白い雪の中
足跡をつけて遊ぶキミの姿

まだ小さいくせに
いつだって大人ぶってたキミが
今すごく自然な笑顔

薄桃色の頬
白い息がキラキラと光る

白い地面に
 ....
孤独を乗り越えていくたび、僕らの恋は強くなる。 空が どこまでも
広いから
僕は 空が嫌いだ

海が どこまでも
深いから
僕は 海が嫌いだ

いつまで経っても
争いが なくならないから
僕は この世界が嫌いだ


空も
 ....
寒い冬に啜るラーメン
お腹いっぱいになって悩み事も棚上げ

白い息を吐くバス停
空を見上げたまま待つこともう10分

唸り声をあげる鉄の塊
プシューっと開くドアに身体が吸い込まれる

 ....
雨に濡れた傘の下
涙に濡れる君の頬

そっと震える君の肩
そっと抱き寄せくちづけを

二人が溶ける雨の中
想い重なる 傘の中
荒れた大地に咲くたった一輪の花
その、たった一輪が
どれだけ多くの人々の心を
どんなに優しく温かく癒していることか

あなたはどこに咲いていますか?
笑顔の花を咲かせていますか?

小 ....
静かな
室内に
響き渡る
君の
甘い寝息

月光に
照らされ
妖艶に輝く
君の
細い首筋

触れる素肌に
微笑みを返す君
まるで――

息を呑む感想

白い羽が見 ....
流れることなくとどまる水が濁るように
不死になったら濁ってしまうのだろう
永遠の愛はどうだ?
とどまるものが永遠か?
ちがう
永遠の愛は愛の雨を降らし
愛の川を流れて愛の海へ辿り付き
そ ....
雨の中を歩いていたら
彼女の降りたことのあるバス停を通るバスがきたから
思わずバスにに飛び乗った

学校が始発駅ではないから
手前の駅へと歩いていったんだ
乗り込んで重々しい空を見上げた
 ....
天使が天界から落ちる理由、知ってますか?

天使って真っ白だからですよ

真っ白って無なんです

だから、黒が憧れなんです

0が白なら

100が黒だから

羨ましいんですよ ....
ボクの心をずっと鎖で繋いでいて

寂しさで狂ってしまったこの心を

貴女の心を救う振りをして

貴女の心を黒で塗りつぶしてしまう前に

貴女の優しさを利用して

貴女を鎖で縛り付け ....
あなたが笑っていられた幸せな時間

あなたが立ち止まっていた無機質な時間

足して何年だっけ?

大丈夫

その時間があったから

今が存在してるんだよ

大丈夫

少しだ ....
夕暮れ 公園 ブランコ

風に 揺れる 音

僕の 隣 揺れて

君の 笑顔 見惚れ

ただ 見詰め 2人

そして 流れる 時間。



奏でるは 恋の前奏協奏曲。

 ....
サヨナラって

言いたくなくて

最後のメールは

おやすみって

書いたんだ

最後の最後まで

サヨナラを言えないなんて

俺、情けない

飲み残したビール

 ....
ごめん

より

ありがとう

って言いたいし

聞きたいの

わがままなのかな?

心配させてごめんより

心配してくれてありがとうの方が

やっぱり

どう考え ....
そのタバコ、やめてくれないか?

思い出しちまうんだ

あいつが、死ぬ前にはじめてやった悪い事。

トモダチだったのに

何も出来なかったんだよ

その煙が、俺の心を燻して燻製にし ....
遠くから見つめることも

一つの愛のカタチなのだと気付くまでに

すごくすごく時間がかかったけれど

遠くから見つめてるよ

あなたが幸せで

笑顔でいてくれるなら……

私は ....
押し寄せる後悔という名の波に攫われて
私は孤独の海に沈んでいく
サヨナラは言わない
サヨナラは言いたくなかった
悪魔に囁かれても
天使に諭されても
神に説かれようとも

サヨナラは言わ ....
秋雨に 濡れた身体を 抱き寄せて あなたの声が聴きたくて
数字をゆっくりおしてゆく
呼び出し音
高鳴る鼓動
裏返る声
あなたの笑う、声。

ちょっと怒ったふりをして
あなたを困らせてみる

優しくからかうあなたの声 ....
もう少し
もう少し
タイヤキ屋の角を曲がって
公園の中を通り抜けて
延々と続く坂を登ってく

もう少し
もう少し
丘の上の公園から
この港町を見下ろすんだ
朱(あか)と蒼(あお)の ....
短い夢でした。

幸せな日々は、いつも夢のように醒めてしまいます。

それでも、楽しいと言える日々でした。

だからせめて、ありがとうと言わせてください。

あなたの携帯には

二 ....
寂しさを紛らわす酒を飲むより
寂しさを分かち合う酒を飲みたい

あの日々を馴れ合いだと言うのなら
そう言えばいいんだ

あの日々を消したい過去にしたいのなら
そうすれば良いじゃないか
 ....
幸せになりたくて君を追うのか

はたまた

君と幸せになりたくて追うのか

悲しくて泣くのか

はたまた

泣いて悲しいのか

君がこの手から離れていく

君が遠くへ行って ....
雨上がりの空に
未来への橋が見えた

小さいころは
追いかけてられたのに

今はもう
追いかける勇気すらない

君を追いかけたかった
君を……引き止めたかった
君を……抱きしめて ....
透き通る空に
何もかもが見透かされている気がして
僕は空を見上げなくなった

透き通る空に
あなたは前を向かなきゃっていわれてる気がして
僕は耳を塞いだ


けれど、いつも空は僕を見 ....
緋乃村燿介(26)
タイトル カテゴリ Point 日付
 スマイル自由詩2*06/1/26 22:24
僕らの恋は強くなる自由詩1*05/4/3 13:28
今日もどこかで……自由詩105/1/10 23:25
冬のある景色自由詩205/1/7 23:23
rainy day自由詩104/12/14 21:13
荒れた大地に咲く一輪の花自由詩3*04/12/7 21:25
言えはしないのだ自由詩5*04/11/4 21:02
愛のカタチ自由詩3*04/10/15 12:13
「シアワセ」 を 思い出す自由詩1*04/9/28 22:29
きっと自由詩3*04/9/21 15:50
最後の人間らしさで……自由詩1*04/9/16 1:27
羽根をもがれた天使へ。自由詩2*04/9/14 21:47
前奏協奏曲。自由詩304/9/9 0:10
お別れ自由詩004/9/8 18:47
ごめんよりも聞きたい言葉。自由詩0*04/9/7 13:56
心地の良い、二日酔いだ自由詩1*04/9/5 14:11
遠くから、夢をみる。自由詩004/9/4 0:16
闇を口ずさむ自由詩004/9/3 8:55
秋雨恋歌俳句1*04/9/2 8:49
コール自由詩204/9/2 8:37
絵の中に居るような。自由詩2*04/9/1 20:07
着信履歴はもう二度と自由詩104/7/22 14:33
懐かしい、鼓動の中で……自由詩004/7/18 16:48
悲しみを、ここに……。未詩・独白004/7/18 16:30
後悔の涙が流れる頃自由詩304/7/17 11:51
透き通る空に自由詩1*04/7/16 16:35

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