盲目の空が割れ裂け
入って来い入って来い!
叫ぶ、叫んでいる

 あぁ かなしゅん

痛み抱えながら耐えながら
無限に広がりいき開放され
しずか静かさに昇り沈み
入って行く入って生く ....
降りかかる真紅の花群れ
大輪の魂、大股で闊歩し
道ゆく人々を過ぎ越す

 朝早き時の裂開し 、
      
降り頻る花群 躍動する魂
光の春風ひと吹き熱し
永久の切っ先、世界を掲ぐ
 ....
踏み切りの明るみに
ふと輝き在る君の顔、

 語りかける如くに
 微笑みシアワセそう

見つけたんだね、自らの根拠




自らの根拠、
君と僕を繋ぐ
それぞれの内底に

 ....
水面を割り底へ
底へと泳ぎ生く人、
水辺にてささやき掻く

〉神々降誕の手前にて〈

ひっくり返る宝石箱に
色んな人相 輝き蠢き在り
真白きもの続く果て
打ち刻まれる次元にて

 浴衣姿の女にうちわ
  忘れ難き柔ら艶の笑み
   そっと開いた裏窓に
    浮かぶ満月顔を寄せ

     触れ震える裏窓の女、

 ....
忘却された物にこそ
花の咲き誇り在り

 見えないもの 、

見えるものを
覆い包み込む。
夕暮れ時に心のやわらぎ
広大な大地ぽつんと独り
取り残され失うもの
もはや何ひとつ無く

 ひたすら自由に 、

美と叡智と力を
思惟と感情と意志を
霊性渦巻く生活へ生かし
太古の ....
子供たち、走り出て来る
無数無数、黄色い帽子揺れ
アスファルトで駆けっこだ
次から次にわくわくと
 ダンダンダンダン
今に皆太陽へと昇るんだね

ああ命のときめき時の煌めき
巨きな花も ....
此の空漠の地に
影像だけ現れては壊死し続ける、

  絶えず垂直に降り注ぐ霊雨
       、 
人の魂に永劫の眼を刻み込みながら 
濡れ見開かれる時節を待ち続けながら


 ぽっ ....
紅に染まりゆく君の頬、
暗く黒ずみゆく君の顔、

ああ成長し開花し死滅する

   狭間に走る閃光、

捉え認め識る力動
  
 この女神ノ男根の唸りを!

〉何が私に思惟を与え ....
生の源に
死ノ横たわり
死の源に
生ノ横たわり

 それら貫き蠢く力動ノ在り






南側から
暖ったかい陽射し
北側から
吹きつける冷たい風

 それら均衡の内 ....
潜み咲く花 、朝に
朱に色付き溢れ垣根越し
  
女人の影 伸びゆくアスファルト、

冷風浴びる脳髄に
光の熱流 ゆるやか浸透し

やがて覚醒する思考意識のダイナミズム!
寄せ来る冬波の
滔々と

 、

淀み振り落とし
迎える春に 

   、

洗い流された骨組みのみ輝いて

     弾ける蕾
   生の熱源 発火し
  時間を超 ....
夜また来たりて

 凍結した湖、

曇天鉛の下 広がる

  ・

うねっている世界

   、

海原の鉛の色に

オレは垂直に
肉身沈める、

底へ其処へ

 ....
ガーベラの花咲き誇る
沈黙の内に真紅の歓び

  夜 明ける瞬間の如く、

  澄み渡り漲る
チカラ 湧く沸くと






なんにも考えず
ただ噛み砕き呑み込む
意識の ....
いろんな顔たち
現れ互いに語り合う
この夕べに
意識の内で
彼ら彼女ら余りに鮮やか
声の聴こえず
口の動き表情の変化
ああ余りに鮮やか浮き立ち
嬉しそうに哀しそうに穏やかに
しばし語 ....
息するイメージの数々、
裸木の枝群れ陰影に消え

 死の影の谷をいく光輪、

断崖絶壁の底迄眼前にし見据え
虚無の相貌に恐怖することなく

真夏乾いた庭に舞った狂女の如く、

自ら ....
命が染める
花冠の真紅
燃え立つ
森の深みへ
誘う命の灯り




満々と水、
 
疾駆する車の到着する

  真面目くさった顔に
 紅潮した君は美しい 

快活な笑い ....
枯れ枝の
 相貌
読み取れば
 、
古月のゆっくり
凍り付き在り
乾いた夏が来たら
頭を突っ込む
、、、
無数の虫たち蠢きに
、、
頭突っ込む乾いた夏に

