知らないふりをするあの娘
本当のことなど 知らない いらない
感情なんかのさざ波が
ポツンと当たって弾けて広がる
くるくる回って落ちてく音階
あの娘がくるくる くるくる落ちてく
サンダルの ....
おきあがり こぶしだと 思ってたんだ

起き上がり 小法師 だったんだねぇ
子奉仕でも 胞子でも なかったんだ

拳 とか 辛夷とか 思い浮かべて
握る握力の強さを 感じながら
転んで痛 ....
ああ、かみさま


かみさま、どうか


わたしにそのときがきたら


いつかこんなわたしにも


きたるべきときがきたなら。



あまく やさしく

 ....
休日になると見えるようになる世界で
人々は自分の身体を機械化していった
もっと生きられるように
もっと自由でいられるように
意識を電脳に移し、命を共有して、
孤絶した

生者の世界の生者 ....
俺が狂っているなんて
どの口が言いやがるんだ
俺が一番まともじゃねえか
誰に聞いたって
そうに決まってんだろ
おまえの腐れ眼は
チンポコ突っ込む価値もねえのか

死にかけのゴキブリの糞 ....
キチガイと勘違いされ
空き缶を投げられた
親父狩りならぬ年増狩りよ

確かに私は烏と飢えた子供と暮らしている
ごみを漁り
誰かの落とした銭を広い
汚ならしい身なりをしている

だが心 ....
あなたを写した線や形や色を見つめる

あなたの記憶とぶつかりながら

あなたの名を叫びながら白濁を飛ばす


名を叫んでしまうと

こころたちはまた

苦しんでしまうのではないか ....
数日前退院をして

足を引きずり引きずり

日常をおんぶしながら歩いている

病室よりも冷たい風を

春と感じて

ふたたび光線のなかにいる

それにまだ慣れないで照れている
 ....
さて今日も朝からユウウツなスタート
具体的には寝坊に遅刻に忘れ物
もっと言うとおかんとケンカ、というか一方的な罵声のシャワー
運悪くお天道様もご機嫌斜めっつかほぼ直角
気づけば両足にゃガム ....
赤ちゃんで死ななければならなかった

少年で死ななければならなかった


だから青年で

蹉跌にまみれることができた

三十も半ばで

異性を好きになることができた

四十を ....
春は透明な足音を立てて
僕らの世界を包む
人々の足どりは濃やかで
赤ら顔の盗賊さえも
どこかその顔は呆けている・・・
春風は都市の中にも吹き
人々の襟をすくめさせる
僕はアーチ状の街をく ....
石を高温で焼き
それを鍋に放り込み
作る料理があると聞いて
心が痛む

そんなに
熱したら
石に住む
この子たちは
どうなるのだろう
かあさん、熱いよう、と
泣くんじゃないか
 ....
ニュース画面に映る満開の桜
その下で 賑わう人々
東京は お花見なのに

防寒着を着て かわかした軍手を持つ
白い雪が降り続けるので 消しに行く
桜より 広く白い

積み上げられた雪の ....
2012年04月08日(日)2 tweets

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社会というものはいくら入り込んでもいつの間にかすり抜けているというわけのわからないものでした、さて学校と ....
病院のベッドに三日間泊まった
聖なる牢獄に三日間も居たんだぜ
すごいことさ

可愛い看護師さんは小首を傾げて言った
何処に居たってあなたの生きる不安は同じでしょ
そう彼女はとても魅力的でセ ....
{画像=120408072250.jpg}


 春、春、春、桜吹雪

ひらりと花びら
僕の掌に 舞い落ちた
そっと 握りしめて
指の隙間に閉じ込める


 ―― 縛ることが愛だ ....
銀の妖蛆を夜鷹が食み、
暗がりの中でわめき散らす。
呼応して単調な横笛の調べが、
盲唖の混沌を慰撫して鳴り止まぬ。
地響きが黒い森をゆらし、
強壮なる使者はまろび出た。
ぽっかりとあいた満月
掌をむけて撫でるように
まわしていくと

