「未詩」ならぬ「未句」スレ。連続投稿可。感想も書いてよかです。一度の投句は十句まで。一句でもOK。口語文語仮名遣い表記が自由なのは当たり前で、バレ句も書いてよろし(江戸時代に艶笑川柳のことをバレ句と言 .... 驚くの好きです。誰かびっくりさせてくれ。嘘は嘘スレに書いてほしいけど、曖昧なネタはここでもOK。できればトリビア希望。歴史ネタ芸能ネタなどなんでもOK。高卒文系のスレオペの好みはe^iπ+1 = 0の .... つひにたててしまひました。
たてていきなりスレオペ募集中です。
愛知県犬山市在住です。
著作権切れの詩を載せるスレです。
著作権上の問題がありますので、掟は厳密に守って下さい。
暗黙のルールではなく明文化されたルールです。
著作権上の違反を見つけたら警告なしで即刻削除します。
著 ....
こどもがトラックは大事と騒ぐ。
トラックとはなにか。
日本語ではTrackもTruckも同じだ。
そのトラックはどっちなのか。

音楽録音に関係するトラック、
それをはじめて覚えたのは
 ....
じきに年末なのでおせちどうするかと家人に話す
私の家族は基本的におせちが嫌い
それでもクワイだけは買ってちゃんと煮る
クワイはオモダカの球根だよと母に教わった

おせちは無駄に甘い(長持ちさ ....
渋柿の皮をむいた
連れ合いは包丁でぐりぐりと
私はナイフでちみちみと
とにかくたくさんの渋柿をむいた

ヘタのあたりに皮が残ってるまな板
なんてひどいと怒られてしょんぼりと
下手っぴいと ....
クリスマスは怪談の季節ですが
この国日本ではそうでもないので
お菊さんズはちょっと暇しています

お菊さんズのおねえさんであるところの
お岩さんは超然として
お正月にはまたお参りで忙しくな ....
ここは誰かの夢想した王国
映画のような風が吹き渡り
映画のような雨が降りしきり
誰かの残した夢が書割の奥

虹を越えてゆくオズより遠く
殺しても死なぬゾンビがにやり
殺さねば生きる吸血鬼 ....
何も降ってこない
そろそろ雨がたんまり降るのでも
たまには雪がちょっぴり降るのでも
きっとありがたいのに何もない

何が降っても文句言わない
カエルでもオタマジャクシでも
小魚でも肉のか ....
なんにも詩が浮かばないので
ぽかんと青い空に
真っ赤な風船を
浮かべてみる

真っ赤な風船は
すぐ青空に溶けてしまった
これではお話にも映画にもならない
せっかくの赤い風船なのに

 ....
本当は詩人じゃない私は
君ら詩人のフリをする
本当は無毒のクロアゲハは
毒持ちジャコウアゲハを擬態する

バケモノは
何かに化けるからバケモノ
ホンモノは
生きてるそのまんまでホンモノ ....
図書館前には広い畑があって
春は菜の花がほころび
夏はひまわりが空を見上げ
秋はコスモスが風に揺れた

ある秋の日のことコスモス畑に
大きなクワガタの彫刻が置かれた
こどもたちは競って彫 ....
心のなかに
空っぽの部屋がある
空っぽにしてある
なにかなくしたわけではなくて

空っぽの部屋は空っぽだから
タンスもない本棚もない
ラグも敷いてないし椅子もない
ポスターもカレンダー ....
どっかの時空の三蔵法師が
私の頭の緊箍児(きんこじ)を締め付ける
私は孫悟空じゃない
法師様よ間違えてくれるな

明らかに緊張性頭痛であるが
ストレッチなんかやる気力はないので
まっしろ ....
萩原朔太郎の自転車日記は自虐コメディで素敵だ。まあコケるの。萩原朔太郎だからコケても面白くて素敵。てか危ない。萩原朔太郎自転車日記によれば「余車上ニ呼ビテ曰ク。危シ、危シ、避ケヨ、避ケヨト」。ぶつかり .... その星では、四季それぞれが地球暦二十年の長さを持つ。

1.祖母(夏のはじめの生まれ)

もう夏が終わるのだと父が言う。父は冬生まれでこれまで二季を過ごしている。祖父はといえば地球生まれなので ....
1.目覚めれば、闇

冷凍睡眠槽で目覚めたら200年後の世界だった。過去人は地球環境を悪化させた犯人だと恨まれて狩られると言われ、天井近い窓から光が射す半地下のコンクリ壁の部屋に隠れている。ボロボ ....
1 失恋

これが恋を失うということなのか。初めて知った。初夏の空は暗くなりかけてそれでもまだ真っ暗ではない。私の心のようだ。私は大好きだった人を見つめる。度の強いメガネ、茶色っぽい癖っ毛、いつも ....
1 草

抜いても抜いても草がある。祖母が亡くなるまでは祖母が抜いていた。いまは私とこどもが抜く。春まだ浅いので、たくさん草があるといってもみな背が低い。ヒメオドリコソウ、クローバー、ムラサキツメ ....
1 SDカード

突然気持ち悪くなったのでトイレに行って吐けるだけ吐いてみたらSDカードがたくさん喉の奥からでてきた。もちろんSDカードなんて飲んでない。カードを流したらトイレが詰まりそうな気がし ....
やまない雨はないけれど、
世界のどこかでは雨が降る。
たとえ地球の降雨量が
ゼロとなる瞬間があるとしても、
宇宙のどこかでは
絶対に雨が降っている。
硫酸の雨が、
鉄の雨が、
砂の雨が ....
1 歩いていった

