シに到達できず、
 ラララさまよう、
 ♭や♯は
 いくらでも付けれるけれど、
 僕は鮭の子孫じゃないし、
 川に逆らって産卵できるほど、
 金の感情が得意ではない
 ひかるよひか ....
歩くのに疲れて
たどりついたところに
バスの停留場があった

時刻表に記された時間は
呆れるほどのまばらさだった
古めかしく
ところどころ錆びに侵食されて
そもそもちゃんと
機能して ....
平日なら暗い朝

柔らかな新芽のような大気が好き

休日なら光る朝

新しい懐かしい煌めきに影を踏む


平日と休日

たった二三時間のことではあるのに

面白いなあ

 ....
ロミオは薬で眠っているジュリエットを死んでいると勘違いし自分も死にました

目が覚めたジュリエットは死んでいるロミオを見て
短剣で自分を刺して死にました
二人とも
来世で結ばれること ....
無様に云おう
大昔といってもたかだか三十年前
美しいと思ったのは夕焼けのグラウンドと年上の女

たった今雪が止んだ
街はおもちゃを取り上げられた子供
掃除も終えた休日
定番の秘密主義者は ....
呆然として
60年が過ぎた
そのあとの
60年
赤ん坊は生まれず
人口が減少しても
私はいない

冬の部屋は
寒い

小さな湯のみに
あふれるほど
膨れた
中国茶を
啜 ....
夜明け


貰ったのは握手だった
嗚咽をもらすようなできた人間じゃなかったから
こっそりピンクの熊を抱きしめていた


変わろうと荷物を詰めながら
バンプオブチキンを聞いて
感傷に ....
死神は深い森の中で魂を喰って生きている
奴は言う
美味い魂もあるが不味い魂もあると

私は訊く
どんな魂が美味く
どんな魂が不味いのかと

奴は答える
善なるものの魂は美味く
悪な ....
あの日確かに
君は私のこと
好きだって言った

でも今の君は
私が好きなようには
見えません

からかってるなら
鬱陶しいなら
嫌いなら

そう言ってよ

傷付くの ....
その南の島には雲をつく高山がある
山からは川が流れ出し川縁には数軒の丸太小屋
朝日が登ると同時に一軒の丸太小屋の戸が開いた
親子が力を併せてカヌーを運び出す
朝靄をついて川に漕ぎ出す
昼前に ....
瑠璃色のオトマトペしりませんか
むかし たいせつなひとが くちうつしでくれた
飴玉のような オトマトペでした

今朝
あの甘さを
思い出しました
怖い夢をみて 
めがさめて
そして  ....
 海をブラウン管が渡ってゆきます。

 空を映す管面に鳥が舞い降りて、また飛び立ちます。

 手紙が 一通入っています。
 
 
東京にだけは、暮らしたくないんだ。 四拍子をきざむ
うしろのチャイニーズに
聞いてみると
ほがらかな林くんは
鼻腔のおくで裸になった
君の汗、額から、
とがった顎まで垂れた、
あんていするために
球体になった、
た ....
緩やかなカーブ
輪郭をなぞる時間
永遠ならいいのに
愛してるの代わりに
きみの輪郭をなぞる
ある夜の夢の中で 
誰かの拳が 
木のドアをノックする 
乾いた音が部屋に響く 

テーブルの向かいに座った 
瞳の澄んだその人は 
(私はいつも共にいる・・・) 
と言ってすぅっと、 ....
岬の灯台を思い出す

なんて寂しくて
綺麗な姿なんだろうか

ここら辺ぐらいから
眺めると
すっぽりと
体が灯台に隠れて
私は白いのっぽな灯台だ

私は心の灯りをボッと
あかあ ....
早起きしトコトコ山を登り
見晴らしの良い場所で
うんと息を吸うと
朝の新鮮な空気に
満たされたような気がして

ぼぉうと吐きだすと
昨日までの
凝り固まったしこりまで
山の空気に流さ ....
少年たち
そんなに早くから
自分について
絶望する必要はない
そのうち分かる時が来るから
ロクデモナイってことがね

