ぐらぐら
不安定な私が
ぐらぐらぐらぐら
また揺れ始めた
抱き止めてもらわなきゃ
倒れてしまう
というのは嘘

しばらく放っておかれたら
揺れたことも忘れて
また笑うから
安心し ....
「自分がされて嫌なことは
他人にもしてはいけません」
子どもだってわかってるのに
私たちは
自分を許すように他人を許せない
もしくは
他人は許せても自分は許せない

「自分がされて嫌な ....
私のせいで
世界が歪む
正しさだけで
温かさの欠片もない
私の叫んだ言葉によって
世界が
溶ける
落ちる

赦せとは言わない
甘んじて火の粉を被ろう

しかし
あの瞬間の私は ....
そんなにもわかりやすく
堕ちてしまうものなのか
恋に
怠惰にと

君たちにとっては
限りなく広いであろう
その世界で出会った
隣人に
誘惑に

今こうして
目を丸くしているくせ ....
わかった
やわらかいんだ
まだ

なぜわたしが
あなたたちに
あたたかさと
いとしさをかんじるばかりで

それなのに
おとなのなかじゃ
こんなにも

息苦しい

でも
 ....
君と私の間の
見えないけれど深い溝
飛び越えてくるも橋を渡るも君次第
なんて言ったら君はまた怒るかな

見捨てているわけじゃない
私はいつでも橋をかけて
これでは渡りにくいのかしらと
 ....
握りしめ
ぐちゃぐちゃになった紙に
伝えられた君の苛立ち を

手のひらで
そっとのばしてみるけれど
私には解読できなくて
悲しみが沁みだす

苛立ちと悲しみの染み込んだ
シワだら ....
ぷちん
なにかが切れた
音がした
いつもの会話
悪ふざけの途中

短い言葉を吐き捨てて
出ていく君

そんなにも
いっぱいいっぱい
あふれそうな苦しみを
少しずつ少しずつ
育 ....
キミに会う前に
キミについての話を
たくさん聞いた
聞いてしまった
キミには内緒だけど

キミが奪った笑顔
キミがついてきた嘘
キミが壊してきたもの

キミを傷つけた大人たち
キ ....
君の放った言葉の矢が
僕の胸に刺さった

焼け付くように痛むのは
君の痛みが伝わったからで
僕は傷ついてなどいない

むしろ
君の痛みを
少しでも代わってあげたくて
でもどうにもな ....
会ったばかりの私に
おそらくとまどっていた君
馴染みの大人にばかり
声を掛けるのは仕方ない

だから
私は傷ついてなど
いなかったのだよ

君がスッと差し出した手に
握られた小さな ....
雨に落とされた花びらが
重なってはりつく
しめった土の道
ふわりと香りがのぼる

君の口は堅く結ばれ
まだ何も語らない
しかし
その目はこちらを
しっかり捉えた

私も君を
し ....
だーれも知らない小さな国の
とっても優秀なお医者さん
ある男の病を治してやろうと
とっても強い薬を送った

というのは嘘で
その差出人不明の小包には
毒針が仕掛けられていた

差出人 ....
匿名でなきゃ言えないことなら
言っちゃいけないと思うよ
こんな小さな世界では
なおさら

匿名でなきゃ言えないのは
そこに仕掛けた毒針を
自覚してるからで
自分が怪我したくないからで
 ....
失いたくないがゆえに
確かめられなかった後悔
心の中に澱んで溜まって
こんなに遠くなってから
リアルな感情を呼び覚ます

恐れ過ぎたゆえに
歩み寄れなかった
追うことをやめたのは
逃 ....
宴が去って
ふと虚しくなっている
寄り添える言葉の羅列も
破綻する
られつ られる らりる
らりるれろ ろれるりら

先に立たぬ後悔
あああああ

そして願わくは
次の宴を
ど ....
言われたことがありますか
空気の読めないヤツ と

大抵の人は
そんなことを空気の読めないヤツに
言ってもムダだと思っているから

君も誰かに直接
言われたことは
ないんじゃない
 ....
冬の旅 とじこめられた 知床で ユトロゆったり 湯にくつろいで

氷上で 上げ揚げられた ワカサギを 昆布風味の 塩でほおばる

憧れの 寝台客車も 運休で 名実ともに 夢の鉄道
私の中の憧れが
育って恋になる前に
さよならも何もなく
逃げるように去ったあなた

何度もくれた電話
尽きないおしゃべり
受験で訪れた都会
夜景を見ながらの電話で
今度は一緒に見たい ....
苦しいときばかり
悲しいときばかり
怒れるときばかり
歌った
孤独な詩人を
ワタクシ自身が
見失う
ああ

