おおきく吸い込んだ
この世界の何かが
わたしの中で今
その命を終えようとしないままで
だれかの心に入りたくて
いつだって柔らかに拒絶
知ってることと知らないことがあること
わたしは勿 ....
還ろう
思いついたのは少しばかり前
私は未だバス停で一人
自分を運んでくれるものを待っていた
歩みを止めぬ私の足は
段々足元の土と飽和 飽和
それでもいいと思った
私にとって ....
亀さんは一生懸命歩きます
絡まった糸はずっとそのままにされて
昨日のことを今日の日記に書きます
少しばかり自分をループさせた後
真実を掴もうと足掻きます
貶された言葉たちへの慰めの言 ....
見えるかな
透明な絆の糸 意図
見えないな
ほらもう
あんなに細い糸でしか繋がってないよ
リンクした
ただそれだけで
同じ場所に行く
ただそれだけで
何を喜ぶのでしょう
....
越えて、いた。
つまらなく思えて、
そしたら分かった。
大きいと感じてて、
まだまだ下だと。
意外と、知らなかったみたい。
たくさん言葉があること、
気付いていないみたい。
....
「夢はあるの?」
「無いよ」
「なら、どうして私に夢を語ることが出来るの?」
「知っているのと、信じているのは違うということさ」
「難しいね」
「悲しいんだよ」
「 ....
えがおが さいたよ
そのてのなかのかにといっしょに
まぶしいほどの えがおがさいたよ
きにのぼったよ
やねにのぼったよ
するするおりてきて
とくいげなかおしたよ
えがおは さいた ....
なんとなく
それが君の優しさだったと
君の手が優しかったと
気付いてしまった僕は
どうすべきなのか
それなら動いたらいい
と
僕の隣に居る友人は言うが
君のその優しさは
君にとっ ....
涙が
出てきたから。
綺麗なものを嫌った君を
僕は美しいと感じて。
繋がりが
出来たよ。
涙が
出てきたよ。
広いな、広いな、
世界は、広いな。
意味を考えたく ....
関わってゆきたいのです。
なんらかの形で。
どうにか、どうにか、
触れていたいのです。
唯それだけなのでした。
僕には見えない
昔は見えていたはずの繋がった糸は
まだ君の目には映っているのだろうか
君が僕の言葉に
いちいち反応するのは
そう思えるのは
僕の勘違いなのか
想像が出来なくて
....
行き場を失った夢は何処へ
諦められた夢たちは
困った顔して居場所を探す
鮮やかに彩られていたそれらは
空っぽ 空っぽ
誰かが虫篭に
空っぽの夢
閉じ込めた 閉じ込めた
夢た ....
ひらがなって、やさしい。
かわいい。
おつきさまとか、ことりさんとか、
みんなわらってて、たのしい。
ひらがなって、ざんこく。
こわい。
てんしがね、ぼくを、さしころすの。
ゆがんだ ....
君と契った
夢があった
君は笑って
小指を絡めた
ねぇ、君は今、そこにいるんだろう?
ねぇ、ここに、千切れた夢があるんだけれど。
どうすれば
いいのかなぁ?
リスさんは、お散歩の途中で、道のはしっこにしゃがみこんだうさぎさんに出会いました。
「うさぎさん、うさぎさん、こんな所で何をしてるの?」
うさぎさんは答えません。
「うさぎさん ....
嫌そうだったから、やめておいたよ。
だってそんなの残したくないでしょう?
夢は所詮夢だって思ってたよ。
だって君は現実を僕に突きつけたでしょう?
また夜泣くんだ。
君を思って泣くんだ ....
あなたは
だれにわらいかけているのですか?
あなたは
だれにやさしくしているのですか?
あなたは
わたしをみるというこういをしているのでしょうか?
あなたは
なんとなくきづい ....
空には7つの月と3つの夢が浮かんで
わたしの足が大地になって
斜めに生えたビルを見るたび
涙を流すの
黒い星が瞬いたら
東京タワーがずずずっと
天に向かって伸び始めて
天から足が降っ ....
まんまるおつきさまがよぞらにうかんで
そのしたできんいろのかみのけをしたおひめさまが
きれいなぴんくのどれすをきて
おうじさまとおどっているの
わたしはおはなのかわいいどれすをきて
おう ....
それはからかいか
それとも本当か
憎らしい程の
純情
君を
視界の右端に留めて
逃げない様に
どこかへ言ってしまわない様に
君を
視野という名の檻にぶち込んで
それはつまり
拘束という名の
愛情
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