桜のつぼみが
勢いよく
ぽんぽん弾けて
噴く噴くよ

夜空にたくさん
打ち上げられた
桜の花びらは
凱旋を祝うパ ....
なにも考えずに
いや、なんにも考えることができずに

夜の歓楽街をぶらぶら歩いていると
道の端っこ
下水道のコンクリートから
白い泡が溢れだしており
近づいてみると
ぬくっと泡の中から ....
黙り込む 君のことを
僕は知らなかった
死んだことが
確かではないのかも知れない
哲学が郷愁なら
私は常日頃哲学している
哲学が郷愁なら
私が哲学のことを思わぬ日はない

私はどこにいても郷愁を覚える
もはやないものに思いを馳せる時、
そのとき私は常に死んでいる

 ....
ぶっころすぞ ほんとうのことは
ほんとうにならない
それがぼくらの法則だった

ほんとうでないことや
知らないことたちで
世の中は
編みあげられているよう

靴をコツコツ鳴らせて
歩くぼくら ....
{画像=120407235731.jpg}


その一本の桜の木は
古い民家の門扉の横にあって
左右に大きな枝を広げていた

ごつごつとして人を寄せ付けず
大地の力を漲らせ
雨風にそ ....
新芽の出かけた柿の木に

季節はずれのしわしわの柿の実が一つ

落ちることなくあの嵐にも耐えて

だれにも見向きもされないところで

静かに生きている

それは確かな生の営み

 ....
空に目玉ぎょろり
月がある

まいったな
小さなことで悩んでたのに

わかったよ
するべきことを
すればいいってことも

迷っていても
明日はくるから

空に目玉ぎょろり
 ....
言葉の羅列

ふざけた言い回し
そんなもので誤魔化していい気になってる

そいつの名前は思い上がり


私の心に巣食って
私の心を食い尽くす


いつか、お前を越えていく
そ ....
犬が
歩いていて
犬が

ちかづくと
かみついてくる
ころそうとして

ねこ
かわいい

対比
いいものと
わるものの

などといっていると
不利になるから言わない
 ....
夏がじきに終わる教室の黒板に














 ....
例えば、
僕が溺れていて、
君が助けてくれる。
僕は
ひたすらに感謝して
君はいいよ、
大丈夫だという。

でも、
君が溺れている手をとって、
助け出そうとしたら、
よして、危な ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
模範回答(1)こうだたけみ3*12/4/8 16:22
こぞうこぶし藤鈴呼2*12/4/8 14:47
sweetestmm1*12/4/8 14:33
微熱mizuno...112/4/8 14:23
つまんねえとこうなるんだよ花形新次112/4/8 13:33
信仰田園112/4/8 13:28
あなたの名吉岡ペペロ412/4/8 11:31
照れ屋の退院412/4/8 11:21
イノチミジカシアイセヨジブンmm412/4/8 11:07
降誕の日に吉岡ペペロ412/4/8 10:52
花束yamada...512/4/8 9:52
ストーンチャイルドそらの珊瑚15*12/4/8 8:54
雪守り砂木18*12/4/8 8:39
twitter葉leaf212/4/8 7:52
自由或いは生きる意味梅昆布茶2212/4/8 7:34
【 花びら 】泡沫恋歌12*12/4/8 7:25
高原漣012/4/8 4:36
桜の蕾が噴く噴くよ灰泥軽茶8*12/4/8 3:23
雑居ビル地下一階11*12/4/8 2:15
_番田 112/4/8 2:04
哲学ブロッコリー...3*12/4/8 1:35
夜桜di.di.112/4/8 0:48
本題シホ.N312/4/8 0:29
桜木 / その大きな木は生かされているbeebee28*12/4/7 23:56
柿の実わすれな草1*12/4/7 23:43
空の目玉朧月312/4/7 22:21
思い上がり無限上昇のカ...312/4/7 21:22
スカルミ リオーネ6312/4/7 21:21
うらしまたろうTAT2*12/4/7 21:19
溺れopus012/4/7 20:06

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