いて帰宅した。




暑いな。今日も。

早い。もう7月も半ばじゃないか。



今年が明けたと思ってたら。
もう7月で。

やることいっぱ ....
2人して落ち込むことがあった週末だった。



「解決したよ」とメールしておいた本日17:03。




数時間後に不意に電話してきて。



2人して落ち込んでいた件につい ....
その人は穏やかに時間を過す。

あたしの持つそれとは全く違う過し方をする。

今日が何日で、何曜日かも関係ない生き方をしてる。



今日が何日で、何日が勝負日で、とか

何時に会 ....
憎しみからは何も生まれない。
そんなのわかっているのに、傷が癒えないまま月日が過ぎる。
何のプライドなのかわからないけど。
そんなプライドいつからあったの?って自問するくらい。
嘘をつ ....
どっちを向いて眠っても

涙がこぼれて来る。




やっと眠りについたと思ったのに

自分の泣き声で目が覚めた。






時間を戻せたら。

出 ....
摩り減って
やっとの思いで歩く。

二十三時前
まだスーパーが開いていて、
明日のお味噌汁の具材を買った。


住み慣れたこの街も
色んな思いで生きた。


この ....
彼女は言った。





この娘の唄って。



一聴するにうまく聴こえるかもしれないけど。

低音が雑ね。

最も悲しいことに

心が入ってないわ。




 ....
気持ちよく晴れていたから

あいつは起きるなり

こんな日はバイクに乗りたいなんて言った。



毎日 仕事で遅かったから

あたしはもう少しだけ眠っていたかった。

あいつが ....
勝手なことばっか言って
当たり前にそこにいると思って
甘えてばっかで
夢ばっか見て
些細な一言で傷つけて
それでもそこにいろって
時たま急に優しくして
あたま撫でたり
 ....
きみのいろんな面を見てきて

きみのどこが好きなのかがようやくわかってきた。

本当に強い人だとも思うし本当に脆い人だとも思う。

優しい人だから慈しんで来たんだと思う。



去 ....
あたしのこと

大丈夫だって思ってるんでしょ。















思ってないよ。

でも

おれがついてれば大丈夫だと思う。


 ....
ちょうど私の誕生日の頃、雪が降った。



大きなワゴンでやってきたきみは

車を降りて



不意に お母さんのことを話し始めた。




何年もそばにいたのに。

 ....
年明けの勤務5営業日は、普段より凄く長く感じた。
金曜の夜は、意識が遠のいたくらいだ。
持病の眩暈も表れて、エスカレーターとかホームとかが怖かった。

新年会で酔った女がホームで吐いてい ....
今日は一度も傘を差さなかった。

傘を差すのは嫌い。
周囲がいつも気を遣って、
『どうぞ』
って 入れてくれようとするけれど。

大丈夫だよ。
どしゃぶりでもない限り。 ....
風が強くて

きみがくれたシュシュと共にあたしの長い髪を揺らした。



新宿のイルミネーションは

前を歩くふたりを包んでいた。




つい今まで

別れ話をしていた ....
あのことばも

あの優しさも

嘘だったんだと

思いたかった





そう思った方が

きっと

きみを想わないでいられるから






夜になって ....
左隣にいつもいてくれて
あたしの
心許した相手にしか滅多に見せない
この依存心を
そっと受け止めて
なんでもないことばかりだよ
って
笑ってくれるきみに


あたし ....
きみは少し気付いていた。

もう、あたしがきみに恋してないことを。





久しぶりに部屋にやってきたきみは





うちの壁に飾る

シャツや写真や手紙とか

 ....
白い息を吐きながら
裸足でピンヒールをひっかけて
ポストに走った。


どうか誕生日当日に着きますように。
きみに届け。
深夜のラブレター。



今 書いたことなの ....
なんていうこともなく秋が来て。

分厚くなった手帳をめくっていたら
仕事かライブか恋かしてなくて
秋が来ていた。

あたしの今年はなんだったんだろう。
こうやって生きてるのが危 ....
この夏は妙に心が揺さぶられる。
年齢のせいかもしれない。
体調がうまくないせいかもしれない。
たった35年しか生きてないように思いながらも
もう35年も生きたような気持ちになって
 ....
もう誰も好きにならない

なんて

こんなキモチになるたびに思う。




どうして愛する人のそばで生きていけないんだろう。

どうして愛する人に同じ温度を求めて疲れちゃうんだろ ....
大好きでしょうがないけど。



会いたいけど。

会えない。



毎日毎日 想う。

隙あらば 想う。




仕事なかったら 想い焦がれて死んじゃいそうだ。
 ....
初恋の人は 今も地元にいる。

小5から高1まで彼のことを想っていた。



28才のときに再会して 結婚しようって言われた。

けど。

あたしは東京での仕事と生活を選んだ。
 ....
道行く中
片方の目にかかった伸びた前髪の
その隙間から
思いっきり白けたムードで視線を飛ばす



誰に対してでも
何に対してでもないんだよ


ほんのちょっと
笑顔でいるのが ....
年が明けたばかりのその冬は 珍しく実家で過していた。




1/4の夜に東京に戻るはずだったのに

私は母さんに嘘ばっかついて

1/4の早朝にあの人のもとに走った。



 ....
これ以上 きみの声を聞いてはいけない

これ以上 
もう
これ以上 きみの歌を聴いてはいけない


本当に
はまってしまいそうだ


きみのその詞を油断して聴いていると 
ぼく ....
29才の冬
やっとふたりきりで会えた4つ年下の彼は
路駐させた車を降りて
ひょぃっとガードレールを飛び越えた。

会うなり
『ライター持ってる?。失くしちゃったの、さっき。』
そう言って ....
軒先から落ちる雫が
あなたの頬を濡らしてた

あなたは
待っていた私の頭を
くしゃっと撫でて
少し困った顔をした


秋から冬にかけての
その川のせせらぎの音は
とてつもなく柔ら ....
その子は 
お客さんにね、どんな死に方が綺麗なのかを教えてもらったと
妙に笑顔で言った

そのお客さんは仕事柄 色んな遺体を見るんだと


そっか
どうでもいいけど 一応 聞いとくよ
 ....
高杉芹香(30)
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