東京特許ぱみゅぱみゅ
ぱみゅぱみゅ特許許可局
ぱみゅぱみゅぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ
かえるぱみゅぱみゅ無許可ぴょこ
焦らずゆっくり読んでください
噛まずに読めるまでが遠足です
夜、気持ちよく眠っていると虫の羽音がして目が覚めた。反射的に手で音を払うと、すぐに声がした。「小生はあやしいものではありません。虫であります」とその声は言った。自分から虫というからには虫なのだろうな ....
だれもが仏様になれる
種みたいなもんを持っている
一切悉有仏性とは
そんな意味の仏教用語だ
いろんな争いごとや美談を見るたび
一切悉有仏性を思い出す
争いごとも ....
ひとりにさせてほしい悩みと
あなたにいてほしい悩みとでは
どちらが優先順位を持つのだろう
イヤホンを外す合図で世界が終わればいい
だれの助言も耳に入らない夜だ
雨音を掬っては亡いこと ....
ステトラ
タイガー
イッパイアッテナ
....
飴はあげた
あとどうすればいいかわからなかったけど
はるか、とおくからみおろすあおいめを
すこしばかりおびえて ゆるされたせなかにうけいれる
ああ、なんというここちのよいつみなのでしょう
はいいろのつめたさをのりこえ たどりついたさきで ....
理数系の君が
詩は足し算で引き算だと
ななめの方向をみてそう言った
文系の私は
妄想にふけりながら
君の言葉をおおまかなところできいていた
だけど
君の方が少し
花も山もすきで ....
赤い
擦り傷
涙
嘘
想い
漂う
桜
夢
乱痴気騒ぎのマセガキと
晩春気取りのマドムァゼルが
虎視眈眈と狙いまするは
サイケデリッククライシス
恋と呼ぶには ....
いつか のせるよ
ウエハースの上に
しっとりと 乗っかった
白い 思い出
冷たい頬を 伝う
しょっぱい液体が
絡まっても
大丈夫
バニラ風味で
心をも溶かす
幸せの 固 ....
春の道は
あたたかな日ざしに雪がとけだし
土といっしょにベチャベチャやる
冬のきびしい戒めから解放されたよろこびを
全身であらわして
道ゆくお嬢さんの足にすがりつく
子どもたちがド ....
寄り添いあう小鳥たちは
手を繋がない
重なりあうヒトデたちは
手を繋がない
罵りあうイランとイスラエルは
手を繋がない
売り込みあうキリンとアサヒは
手を繋がない
音楽と政治 ....
松の葉を踏む
鴉が
踏む
影の波
何の影か
わからない波
半分の鏡に
すべてが映ることの歪み
弦の音
空に昇る昼
ただ昼のままの昼
昼の昼
放る ....
今日の空は気持ちの良い
遠い遠い青色だった。
眩しい太陽に照らされた
歯抜けの坊主が笑ってた。
血の気のない青白い社員は
70円のコーヒーで疲 ....
僕はここにいない
彼はここにいない
何者も語らず、何者でもない
深い不安に満ちた 絶えざる消失に
切り刻まれた空
溶け出した瞬間に
関わりを遠ざけて
....
誰かの影を追い求めて
それはいつしか自分であったりする
ことばの端数を持て余して
拙い告白を露呈する
わたしなど
と吐いてしまえば楽になる
(それは逃げることに等価して
涙を引いて生 ....
タンスの引き出しを開ける
衣類を取り出す
中に入る
遠くのアフリカでキリンが鳴いてる
誰かが閉めてくれる、その日を思う
雨かと思ったら
雪どけの 水音でした
、、、、、、、、、、、、
陽ざしのはし
いつもは気づかずにいた 木々の陰影が
光をすって ゆれている
森は確かに今も
雪絹の繭のな ....
月世界の火点し頃
逆手の我らは
スワンの両腕を折り畳みて
空飛ぶ真似をする
天を恐れる者たちは
その早業から
逃れようと
地下に溶けて岩となり
我らを忘れる
愛は今でも投げ交わされているのです
目には見えないものまでも
可視化してしまう時代ですから
どんなにちいさな灯りでも
見つけた、それを 愛と名付けて
大事にしたいのです。
....
疲れ果てた時に
一杯のコーヒーを飲む
ほっと一息
世界が変わる
もうすぐ世界は
滅びるだろう・・・
だが、しかしこの一杯のコーヒーは不滅
ということは世界も不 ....
【食いしん坊なのです】
赤ちゃんのほっぺは
つきたての餅のようだ
誰も見ていなかったら
つい食べたくなってしまうほどの
◇
【みみず】
おまえをみつけると
つい ....
※1
詩的関係についての
うろ覚えと意味のぶち壊し
※2
「駒沢給水塔MEMO」
給水塔
□設置数:2基(将来3基目を設置するための場所は確保 ....
ないものねだり
というのは
なんと ありきたりな
ずいぶん そのままな
お言葉ですね
ないから ねだるのに
ないから ほしいのよ
風船を手にする子の
....
けさは水平線が凍っている
長い足を折って待つ子
ひたむきに駆けまわる子
ただ下手くそに眠る子らが凍っている
おとつい死んだ叔父さんへあなたの骨はまずかった
おとつい死んだ叔父 ....
あなたのことを
なにひとつ知らない
どんな家に住んでいるのか
どんな顔をしているのか
どんな爪の形をしているのか
どんな声で話すのか
けれど
あなたのことを
感じることができる ....
夜は浅く長く 昼は深く短く眠る
世界が いつしか僕から消失していく
死が シェスタのようであったらと
祈り願いながら 僕は今日も
光のなか 眠りの岸辺と誘われる
意識と無意識の境界線が朧 ....
よく目がみえないとおもった
いつのまにか伸びた背丈
ひざうらにぬるい風
イヤなあの子の後ろすがた
引き潮みたいに校庭に吸われた
本棚の
手紙のひみつ
バラされたくなかったら
図 ....
なんだか
うれしくなる
ぼくの
なかから
ことしも
にょきにょき
新芽が
でてきたから
なんだか
なんだか
うれしくなる
嘘でぼくを好きといった人にも
嘘でぼくを嫌いといった人にも
ありがとうといった
世界の中で生きている人には
嬉しいことがあるんだと思った
ぼくは世界の外にいるから
お前らとは違うん ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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