少年たち
それほど急いで
自分について
悲嘆する必要はない
 ....
俺のオヤジは酒乱だったので
中学の頃までは
毎晩
いつかぶち殺してやろうと思っていた

でもよく考えたら
そんな奴のために(尊属)殺人犯になって
自分の一生をボーにふるのはアホらしい
 ....
オリーブの高い枝に取り残した実に
真冬の鳥たちが 激しい羽音をたてて

秋の収穫期の黒い実に 鳥たちは関心がなかった
寒さで 苦味が和らいでいるのか

銀白色のオリーブの葉影に 鳥たちが集 ....
目をあけたら白い朝
ぼんやりした頭
カーテンはゆらゆらと
金魚みたいね

鳴らない電話に
突きはなされた気がして
わたし毛布から出られない明日からどこへゆこう

コーヒーはもう要 ....
私はね
相手のいる人を
愛したことがあるんだ

あの頃の私はなにか間違ってたんだ

私は
すごく遠くて
顔の見えない人を愛した

毎日
毎日
もっと早く出会えていれば… ....
どうしてきみの猫は笑うのだ?
私の猫は笑わないのに
どうしてきみのカレーは肉が多いのだ?

明日は大雪になると
天気予報がゆってたから
四十%オフの長靴と合羽セットを買ったのに
風邪を引 ....
ストーブの前で暖まる猫と一緒に

冷えた体を暖めて

「ああ、学校行きたくないな・・・」と思ったことがある

世の中にはサラリーマン・学生と

どうして「通勤者」で一杯なのだろう?と
 ....
隣で時間が流れている。

テレビは女子バスケットの様子を中継しているが、ここは読書の空間。そして、小説の時間が流れている。
妻は夫の浮気を知りながらもそれを直接は口に出さず、書いた手紙を机に置い ....
最初に見上げた時に見えた
生白い顔を曝け出した満月は
何度目の化粧を施したのか
もはやわからないくらい
ぼくの頭上を通り過ぎてた
その透き通った悲しい光の下を
ぼくは歩いている
最初に定 ....
サボテン が 言えなくて

ほうれん草 が 頭の中でまわってた

あのほうれん草 どうなった

ほうれん草 まだ生きてるか

ああ サボテンだよ

サボテン

が ほうれん草っ ....
他に何も考えず
君を想うだけ
それでいい

退屈な僕の生きがい
寝てるときも
食べてるときも
散歩してるときも

君を想うだけ
それだけでいいんだ

そうすれば
退屈 ....
 右耳の膨れ上がる曇り空
 足跡に花、折れて音符
 歩き出し走り出しては 落葉の舞う
 鉄骨の綾取りを鼠は さ迷い
 幽霊の端をかじり駈けゆく

 車輪のにごり絵、渦巻 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
伸びる葉のシ狩心2*12/2/19 14:18
みちのりそらの珊瑚14*12/2/19 14:08
平日なら休日なら吉岡ペペロ0+12/2/19 12:46
その後のロミオとジュリエットジュリエット1+12/2/19 12:12
日曜を呼び出して左フック民次郎412/2/19 11:49
立春まんぼう2312/2/19 11:33
2006年〜2008年ごろのpoenique投稿作まとめブルーベリー1*12/2/19 11:03
真犯人HAL312/2/19 10:33
君の愛をくださいジュリエット212/2/19 9:09
常夏の島たにい212/2/19 4:35
瑠璃色のオトマトペるるりら14*12/2/19 4:30
手紙佐倉 潮812/2/19 1:10
_番田 012/2/19 1:09
ズー1*12/2/19 1:02
柔らかな、ムダ312/2/19 0:16
夢の部屋  服部 剛312/2/18 23:59
岬の灯台灰泥軽茶112/2/18 23:49
光の糸4*12/2/18 22:06
少年たち浩一112/2/18 22:01
昭和の悲劇212/2/18 21:54
冬のオリーブいねむり猫812/2/18 19:42
金魚とメランコリー青井とり212/2/18 19:32
あの恋ジュリエット012/2/18 18:38
週末mizuno...112/2/18 18:34
猫の瞳yamada...012/2/18 18:14
無題(メモ書き)中川達矢512/2/18 15:34
ぼくの足跡寒雪512/2/18 14:28
毎日おもしろい蒼木りん012/2/18 14:27
退屈な僕ジュリエット112/2/18 11:50
ヨルノテガム312/2/18 10:35

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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