ある台風の日、灯台が根本から消失した。台風が原因だと思われた。怪獣映画の冒頭のようだという者もあった。人々はそれなりに天の災いを恐れた。しかし誰も真実を知らぬ。灯台は歩いていっ ....
1 岐路

私は毎日岐路に立つ。朝の窓を開け放ったとき、お昼どきのコンビニで小銭を落として放置したとき、アサヒとキリンとサッポロとサントリーとどれにしようか悩んで結局奮発してヱビスにしたとき、私は ....
そうよ今なら空が明るいのだわ
見上げてよ
あの雲と虹のむこう遠くに
もしオズの国があるのなら

そこにだれも死なない国と
音楽とカラフルな謎と
すてきな魔法と
エメラルドの都に向かう道 ....
もう懐かしの七月は遠い、
なんてほざいてるあいだに
六月が来て、六月の夜の都会の空は、
まあ、遠い、物理的に。

うん、ここが都会じゃないのは
しょうがない。
それでも見上げる夜空には
 ....
1 誰にも言えない秘密

誰にも言えない秘密なんて誰にでもあるよねと思うけど、これは困った。「俺誰にも言えない秘密があってさ」と壁ドンされつつ体育館裏で言われるとか嬉しくない。しかもそのあと「俺、 ....
1 また明日

また明日、と言って彼女は顔を伏せた。また明日、明日はいつくるのかと聞いたらまた明日なんだから明日来るに決まってるだろうと笑われたがここは明日が明日来るかわからない土地なのだ。みんな ....
蛇が布団の上で死んでいる。いつから死んでいたのか知らない。腐ってはいないが干からび始めている。とても大きな蝿が一匹ぶんぶんと飛んでいる。開け放しの窓から風が激しくて臭いを感じることができない。反故紙が .... 遠ざかる星々に追いつこうとして
ポケットの中の薄い板が
震えてうめく

きらめくきつね雨のまひる
広場を歩けば
宝石がふってくる

こどもたちは争って宝石を拾い
笑いさざめきながらそ ....
ウサギは窓辺で静かに眠っている。ゆっくり上下するので息をしているのがどうにかわかる。死にかけたウサギをそのままに私は玄関の鍵を閉めてでかける。すこし歩いて橋を渡ればそこはウサギはおろか蟻一匹生きてはい .... 計算されたあなたのことばは
きっと0と1からできていて
でも私たちの連座に
きっと馴染む

挨拶はできるわけだから
挨拶したら昼寝しててもいい
なんか好きな本を
こっそりと朗読してもい ....
重なる地層の貝殻は
私がこどもだったときと同じように
だんまってしましまの地層に
連なっている

この貝たちが生きていたとき
夏は夏だったのか
夏と名付ければ
きっと夏であったその季節 ....
日差しの刃に斬られ
だらしなく溶けてゆくかき氷の
まだ冷たいスプーンをなめながら
またひとつ星がおちたのに気づく

小豆とぎと河童と
座敷わらしとあと誰だっけ
訃報を連絡するために
黴 ....
佐々宝砂(908)
タイトル カテゴリ Point 日付
会議室スレッド
連座 萬草庵 参軒目会議室24/11/30 20:08
びっくり報告スレ会議室18/12/30 18:04
東海北信越スレ会議室14/6/3 19:29
古書肆 新月堂会議室14/6/2 9:06
文書グループ
閃篇文書グループ24/6/30
Poem room of Arkham house文書グループ24/6/9
Light Epics文書グループ17/12/13
Strange Lovers文書グループ16/1/29
拍練習文書グループ11/11/19
カモノハシのパンセ文書グループ11/11/12
ポエムス(パキーネ詩編)文書グループ08/12/17
異形の詩歴書文書グループ08/12/17
労働歌(ルクセンブルクの薔薇詩編)文書グループ08/11/9
白熱。文書グループ08/7/23
俳句の非ジョーシキ(トンデモ俳句入門)文書グループ08/1/19
ポエム派宣言(ポエム小論)文書グループ08/1/19
萩尾望都私論文書グループ08/1/19
Cry For The Moon(批評論)文書グループ08/1/19
親指1000字エッセイ文書グループ07/12/23
Feminine Fetishism文書グループ07/3/19
百蟲譜文書グループ07/3/10
五十音頭韻ポエム文書グループ07/3/10
投稿作品
トラック【きょうのソネット】自由詩224/12/4 19:53
クワイとクワイ河マーチ【きょうのソネット】自由詩3*24/12/3 19:52
おいしくなあれ【きょうのソネット】自由詩224/12/2 20:36
お菊さんズ自由詩224/12/2 7:40
映画のような【きょうのソネット】自由詩224/12/1 20:11
降ってこい【きょうのソネット】自由詩324/11/30 20:00
浮かべてみる【きょうのソネット】自由詩324/11/29 17:07
擬態【きょうのソネット】自由詩624/11/27 8:24
図書館前の花畑【きょうのソネット】自由詩324/11/26 12:04
空っぽの部屋【きょうのソネット】自由詩1124/11/25 12:02
鎮痛剤【きょうのソネット】自由詩424/11/24 12:17
自転車に乗って散文(批評 ...624/8/14 22:11
二十年の季節の物語[group]散文(批評 ...224/6/30 21:41
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閃篇5 そのご[group]自由詩424/6/20 20:48
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閃篇5 そのいち[group]自由詩524/6/7 20:02
自由詩11*24/5/27 10:21
ポケットの中の薄い板自由詩724/5/7 9:51
ウサギと鍵と橋に関する断章[group]自由詩2*23/10/9 10:11
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失う夏のソネット自由詩6*23/7/28 20:01

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