秋が来た
焼き芋の匂いがする
秋が来た
さんまを焼いている匂いがする
秋が来た
銀杏の匂いがする
秋が来た
金木犀の匂いがする
秋が来た
香りで秋を感じる
そんな秋
落ち葉を踏み ....
その水は空気みたいにさらさらとしていて
ボクの喉の渇きを潤さなかった
でもその水はボクには不可欠で
まるでキミのようだった

山の上の方から水は湧き出していた
キミは高いところからいつもボ ....
きみがしんだふりをしてるから
わたしもまねしてみたけれど
ホントにイっちゃったのは
わたしだけだったね
あーあつまんなーいの
死にたい
殺りたい
死にたい
果てない
生きない
生きたい
逢いたい
抱きたい
やめたい
こいあい
冷めない
こいあい
きみだけ
眼のなか
生きてる
生きたい
いつかは ....
きみの皮を剥ぐように
愛を謳った
きみの骨を食むように
愛でていた
それが恋だと思ってた
それが愛だと押し付けた
ボロボロになった
きみは
笑いながら泣いて
泣いて
わたしの足と
 ....
あの人を
追いかけて
追いつかなくて
近づいたつもりで
遠くへ行ってしまった
のは私の方
心はどこかへ
置いてきてしまった
あの人は
もう
私の視力では確認できない
ずっと
ず ....
あなたがもし私より先に
深い深い眠りについちゃったとして
もうずっとさめない眠りについちゃったとして
あなたが年上であるとか
そんなことどうでもよくて
私はただただひたすら泣いて
3日目に ....
きみのためにご飯を作る

味噌汁を煮て
魚を焼いて
質素だけど
味には自信がある

きみのためにご飯を作る

何故かといえば
きみが元気でいてほしいからで
きみが生きていてほしい ....
あまい
ミルクは
きみが
くれた
あいに
にている
「風邪をひいたな」
そう感じたのは、くしゃみに加えて咳が止まらなくなった2日目のことだった。
?止まらない?と聞いてどの程度を想像するのが一般的だろうか。
とにもかくにも止まらないのである。
 ....
あの頃の僕らが見たことのない過去がそこにはありました
タイムマシーンが置いていった虚像と実態がありました
一回きりあの子を殺ったのは一回きり
あとは夢で何度か
でも死ななかったよ
永遠に
 ....
どうしたら生きていけるの?
君の瞳(め)が死にたそうに言う
どうしたいの生きてていいの?
泣いているのに僕は心の奥で

いつもの帰り道君は
右へ曲がるのを左へ曲がって
いつも渡らない歩道 ....
ひとり寒い夜は
星を見に 小高い丘のベンチに座る
きみの温かみがぼくの隣に居て
白い息が もやりと消えた
そうしているうちに
一等星から順番に
金平糖みたいな星のかけらたちが
きらきらき ....
君を殺してしまいたい
こんなに恋が苦しいのなら
心で心を傷つけあって
君を殺めてしまいたい
もう好きにならないように
もう好きになれないように
でも君を殺してしまえるほど
私は君が嫌いじ ....
ぴたりとふれる

ふるるとないて

きみはとおくの

ひかりかなたへ


はなをそなえて

はなをくすぐる

あかりともせば

いのるちいさな

いのちふるえて

 ....
白くかかるもやの
向こうに私はいるらしい
その目に映らない笑顔も涙も
一人で飲みこんで吐き出して
何度反芻しても消化できない
いつになったら心は晴れますか
いつになったら来てくれますか
 ....
あなたはわたしのてをひく

わたしはあなたにひかれて

からまったあしをもどせないまま

ちゅうにういたり ふちにしずんでしまう

おさないわたしは

あなただけであたまがいっぱい ....
したいになりたいぼくは
今日はご飯を食べないけれど
明日になったら 食べるんだろうな
人はみな 誰しも生きている
おなかがすく ごはんを食べる うんこする
くしゃみをしたら誰かにうつるかな? ....
ふわふわと揺らぐそらに

