祖母が大事にしていたサボテン
それが枯れて軒下に放置されると
ひ孫がデッサンの対象にしてしまった
(若し温室に並んでいたら
祖母は民話の対象にしていたかも知れない)
....
詳しくは番組ホームページで・・、とお茶を濁され
また今度での朗読授業の次の機会が決してないのを思いだす
思いだせ! 悔悟の数々を水に流して朝焼けの海に戻し
黄色の大地をグリーンに染めた大雨に
....
※男なら 男ならやってみろ Let\'s Go!Here We Go!
この街に45年間住んでる呑んだくれのように
あんたが言ってた6畳の部屋の窓の景色のように
ただ素晴らしい 答えなき この人 ....
いくつかの朝と夜が
一日を切り分け
昼間を結ぶたび
あるようで
ないものを
数えていた
いくつ数えても
増えないものを
数えていた
いくつかの朝と夜が
泥のような一 ....
いつも同じにしてるのに
甘い日と
苦い日
傘を持っていっても
いかなくても
はずれそうな空
一杯だって
同じ珈琲はないんです
しても
しなくて ....
とくべつ じゃないことに
どこか で 気付いてた
とくべつな場所へ
いつか行く気がしていたけれど
駅までの道のりは
年々かかとが擦り減るばかり
信号待ちの交差点で
苦手なあいつとまた ....
ぼくは会社を休んだ。株式の建築会社だ。今朝、目を覚まし、まだ眠りたらないモグラのように目頭をこすると木魚を叩きながらこっくりこっくりと居眠りをするつやつやなお坊さんが一瞬あたまをよぎり、その幸福そう ....
/朝焼けを待つ。そのあいだに。口当たりのいいことばかり。話してしまうのを許してほしい。希望や。理想。その怪物的な言葉たちの。立つ瀬がなくなっていく。冬の夜の海浜の。そこここに。誰にも模写されたことの ....
ふんぐるい
むぐるうなふ くとぅるう
るるいえ うが
ふなぐる ふたぐん
大雨の後で下水道が
おかしくなった
台所の水が流れる時も
洗面所の水が流れる時も
風呂場の水が流 ....
{画像=120908010223.jpg}
バタは高いよね。ホワイトシチューのルーは基本的には小麦粉とバタなんだけど、オリーブオイルを使うのもありなのよ。予めよく小麦粉を炒るの。そこにバタと ....
いたや
おめだば
しばらく
まちでくらしたからだか
そったらに
あやつけて
しゃべんなや
はっちゃきこいて
ぜんこめあてで
うたばうたって
こっぱずかしくねぇが
白岩 ....
昔々あるところには
ありました
ないところには
今だってありません
そんな乳首の先から
お爺さんと芳枝さんが
生えてきました
それに引き換え
光五郎さんは剛毛なのか
ここのかとうか1 ....
不思議な心
宙に満ち
無始の流れ
如々と来たれり
小学校6年生の時
国語の時間に将来なりたい人を
発表した
真実を
最後まで貫いた
ガリレオ・ガリレイのような人に
なりたい。
みんなの前で
そう
発表した
板谷クン。す ....
ほしいものはいっぱいあった気がする
今でも想えば出てくるだろう
でもほんとうにひとつだけ
そう言われたなら
自分のことだけじゃいけない気がするし
だれかのためになんて言えないし
欲張り ....
酒を飲むのと
書くのとは少し似ている
ひとりでこうして書いていると
波立つ胸が落ち着いていく
秋の夜風の優しさに
油断すると涙こぼるる
誰にも知られることのない
....
しらない国から
風が吹き
しらない国へと
わたってゆく
鳥でもこうは
とべません
しらない国から
雲がきて
しらない国の
滝となる
鯉でもこうは
のぼれません
....
改札
を過ぎると薄暗い穴に吸い込まれる
二秒又は三秒
そして薄紅の膜に包まれ
僕は精神の一部を失って
吐き出され
通勤の群れに侵食され
溶け入る
ああい ....
{画像=120907214400.jpg}
突然に面倒くさいから
器ごと食っちまえって思ったのさ
そう思ったら単純馬鹿は
結果として食卓にこれさ
ホワイトシチューでも良か ....
わたしたちが
生まれたときから知っていて
生まれたときから許せなくて
生まれたときから諦めていること
継ぎ足しながらダラダラと生きてきて
摩耗していようと
瞼を閉じれば ....
{画像=120907212901.jpg}
評判が良いのよ
おちびちゃんにも
おかあさまがたにも
レシピきぼんぬwだと
あのね
愛情なの
「たべたい」って子を
叩いて泣かす親ってど ....
恥じることなく
うつくしく生きよ
メビウスの輪の上をぐるぐる歩き回って
あなたはガラス
簡単に壊れてしまう
震える手に
光をたずさえ
わたしは錆びたナイフ
傷をつけ ....
花は花に
はな はなと告げ
光は水に
背を向けていて
次に言うことを
いつも忘れて
壁をのぼる光の糸
どこからか 聞こえくる砂
景に重なる景や景
歩き進めば降 ....
風が吹く
風はどこから吹くの?
私は、いつの間にか風に身体を押された!
優しく包み込んであたしを飛ばしてくれた!
青い空を見上げると落ち着く繋がるんだ。雲が赤く染まる子 ....
最後の月を雲に隠し
与えられた睡眠に
抗を尖らせている
早熟の妖精よ
あなたをきつく
抱擁したい私は
心の籠にいます
ああ
だから今夜だけは
君を抱いていたい
あしたの今頃 ....
ああだから今夜だけは
君をホニャラララ
ああ明日の今頃は
僕は拘置所の中
ホニャララな僕の心を
知っているわけないね
ホニャララ使って脅せば
何か出来ると思った
もしも許され ....
悲しい余生を想像するのは
ちょっと疲れてしまった
新しい何かが必要だけど
今ここにいる素敵さは捨てられない
花火の色なんて
綺麗に思ったことはないよ
うんざりした顔を誰かに
悟ら ....
イギリスで朝飯を食べていた
カリカリのベーコンを
とてもしょっぱいジャガイモとともに
口の中に放り込んでいた
テムズ川を渡ると
ポンドは ユーロに崩壊させられるのだろうと
この ....
だめだ、もうだめだ、って
ふかいふかいため息 ひとつ
さざ波が足下でピタリと止まる
切り取ったやさしさの中に
横たわったまま、色あせてしまおうか
いつもいつも ....
五、六年前
朝の光に向かって
新鮮な空気と浴びながら
自転車をこいで出勤していると
週に一度は見かける草摘むおばさんがいた
公園にある小さなグランドのフェンスと
舗 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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