次回予告なんて見なくても
展開を読み切れたドラマの結末
高度9000フィートの上空から
ポツリと言葉が降ってくる
それは
簡単な発音で
....
雨を洗う
プラチナの雨
光漬けになってゆくスリジエ
小さく開いた
指を結んで
単純な日々の曲線を
なぞった軌跡
映し出される度に
周りをやわらかくする
ロ ....
愛に迷う朝の瞳に抱かれた
木陰は透きとおり
空へと還る一つの現象で
(降っている、)
砕けた青の波を
すべりおちていく冬の光
潤滑する霧のなみだは
雪片を
あかあかと燃 ....
立ち止まる太陽
雪のピュアネス
動乱が
窓を開く
なだれに乗ってやってきた休符に
線路はすべて塞がれてしまった
(鍬を捨てよ
(鏃を追え
子らの間にはおおらかな ....
生活のために消えゆく詩人
嵐の夜よ
おまえはもう
アイツを連れてくる事はないのか
たくさんのものを見送っていく
蒼いあなたは
さびしみを歌う
霊的なまでの美しさで
新た ....
8月の射手が海から畝へ遡上する
だれもいない猫と風鈴がラジオの号令を聴くのも(もう、)
ニュースキャスターが告げる赤とお決まり
サンダルの熱は浮上 ....
『メキシカン・ソレイユ』
テキーラにライム搾ってソーダで割るだけ。
俺のオリジナル。
ポイントはライムを切ったナイフで、そのままステアする―それが美味さの秘訣ってもんだ。 ....
このままじゃきっとダメになる
このままじゃきっとダメになる
そういう感覚を利用して
何よりもスピードを大事にしてみなよ
畑を耕して
種を撒くことから始めてみるべきだ
乾いた ....
尖りすぎた刃を
叩きつけたら
銀のすじが うまれた
しろく まるい ひかり
抜けおちた
たましいが
あたらしい音を
さがす
あたらしい まちで
....
線が、みえました
線が、みえていました
「ここからはいらないでね」
そう
いつでも
めにみえないかなしみ、というやつは
そこら
ここらに
ころがっています
....
2月の光が
視界を捕える
頬抜ける風の透明度は
日々が穏やかである事の
尊さを
教えてくれる
階下では
くつくつと
鍋で泳いでるビーフシチューに
ブーケガルニと赤ワインが ....
8月の太陽さえ迎え撃つ照明弾が脳を真っ白に染めていき成り行きを見守っていたオーロラがその輝きを潜めても
butという接続詞がとても嫌いでBecauseの後にクリアな透明が取り戻せ ....
エスカルラータ
(12)
タイトル
カテゴリ
Point
日付
シャットダウン
自由詩
2
13/2/21 5:44
4月29日
自由詩
7*
12/5/4 19:24
Aria d'amore
自由詩
7*
09/1/25 20:27
スノウ
自由詩
5*
08/11/23 11:47
diva
自由詩
5*
08/11/2 19:06
晩夏
自由詩
5*
08/8/9 22:26
だから渇いた時は水ばかり飲んでいる
散文(批評 ...
5*
08/6/29 18:32
スポンジは雨のあとに出てくる芽のことを待ち侘びている
自由詩
7*
08/4/20 12:54
そしてまた謀略を
自由詩
5*
08/4/7 11:52
とおい、なつの
自由詩
14*
08/3/19 2:33
初雪
携帯写真+ ...
9*
08/2/14 4:13
篝火
自由詩
4*
08/1/31 21:01
0.25sec.