言葉が散って逝く。
吐き捨てられて逝く。
書き捨てられて逝く。
見放されて逝く。
言葉が落ち葉のように降り積もって逝く。
地に落ちて折り重なった言葉が意思を喪失しながら弄ばれて逝く。
ある ....
さようならを言って別れた坂道で
「明日晴れるから!」
遠ざかる君が振り返り
「きっと明日晴れるから!」
最後に叫んだ声は
「絶対明日晴れるから!」
まるで泣きじゃくった子供の絶叫のように
 ....
世界は私の重さと釣り合うのか
世界は音楽の重さと釣り合うのか
世界は命の重さと釣り合うのか
世界は過去の重さと釣り合うのか
世界は恋人の重さと釣り合うのか
世界は樹木の重さと釣り合うのか
 ....
この設問に対する解答。
ただしこれらは正答であり、また誤答でもある。

      一
 
生きていること。

      二

「将来、君は何になりたいのか?」と聞かれること。
 ....
青空の何処までも透明なその先を考える夜
僕はそこに架かる橋を探していた
君が一人で歩いて行った青空へと続いてゆく道を
僕は今日も探し続けていた

そこは君が笑っていられる眩い光が溢れる場所
 ....
亜綺梛響(5)
タイトル カテゴリ Point 日付
言葉想詩自由詩119/4/17 1:26
ハレルヤ自由詩119/4/15 21:35
人格天秤自由詩019/4/14 19:19
フシギ≒ キモチワルイ× ジョウシキ自由詩219/4/12 22:53
青空への道自由詩019/4/11 20:45

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