この朝の光を
切望したのは
あの詩人だったのに

呆けた顔した
 ....
過ぎた時間の中の僕
膝を抱えてうずくまる
受けた傷の痛みにすら
置き去りにされ
出来事の意味に囚われたまま

そんな僕を迎えにいこう
ふとそんな気になったのは
きっと君に会えたから
 ....
ふうわりと心が軽くなって
空気がすーっと晴れた
私に見えていた世界に
あなたの見ていた世界を重ねたら
驚くようなことが起こった

正解なんてない
間違ってたっていい
だったら
苦しく ....
鍋のふたぐつぐつぐつと幸せが

箸の先鱈もほぐれてほろろ酔い

熱燗の熱に融けいる人の情

食って酔いうどんも餅ももう食えぬ

見苦しや宴の後の冷えた鍋
「貴女って若く見えるわ」ありがとう「若くないのに」聞こえてるわよ

アラフォーのツインテールもすっぴんもショートパンツも別にいいでしょ

「好きな服が一番似合う」ホントかな好みはどんどん若返っ ....
もうきっと会うこともない
あの日の恋人が笑っている
私の方に手を差し伸べて
愛の言葉を囁く
不随意に緩む私の頬
いつか目覚めるとわかっているから
恐怖も戸惑いもありはしない
今夜も夢で恋 ....
逃げた
触れれば離れられなくなると
知っていたから

逃げながら
あなたが追ってくるのを
感じていた

逃げきれなかったふりをして
中途半端な隠れ方をして
待った

あなたが通 ....
大切にしまって
鍵をかけておいた言葉が
色あせてしまった
贈らないまま
色あせてしまうものならば
贈らなくて正解だったのか
贈られないから色あせたのか
行き場のない思いがよどんで
途方 ....

この世にはあらゆる境界がなく
混沌としていた
すべてのものは
ないがしろにされることもなく
また
特にとりたてられることもなく
それぞれあるべき姿で
混ざりあっていた
混沌なれば ....
だーれも知らない森の奥
いたずら好きでさびしがり屋の
妖精が暮らしてる
風と戯れ
光と舞い
花と笑い
誰かが来るのを待っている


だーれも知らない森の奥だけど
迷いこむ人間がたま ....
だーれも知らないある国に
一人の王子様がいました
王子様はいつも
国民の幸せのために
自分は何をすればよいかを
一生懸命考えていました

国民の幸せのために
毎日毎日
いろんなことを ....
森川美咲(115)
タイトル カテゴリ Point 日付
ぐらぐら自由詩116/4/14 22:38
何もわかってない大人たち自由詩4*15/8/28 1:00
ある医者の決意自由詩3*15/8/11 22:35
膨張か収縮か自由詩5*15/5/17 20:49
いき・くるしい自由詩0+*15/5/11 23:56
橋をかける Dear.O自由詩2+*15/4/24 23:50
往復書簡 Dear.T自由詩1*15/4/22 21:54
ぷちん Dear.O自由詩1*15/4/21 21:45
その瞬間(とき) Dear.T自由詩1*15/4/20 20:56
君の放った矢 Dear.S自由詩2*15/4/20 19:01
手紙 Dear.A自由詩2*15/4/11 10:32
祝福 Dear.M自由詩1*15/4/8 19:48
とっても優秀なお医者さん(だーれも知らないシリーズ6)自由詩015/3/23 0:22
匿名希望自由詩015/3/22 23:50
Kへ自由詩015/3/2 19:52
宴の後のらりるれろ自由詩2*15/3/1 23:52
空気の読めないヤツ ですか自由詩2*15/2/22 23:33
北海道旅行短歌015/2/20 19:45
逃亡者自由詩1*15/2/11 22:50
空っぽな朝自由詩1*15/2/11 22:25
迎えにいこう自由詩1*15/2/11 21:21
重ねたら自由詩1*15/2/5 21:30
今夜はお鍋俳句1*15/2/5 4:37
クローゼットで独り言短歌015/2/5 4:21
今夜も夢で恋をする自由詩1*15/2/5 4:07
いつもの夢自由詩1*15/1/20 13:42
色あせる言葉自由詩4+*14/11/15 6:42
世界の模様自由詩014/11/13 18:34
妖精のいたずら(だーれも知らないシリーズ5)自由詩114/11/9 6:04
悩める王子様(だーれも知らないシリーズ4)自由詩214/11/6 3:17

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