{引用=
いくつかの言語がすでに死滅した
午後だった、そして花が散ってい
た、なんの動物のものかわからな
い(おそらく数種類の動物の)い
ろんな部位の骨をあつめて、鑢で
みがいてい ....
白く輝く無慈悲な太陽が
干上がった大地から 何もかも蒸発させる頃
私と彼女は
並走していた
灼けるような暑さも忘れ
私たちは
ただ 明日を生き抜くためだけに
疾駆していた
....
峠の道標
ひとり立ち
ひとり朽ち
ノートにしようかどうか 迷ったんだ
ちゃんと 検討したんだよ? ボク
ウソなんて ついちゃ いないや
そんなの ダイッキライ だから
サイズは 半欠けの月が 二つ
英語の 最初から 2番 ....
愛をとどけに海をこえてみるの わたし
好き 好き 大嫌い
心は気まぐれだわ
波音 暑い風
ふたりで誓ったのに
口づけ 長い夜
恋に落ちた方の負け
夢 夢 儚くて
涙が止 ....
ひかりはぼくらをほどくだろう
影や風がさわってもくれるだろう
そこでぼくらは調整されるだろう
がんばれば逆向きのちからも生まれる
それがぼくらの今いる世界だ
それでもまえ ....
舌のねもとに指を押し当てて吐いた
涙がにじんで鼻水が息を塞いだ
吐くたび便器をティッシュで拭いた
百日紅がさいごの夏だ
ひかりが花を撫でている
路地には影が鮮やかだ
....
不毛な公会議が終わると午後六時。金曜の夜の十字軍の夜だ。乳と蜜の流れる丸ノ内線の出口付近から、開けドア。涙、流れても溢れ出ても小アジア。もう黄色い犬がドミノ牌を並べ始めているというのに、嗚呼、吾が妹よ ....
イタリアの空を見上げた夏も、すでに思い出
大理石造りの建物の前で ニセ物のサングラスの束を売り歩く怪しげな商人がいたり
客を引き止めては 買えと迫る 石畳に並べられた絵はいんちき臭くて
....
やばいとかまじでで伝わる感情
わざわざわかりにくくしてそれっぽく包んでみても
なにそれまじでわかんないし。
有りもしないなら黙ってればいいし、
何かのふりして書くことないよ。
言いたいことな ....
伝わるだろうか
詩を書いたとき
心に残る言葉は
何だと思い
この詩を書いた
俺
文章で身を立てようって
思ってるんだ
コホッ
コホッ
何甘いこと言ってんだっ
お前が昔
賞取ったのは
たかが県の
作文コンクールじゃないかっ
小中高大 ....
パパ
音楽家
ピエール
ママ
ファッションデザイナー
織江
双子の妹
ミキ
マキ
犬
プリン
その他
そんなリカちゃんファミリーに ....
気温が寝返りを始めた
セミの放尿が始まった
レースのカーテンがヨガを始めた
海老の家老が目糞を掻き出し始めた
やがて 市道で唸り始めた
ゴミ収集車が朝の鼻歌を
そして 近 ....
押しだされる
水はつめたい
書物は
ため息のようにぶ厚い
きみのまぶたは
蝶の羽のようなかすかな運動をつづけている
空気は遠くなりすぎた
青はためらい
黄色は純情
うす紫 ....
たぶんの坂道
魚の眼は 閉じられ
信じられない土の中
ゆるゆる
芽を出す
種の音
忘れても
靴の中から
誰かが見ている
見ていない から 空は青い
山へ帰りながらふといつものうたが
歌えないことに気づいた
村の畑で菜をついばんでは涼しい枝でやすみ
仲間たちとじょうだんを言い合ったり
洟垂れ小僧たちを少々おどかしてきをはらしたり
....
僕にだけ見えない非常口
何が自分に起きたのかつかめずにいる
空虚な時間が過ぎた
それをむなしいと思いたいがまだ変化が必要だ
こだわりすがりつくことしかできないから
川の流れのように過ぎていったのだと思いたい
そして ....
沢山の言葉が降り注ぐ夜
沢庵 バリボリしながら
読み下すことなんて しない
食べ下すことなんて 勿論ない
漬物は 余り 得意じゃあ 無いんだ
そんな 言い訳を 繰り返しながら
....
悪い事ばかりは続かない。
良い時ばかりは続かない。
プラス思考
いつの良いように考える。
歌を口ずさみ
涙を流す。
信じることを忘れずに
今日も歩き出す。
今が最高の時
そう ....
興味本位で
プライベートの事を聞き
話すと何もアドバイスしない。
損したと思う。
人を決めつけてかかり
自分の自慢ばかりをする。
やさしさがない。
自分の事しか考えない。
自分 ....
強くたくましく
正しく
やさしい
人を癒し
幸せにする
人に好かれ
人を大切にして
人が集まってくる
人からプレゼントされ
家は貰い物で一杯
自然を憂い
自然を愛し
自 ....
もしかしたら君は
人に知られない苦しみを
背負っているかも知れない
そう思った時
満天の星が瞬いた
君の写真は
いつも私を癒してくれる
それだけでいいじゃないか
今日この日は
....
けつげつけつけげけつげ
つけつけつけげけつげ
けつげつけつけげけつげ
つけつけつけげけつげよ
もっさりもさもさけつつけげ
もっさりもっさつけげつげ
着エロアイドルじゃない
お ....
餌を狙った
鳶でさえ
あたしのアナルは
避けたもの
あなたに出会った
あの夜に
あたしは
生まれ変われたの
愛したって
愛したって
舌技は
他人のもの
寂しく散った ....
汀を歩くその寄る辺を
腕(かいな)に抱きよせると
泡沫
あるいは海が こぼれだす
この束縛を難なくとびこえる
あなたの幼さが信じられない
裸足の裏側で反発をくらうだろうか
十年後 ....
120818
最近は、お米が余るのか
カロリー換算だとジャガイモよりも安い感じだなと思ったら
輸入米だった
海の彼方から運ばれてきたのに
....
おまえはただのロック
おまえはただのパンク
おまえはただのハード
おまえはただのメタル
おまえはただのポエム
おまえはただのノベル
おまえはただの散文
おまえはただの ....
小雨の降る
夏祭の夕べ
タキシードを着た中国人が
屋台と雑踏を縫って歩く
みすぼらしい電飾にきらめく
濡れたビニール傘の匂い
その中国人の着 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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