テレビは 肉感で溢れ
リアルも迫ってくる声やアピール ハイヒール
ルージュに ネイルに フレグランス

もう視線は逃げ場が無いくらいだよ

汚い空気で 息を吸う場も見つからないから
指定 ....
西日が窓枠の影を作っておおげさに見えてくるころ
ひっそりした教室で息を止めていた

均等に並べられた机の一つに腰掛けて
線の薄い魔物と向かい合っている

吹奏楽部のチューニングがだんだん大 ....
コンドームに
夢を一杯
オッパイパイ

父の財布にしまってあった
Mサイズのコンドームを
ひとつ失敬して
父から見れば孫にあたる
僕のドリー•ファンクに被せたとき
初めて ....
セルフィッシュな心臓が
トマトゼリーの海を泳ぐ
すべての貝類は甘い味で
海亀は快速の血流に驚く
高濃度の脂肪が溶け出す
海底の静脈瘤の大噴火だ
一度 潜りたい 凱旋門
頂 立ちたい エッフェル塔等
糖の如くに 積み上げる夢
マロニーの ときめき

ニョッキは 手作り 出来るから
にんまり 笑って こねてみる
ビスケットなら 経験 ....
きみに言っておきたいことがある
確かにボランティアは立派なことだ
ただしボランティアが楽しくなったら
その時点ですぐに辞めなさい
ボランティアは楽しいことではない
楽しくあってはならないこと ....
もうとっくに満ちていると思ったら
まだ正面を向いていなかったのね

でも魂を物質化した細胞は 光を反応させてたわ
付き合いが長いのに 何も知らなく

ただ焦がれるしかない自由ロマン

 ....
歌いたくても歌えないよる
うたうたいは血と指で絵を描く
石のうえに

詠みたくても詠めないよる
詩人は枝をうちならす
懐かしいリズムで

描きたくても描けないよる
絵かきは文字を ....
くだり坂を転がりながら
ミートボールたちは言いあっている
きみの家を焼いたとしても、そうだな
つめたいパスタはおいしくないね


依然として玉ねぎは
玉ねぎをやめようとしない ....
夜を渡ってくる
飛行機のために
夜毎、灯りがともされる

ここへ舞い降りよと
目印となって誘導する

人はなぜ
夜を渡りたがるのだろう
知る訳ないだろう。
君の語る永遠なんてさ。
熱心に説いている愛なんてさ。

知る訳ないだろう。
君の心をすべて理解しろだなんて。
君の全てを見てくれだなんて。

知る訳ないだろうな。
 ....
  白い馬が
  眼をとじて横たわっている
  柔らかな草の緑
  露薫る朝につつまれ



  あなたの夢の頁は
  遠くからの風にはらり捲れる
  はじまりから終わりまで ....
痣のある朝に
カーテンをゆらし

重たい気持ちに
重たいからだがぶら下がっている

開封されない手紙の束が
いまにも崩れ落ちそうで
崩れ落ちない
ずっと
眠れない夜が
あるよね



あなたを
もとめている





ふざけていないの





眠れない夜がある
明日に
何も 考えてはいない
見ているものは美しい気がする
夢を そして 見るだろう  
故郷の土を脳裏に感じさせられながら
疲れたよ
って


ソファーに
ストンと座る



ぐてーっと
もたれかかって



90度回転
コロンとすると





美味しいご飯を
作っ ....
 殴打する中空に指を二本立てたら銀河の果てまですべてはピースだから、水中眼鏡かけて、太陽の目を潰して、苦くて冷めきったブラックコーヒーで夜を水没させる肉体労働をしようよ。喫水線がシンデレラの膝下にとど .... 言葉を書くのが苦しいと
そんなことを書いてみた
手紙のいちばん最後の行を
破るときっと詩になるんですね