一筋の風が吹き抜け

綿毛が飛ぶように生れました

私は私であると理解し
強いものは弱いものに愛を捧げます

いつも真っ直ぐ居なさいと
彼は頭ごなしに言う ....
おんなはおとこをつれてわたしのいえにやってきます
あるときはひげのひと
あるときはとしのひと
あるときはすごくやさしいおとこでした

おんなはわたしをくらいへやにとじこめます
それがさいん ....
大きな街の
大きな駅の
大きなロータリーで
人 独り独りのたましいが
何事もなかったかのようにのたれ死んでいる

 昨日まで
 そこには花が咲いていて
 春でもないのに咲いていて
  ....
光る虹を追ってぼくは飛び出した

確かにそこに虹はあったけれど

ぼくにはもうぼくがない
手を合わせて
想う気持ちは皆同じ
それは神だとか仏だとかではなく
旅立っていった
愛する人への祈り
今日もありがとうとか
頑張れますようにとか
差し伸ばした手を
握ってほしいだけ
物 ....
朝早く目が醒めて
一日始めるアサガオさん

朝食はパンにたっぷりマーマレード
コーヒーすすって
洗濯でもしようかな

みんながもそもそ起きるころ
洗濯機回すアサガオさん

昨日のパ ....
ふわり
ときみの匂いがすれば
ふわり
髪が揺れるように
きれいごと
ささやくよ つたえるよ
それをきみは
優しく包んで
拾ったり集めたりした

なんにもないような
ひとりぼっちの ....
逝きたいと思った あなたのもとへ

生きたいと思った あなたの分まで
きみが ふふふ って {ルビ微笑う=わらう} {ルビ微笑う=わらう} {ルビ微笑う=わらう}

空から降る 金平糖みたい

あはは あはは って 笑う 笑う 笑う

綿菓子がね ほらほら
 ....
この青い青い青
温かいてのひら
笑いかける
泣きたい時はそっとお泣き
笑いたい時は空に向かって笑い
いつもいつも見てるよ
ひとりぼっちだって思い詰めた日は
少しくらい浸ってもいい
また ....
君恋し
思い煩い
一片の
たゆたう心
弄んでる
私の心を、
揺さぶる、
君からの、
愛してる、
は迷惑な、
メールだ、

なんてね。
そらの とこ(137)
タイトル カテゴリ Point 日付
秋が来たよ、ねえ、秋だよ自由詩1*18/11/5 2:33
青春です。自由詩117/10/11 3:35
むだい自由詩015/10/9 2:49
せいとし自由詩0*15/10/9 2:44
きみをあいすること/きみをあいすること自由詩2*15/8/14 3:14
喪失自由詩213/10/25 6:32
がらんどうの       。自由詩313/10/15 2:29
キッチンにて自由詩2*13/9/25 2:40
ミルク自由詩213/6/2 22:16
せきをしてもひとり?散文(批評 ...1*13/4/16 22:55
愛智自由詩113/3/15 3:24
症候群自由詩113/1/26 22:28
暖かな眠りに自由詩2*12/10/28 18:18
その胸に、突き刺して、自由詩8*12/9/21 22:10
ふるえて自由詩112/8/10 22:32
もやもやや自由詩212/8/8 18:27
ひいて自由詩212/7/31 1:33
したいになりたいぼく自由詩312/6/20 22:14
みずのそら自由詩212/5/30 15:02
おんな自由詩412/5/2 15:52
たましいだまし自由詩512/4/11 1:20
無題自由詩4*12/4/4 19:12
生、命。自由詩4*12/3/11 15:26
アサガオさん自由詩4*12/1/8 17:41
恋水。自由詩3*11/12/29 17:16
いきたい。自由詩211/5/29 17:43
おひさま自由詩5*11/5/8 16:28
ちきゅう自由詩4*11/4/30 15:15
あわいこい短歌511/2/10 22:19
迷惑メール。自由詩210/10/10 23:53

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