だって
わからなかったんだもん
君がどう思ってるかなんて


君が
どういう想いで生きているかなんて



だって
嫌だったんだもん

私達が一つじゃないなん ....
色が見える
肌触りを感じる
匂いと、
匂いとみたいに立ち上る情感

一瞬が光の速さで
私たちが気がつく時にはもうすでに
少し過去だ
今とは、悲しいかな少し過去だ


詩のようなも ....
いいわけが思い付かなくなった
こじつければ無限にあった
あの頃は確かに
言葉は弱い私たちの
味方だった



* * * * * * *


体育館の
高い窓を見ていた
仰げ ....
体の
もうひとつの機能を知って
不安で
怖く
子供に
戻る

こころから、
こころから、

言いながら
愛情は結局
体から出ている

気がつく

強 ....
喪服を着て
ビール一杯で酔っ払う

泣けばすべてを否定してしまうだろう
僕はそれが怖かった

生きていることが奇跡だって
知っていても毎日僕らは
生きるための具体的 ....
思えば長い付き合いで、
子供の頃手放さなかった
あの、色褪せたタオルみたいに
やさしくてクシャクシャ

いつも
あなたの中の
私の匂いに安堵していた

そのことに
さっき
気が付いて、

たったひとり ....
なんにでも 
祈るのが癖だった
タンスの模様や 道端の石ころ
毎日
自分だけのかみさまに

      ******

壁には
サンリオのキャラクターが貼られている
小 ....
みんなが
暖かい暖房のきいた
乗りなれた車に乗り込んで
颯爽と帰っていく
またね
またあしたね
と笑いながら
速く来てねと言ったのに
お父さんは
私が最後の一人に ....
手があなただけに触れて

ひまわりが雨に打たれて

うな垂れる

声が震えないように

祈った

言葉以外のことの方が

伝わってしまいそうな 雨の 日

足音が長く  ....
泣いた

別れがつらくて

自分が、

自分だけが可哀相で 
湿度にまみれて
私には何かが足りないらしく
血管が細すぎて
手首から針が侵入する
窓枠の外 見上げれば引きちぎれた雲と
画質のいい空
透明な液体が一滴一滴
これがあの人の涙なら
こんな ....
ミネラルウォーターをのんだら

心臓に沁みていくかんじがした

血まみれの心臓が

洗われるかんじがした
今日 気持ちに

濁点がつきました


かぞくも

こいびとも

ともだちも

じぶんも


爆発しそうなかんじょうが

生々しい濁点の上の

現実的な関係です
 ....
あなたがいなくなったシーソーに

わたしはまだ乗っている

もともと互いの質量が

違いすぎた為に

あなたへとばかり傾いて

あまり楽しい

シーソーではなかった

今ご ....
涙のかわりに詩を書く
泣きたいなら泣けばいいと
言ってくれた人の前で
泣く事ができなかった

感情だけが
私の取り柄です
おとなしいと言われる
雰囲気などは全く
この胸の深層とは
 ....
(15)
タイトル カテゴリ Point 日付
だって自由詩017/2/11 14:28
「今」自由詩217/2/11 14:11
淘汰自由詩511/9/4 11:59
play自由詩611/5/30 0:23
喪服を着て自由詩408/3/23 3:32
ひとり携帯写真+ ...507/11/24 17:37
無題自由詩3*07/10/27 13:57
一番に迎えに来て自由詩1*07/9/10 2:57
雨の日自由詩2*07/8/5 23:12
おわかれ自由詩2+*07/7/31 0:58
点滴日和自由詩1*07/7/22 16:12
ミネラルウォーター自由詩1*07/7/17 0:27
こころ(心)自由詩8*07/7/4 0:45
シーソー自由詩6*07/6/19 1:19
帰る場所のないものたち自由詩11*07/6/3 20:42

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