もう青色を絞り出せないガラス玉は
止まった時間を幽閉している
そしてガラス玉 ....
霧の中に
忍び込ませる

スプレイ
たいせつなもの

傷つけないように
そっとひかる


薬指
夜は遠く

行き来する
吐息のような

それでいて
濡れたような

 ....
真夜中に降る 
明るい雨

君のいのちを引き継ぐもの

真夜中に降る 
明るい雨

君が育む 小さな鼓動

帰れない
という
幸せがある

夜のとばりが
光に変わる

 ....
領土をめぐる中国人たちのデモ

私の国の街宣カーたちのデモ

私の国の原発廃止論者たちのデモ

私の国の原発推進派たちはデモをしない


ひとつの考え方を

排除するような時にし ....
病気になろうと

ひとに見向きもされなくても

酸性雨に降られても

誰かに傷つけられようと

セシウムを撒かれても

ひとびとに伐採されようと


木はただ木だ

文句 ....
回転扉 押せば良い

入れるだろう

多くの忙しい人々が

私に続いて 押す

入った私は

ガラスの煌きと共に

ある一点の中心の

虜になり

こちら側からあちらへ ....
ゆっくりと昇る、長い長いエスカレーターに
静閑と座すドーベルマン
傍らの階段を
人間は忙しなく駆けていく

考える獣よ
お前は顎をあげ、頭上を見据え
エスカレーターの流れるままに
どこ ....
東の方角からその 訪れが告げられると
愛らしい小鳥たちの一日が始まる
まばゆい永遠の訪れが告げられると
嫌われものの黒い翼の一日が始まる

東の方角からその 訪れが告げられると
エスプレッ ....
境界線のない
36度7分にたゆたう
怠惰、
あるいは慣性
そうして21の曖昧なきみ。

0と1との鋏で
切り放された生と死が
点と線とで結びつこうとうごめく
ので

放物線に沿っ ....
 
やさぐれた町に、カップ酒の男がひとり

あまりにしっくりしていて、存在すらわからない

そのポケットに色あせた息子の写真があるなんて誰も知らないし、興味もないことだ



 
「ねぇ、ねぇ、ケンちゃん
 知ってるかな?
 男が喜ぶさしすせそ」
「あぁ、なんか、聞いたことがある
 さ、酒
 し、下ネタ
 す、寿司
 せ、世界一
 そ、尊敬してる、かな?」

 ....
私がまだ子供& .... 母親が泣きながら額を床に着けながら
そだてかたをまちがえましたすいませんと
三回繰り返したのが僕の人生最大のハイライト。
何度見たって飽き足りない。
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
わかるのは佐和212/10/23 18:38
猫の音符カマキリ512/10/23 18:15
コンドーム花形新次012/10/23 17:23
和田カマリ6*12/10/23 17:16
マロニーの ときめき藤鈴呼2*12/10/23 17:01
忠告HAL3*12/10/23 14:45
彼女は月朝焼彩茜色812/10/23 14:36
夜たちはるな612/10/23 13:36
3ズー3*12/10/23 12:23
航空灯火そらの珊瑚1012/10/23 12:18
知る訳ないだろう。たまごボーロ1*12/10/23 12:02
白い馬[group]草野春心8*12/10/23 10:35
痣のある朝はるな312/10/23 8:03
眠れない夜がある鵜飼千代子21*12/10/23 3:41
どうしようもない家賃番田 212/10/23 2:31
美味しいご飯鵜飼千代子10*12/10/23 1:47
カフェインsample312/10/23 1:45
12いつも神様の...012/10/23 1:36
エアロゾルuminek...9*12/10/23 1:04
生まれくる君へ10*12/10/23 0:54
人間って奴はもう吉岡ペペロ212/10/23 0:31
悔しければ泣くな512/10/23 0:13
忘れ去られた遠心力ドクダミ五十...512/10/23 0:03
サピエンス水瀬游312/10/22 23:47
四丁目の朝のデッサンもっぷ312/10/22 23:47
原初高瀬312/10/22 23:42
男がひとり殿上 童21*12/10/22 23:38
さしすせソングスイオン2*12/10/22 23:32
N22012212/10/22 23:22
_子役大好き112/10/22 23:16

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