般若心経には
ぎゃあていぎゃあていはらそうぎゃあていぼうじいそわか、
この真言を唱えれば
執着とは意味のないものだ、ほかに大切なものがあるのだ、
これが会得できると書いてある
....
仕事を辞めた友達と
ノエルギャラガーのライブに行くことにした
街行く 人は
ポケットの中に 自由を隠し持っている
月の光を聴いている
ストコフスキー指揮のやつだ
ぶ厚くてやわらかかった
張りつめていてあたたかかった
あなたの幸福を見つめていた
一枚の気持ちを見つめている
そ ....
メロン食べたいナ
ちくわの穴から何が見える?
おしるこの底から地獄が沸き上る
アノ人やアノ人も切腹して業火に焼かれないかナぁ?
ああ それからメロンが食べたい ....
春の宵は曖昧で怠惰
見上げる天(そら)は光れども
夜の端で霞みを湛える
物憂げな月は淡い光で人を包み
背の枷を下ろせと言わんばかりに
全てを浄化しようとする
春の宵は曖昧で怠惰
....
せめて一行ぐらい
さ
....
そのときがきたら
「やぁ、おそかったね」と
にっこりわらって
かみさまと握手をしよ ....
悪いことはたくさんしてきました
それは 神様だっておなじでしょ
神様を ぶったわけじゃないけど
ひとまず ごめんなさい
神様に謝っても 仕方ないか
神様も そう思うでしょ ....
僕らは見知らぬ未来を味方につけるため
騙し騙しの今日をやり過ごし
昨日の名前を付けるために墓を立てては
名前を付けると昨日が色あせ遠くなってしまいそうで
やっぱり何も刻まないこともある
無言 ....
まっさらな光の空間でも 輝きたい
対極の色彩に支えられるのではなく
白の中でも 極める白さを放ちたい
特殊カメラでも拾えない 光 眩しさを
可能な限り 歯を喰いしばり
結び目まで ....
は、「蝶」だった。
彼女は、彼の血が殆ど「白い花」であることなど知らなかった。
また猫を被った「砂漠」の似非民主主義の下に隠された
支配と、からくり仕掛けの国体そのものが
火と硫黄の燃 ....
平泳ぎが得意で
早退した
陽の光はまだ幼く
犬の背中も
温かく照らした
国鉄の線路は
歪んだ円を描き
わたしは
父の利き手を
思い出すのだった
その作業と
役割につい ....
あいつはくずだ。
そんなもののために生まれてきたんじゃない
俳句
camera
死ね。
会いたいって気持ちが
とても強いから
きっと 夢に出て来れないのかな、
本気で 会いたいって 願っているうちは
会えないって 聞いたことが 有るな、って
ぼんやりと
....
わびさびに 錆びれなし
本音と建前の前後間 曖昧の魔
されど優しさ
ゆるく遠まわしに投げかける 音霊
時差を踏み 言霊へと じわんっと触れる
古より 和太鼓の鼓動と ....
前回…
人を本当に愛する
ということは
『その人が
一人で居ても
生きていけるように
することだ』と
作家の三浦綾子さんが
言っていた事に触れた
その事について
もう少し掘り下 ....
{画像=120420133733.jpg}
2012/04/19 撮影
【 窓辺 】
窓辺に観葉植物を並べたら
小さなジャングルができた
....
{画像=120420123341.jpg}
2012/04/19 撮影
【 たんぽぽ 】
コンクリートの駐車場
ほんの少し剝き ....
有限時間というリュックサックに
たくさん詰め込んだ愛や心配
一つ出し二つ出ししてゆくうちに
リュックサックには
あなたのこころが入ってゆく
それがあったかくて
....
飲屋街のネオンのなかを
ふらふらしたまんま
繋いでいた手は どの「あなた」だったのか
いずれにせよ笑っていた
時のかわりに
出会いを打つ時計がひとつ
心臓のなかで ハート型に眠って ....
人間性が悪いのがあたりまえなのに、
人間性を疑うって言葉がある。
天使のようなあの人こそ、
人間性を疑わなきゃ。
矛盾に満ちた奴。かっこつけ、みえっぱり、
わからずや ....
君の補助輪を外した朝は
まるで
小鳥の誕生日のように
空が青かった
小さな手のひらで
ぎゅっと握った
ハンドルが
ぐらぐらゆれる
どこへ向かっているのか
自分でもきっとわからない ....
少し遠くにいるあなたへ言葉を投げかける
言葉はメロディのように滑らかに
空中を軽やかにステップするでなく
少し自信なさげに
ひらがなは途中でぽろりぽろりと落ちていき
漢字 ....
目を閉じればいつも友達がいた
遠い街で待っている
僕は誰だろう
死んだのは自分なのかもしれない
予期しないできごとは
いつも 曲がり角の向こうに
人と歩調を合わせるのは もう たくさん ....
北へ進めー
僕ら陽気な音楽隊
足並み揃えてシンバル鳴らせ
止まった時にはラッパを吹いて
花壇に水をあげましょう
北へ、北へ
北は寒いこの半球
帰っていくのはちと厳しい ....
夢中に咲く花
夢のなか
私の好きな
あの花よ
くたびれた顔で笑っているのは
私であなた
あなたと私
蓬莱山から風が吹く
ピューピューと吹きさらす
決めゼリフを言う時には気をつけてね
....
しなやかに夜を駆ける月と
百面相のにらめっこ
笑ったら負けよ
弓張月はこぐま座を宙返りして
むすっと怒りんぼ
蜂の巣をつついた百面相は
さされて泣き顔に
困った顔でわたしは
金 ....
軟弱な下心が充満する
とれかけたパーマの匂いを
舐めながら目をつむる
背ける
(皮膚は1つにつながっているからね
触れられるのは恐ろしいこと
+
夕方の友達と、ヒマワリと、煙草を ....
お玉杓子のような百舌達が
雨上がりの空に
ばらまかれては、舞い下りて
すすき野原にすーっととまる
静寂のひと時
ばらばらだった者達は
ひとつになり
きらきら光るすす ....
雨のふり方だけが
世界を知るすべ
ガード下に目を置き忘れた
哀れな物語をしよう
二日酔いが
ついに胸元であふれて
僕は灰色の吐瀉物を
コンクリの壁にぶちまけた
艶のない葉っぱを ....
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