蟻塚から無数の蟻溢れ出す
生動し続ける思惟の海原

 命にほふ春の目覚め、
 乾いた夏に ....
嵐のなか歩き進み
燃える陽の光浴びる

 動きの最中に自ら在り、
 初めて解ることばかり

運命に導かれ此処まで来た
私は今、運命を促し生きる

 生動するイメージの海原に 
 思 ....
黒人さんも乗って居た
死んだ叔母さんも
乗って居た
その車に、
私は今 飛び乗る




 思惟、燃える
  アッフリカの太陽!
   宝石箱ひっくり返り
  無数の宝石の煌め ....
女顔の花咲き開き
笑って居るよ

ハローハロー

この暗く眩む森の明るみで
逢いたかった逢いたかった

    アナタよ、

 淡く薄っすら次第に赤
  濃密に赤く真紅へと
  ....
生まれ与えられ育てた愛娘は
意識の視界から消えてゆき

 雪降る三月初めの東京、

流氷の次々押し寄せる如く
時のうねり過ぎゆく速度の異様





細き橋の真っ直ぐ
伸びゆ ....
この夕刻、

しずかにして斜光射し
木々の茜に染まり

ゆらゆらの揺れ

気の冷涼の蠢き精妙に
包み込まれる心の安らぎ

とおくとほく

すきとほる青の高み
広々響く中有の音 ....
感覚残滓打ち捨て
永久なる霊性神性に
向かう更に高き魂の
担う思惟、水晶の如く
透明にして
生み出す熱き感情帯び

延々と艶々と
のびやか伸び広がる
透明な浜辺に
思惟の力動ひたひ ....
さざめきざわめく 風の向こう

「今日もまたお寒い一日で」

遥か燦然と風の向こう
光の海原さざめきざわめき

そっと生まれる春の風、

光の海原きっと日毎に吹き広げ
絶え間なく拡がる透明な浜辺に

渚 黒々と鋭角の境域

思惟の力動 絶えず打ち寄せ

感覚超えた存在達と共鳴し
感覚の残滓打ち捨てながら

舞い踊る舞い躍る

渚 黒々と ....
森影繁く深い暗まりに
踊る人影の在りて

〉迎える意識〈

静かさに尚より一層
明るく輝き私を映し出す
夜陰の大雪原に独り
垂直に立つ童子の私
ふと何かを感じ
天空 仰ぎ見れば、

 巨大な光の眼、眼、眼
 私を見ている私を観入り
 巨大に在る光の眼、眼、眼

(私が見ているのではなく ....
ひだかたけし(2393)
タイトル カテゴリ Point 日付
かなしゅん自由詩3*24/3/28 21:12
春の瞬き自由詩224/3/28 18:03
五行歌、シアワセ自由詩524/3/27 23:40
晴天白日(改訂)自由詩324/3/27 17:37
裏窓の女自由詩4*24/3/26 17:52
五行歌、INVISIBLE自由詩6*24/3/25 18:55
詩想、この夕暮れ時に自由詩5*24/3/25 17:28
DRUMS BETWEEN THE BELLS自由詩5*24/3/24 16:59
霊雨自由詩724/3/23 17:55
詩想スル君自由詩5*24/3/22 17:09
詩想、この夜にー五行歌借り自由詩524/3/21 18:54
詩想、この朝に自由詩524/3/20 17:09
迎える春に自由詩4*24/3/19 17:07
夜想、魂の自由詩424/3/18 22:23
歓びと諦念と、意識の光景ー五行歌借り自由詩524/3/18 17:22
森の相貌、意識の光景自由詩524/3/17 18:21
光輪の途行き(改訂)自由詩5*24/3/16 16:55
五行歌、変容の命自由詩9*24/3/15 16:31
古月自由詩8*24/3/14 20:46
思惟のうた自由詩424/3/14 17:05
途上にて自由詩424/3/13 17:32
五行歌、燃える自由詩724/3/12 17:24
森の億自由詩4*24/3/11 17:17
五行歌、原野自由詩8*24/3/10 17:22
この夕刻自由詩524/3/9 17:57
詩想自由詩424/3/8 16:17
春の海原自由詩6*24/3/7 18:10
詩想自由詩524/3/6 17:32
五行歌、意識の私自由詩524/3/5 19:53
原体験◯ヒカリの想起自由詩524/3/5 17:35

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