その小説の男色主人公は
自分のワキに生えはじめた毛を見ながら
オナニーをしたわけだが
俺は女のワキの剃り跡に興奮するので
安全剃刀で自分のワキを
少しボツボツが残るぐらいに剃ってみた
よー ....
バナナをたべるやつがいる。仕事中だってのにひどく蒸し暑い。暖房をきった社内ではでたらめに剥かれた皮が、黄色い運河のようです。本流から逸れた給湯室でお茶係の女の子たちがバナナをたべている。2階か ....
オレは傷つきやすいヒトだから
オマエの言う事なんかに耳は貸さない
アスファルトの無限の連なりに出過ぎた
赤いコートの物乞いの過ぎ去る一瞬に
一瞥を投げるのみ
カーラジオの蝿・蚊の軽い唸りや
....
わたしはいつか
に、なりたいと
おもっていた
こどものころ
に、なりたいと
おもわなければならなかった
いまも
おもわなければ
ならないのだろう
に、 ....
もう
勘違いで傷つきたくないから
実体のある
あなたの接触を
私はただ
待っているのです
充分過ぎる時間がありました
桜は毎年咲いています
年を重ねてもきれいに
....
気分いい
気分わるい
そんな気分ってなんだろう
心の場所がわからない
それは迷子とちがうもの
気持ちいい
気持ちわるい
そんな気持ちってなんだろう
あなたの心がみえませ ....
BSの韓流ドラマと
TVショッピングの洪水はなんとかならねえのか
観てる奴がいるならリモコンの緑ボタンを押しやがれ
ケーブルテレビのオンデマンドで
小向美奈子が観られるのはいいが
家庭用 ....
まちは固すぎるので
気をぬくとぶつかって死ぬ
あらゆるものが
手に入れやすくなり
あふれ出すようになると
昨日がどんどん遠ざかり死ぬ
やさしさが
一山いくらの値札をつけて
....
一生のうちハーレムを持てる雄はほんのひとにぎり
そもそも素人のする反復動作など研究という名前に値せず、このWeblogもその例にもれない。原理の無い収集と反応の無い暴露(expose)であって ....
何も浮かばない
雲も
どこかへ流されたようで
わたしは
ひとり影をおくる
ことばを
知らないから
と屈託なくわらう
君のあいさつは不器用なほど
まぶしい
出会った海辺を
....
シェエラザードを弾くおんなの
やわらかくて熱いお腹に
顔を押しあててしがみついていた
海とシンドバッドの船、
そのバイオリンの独奏だった
大学二年の頃だった
かたち ....
彼女の頭の上には小さな水溜りがあって
そこには綺麗な魚が棲んでいる
僕の額には小さな木が生えていて
その枝に、時々、小鳥が止まったりする
とかな ....
不思議
きみがふれた
いびつな石ころが今朝、
柔らかいパンへと変わった
春の陽を白く吸って
不思議
きみがくれた幾つかの
言葉は辞書に ....
きみの声が ふにゃふにゃで
もっとふにゃふにゃにさせたくて
ふにゃふにゃにしたら
ふにゃー!と鳴いた
帰るなと鳴く 君は帰るなと
ふにゃー!ふにゃー!
....
遅咲きの桜に腰かけて
非難の視線を浴びながら
枝を揺すって花を散らせた
早咲きになりたいって
でこぼこしていた大好きが
たましいにプリントされて
僕のたましいそのものになっていた
だからもうあんなに痛くはなかった
あなたは僕のいちぶです
やっとここまで辿り着けたよ ....
私が私だけで不足なら
別のなにかで補うしかない
熟成するバーボンのように
砂漠にさくらが咲いた
砂漠中の魚が集まってきて
あたり一面、銀色に輝いている
わたしが目を閉じると
さくらは散り
砂は空へと帰っていく
そして魚たちはみな
記憶の届か ....
人が報われる話を書きたい
できれば死後ではなく
生きてる間に
メシを食った回数だけウンコしたい
俺は几帳面な男なんだぜ
一日4食の俺だから
正確にウンコをした場合
一日に4回ウンコをしなければならないのだが
なぜか朝一回しかもよおさない
どうしてなん ....
僕は人間が嫌いだ。
生きている人間が嫌いだ。
欲に塗れ
私利私欲で同種を傷つけ
言葉を軽視し
自己を一番重要視し
生を厭う一方で死を嘆き
獣や自然の命を喰らって
己らの幸福を積み上 ....
小学生のころ
好きなひとに順番をつけていた。
一番は森田くん
二番は浜田くん
三番は~島瀬くんかなぁ。
四番は~。。。
そうやって
順番をつけて、何したかったのか
今になるとわからない ....
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春に向う
眠りから覚めるがよい。
若者よ目を開けよ。
口を少しく開けたそのけだるい表情こそ
生得の感覚。
風を感じるがよい。
足の ....
笑わせたい 人が いて
目の前で 笑顔が 見れて
自分も 笑えて
そんな 日々が
毎日だったなら
眉間の 皺も
消えて しまうでしょうに
刻み込む その前に
気付けることも ....
ずっとぼくには想いつづけてる
ひとがいるんだけど
叶わぬ愛と分かっていても
想いが募っていけばいくほど
掬えないのは
分かってるんだけれど
水面に映る月をなんとか
....
立場にこだわる人がいて
畑の野菜と
さくらの木をながめ
土の中
みえない世界を
ふと思う
指先でめくれば
世界中をみわたせるけど
温度はなくて
それもまた地球
私の ....
母にありがとう
私をこの素晴らしい世界に生んでくれてありがとう
不器用だけど
たくさんの愛を注いでくれてありがとう
私の大きな夢をいつも応援してくれてありがとう
....
アマゾンという
喫茶店の水槽で泳いでいる
あの魚はピラニアだと
まことしやかに
客の間では
ささやかれていた
根拠といえば
そこに
張り紙がしてあった
「指を入れないでください」 ....
わたしごとに
あなたたちがひらいていく
新しい手帳の
赤いインデックス
なにも書き込まないまま
満たされていく薄い毎日
いちにちは
こんなにも短くて
気が付けば
四本の足が萎えている ....
衝動が虚しく
上滑りを塗り重ね
胎を押し付けて
触れた指先に
衝撃の[error]判定
煩わしい肉塊
(潜伏していた違和感)
生産体制異常発生
後悔のレッドアラートが鳴り響 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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