うすみず色のかなしみを
あなたは あなたの絵の具で塗り変えようと
悩んでる
何色差したら
ピンク色になるのかと

うすみず色のかなしみに
すこし赤を 添えてみる
それは くすんだむ ....
                          150618


どこか静かなところでと誘われたのがとあるマンションの一室
確かに壁は厚く、窓は二重窓、衣擦れの音も煩いほどなのだ。
時は ....
やらなければならないこと
「やりたいこと」に変えていけるかどうか。
「やらなくていいこと」に変えていけるかどうか。


工夫に
工夫を重ねていけば
変わらないこともない リスク と  ....
大きなくぼみ 大きな水たまり
いつもはみな素通りするくせに
雨が降って 水たまりになれば
嫌そうに避けてゆく

たくさんの雨粒が
わたしのくぼみに入って
今にも押しつぶしそうな
灰色の ....
かけない
生活は滞りなく進む
不安げに防寒している
夏なのに
汗じゃない涙は
あまりに信じてもらえない
悲しいわけではない
変化
日々成長するわが子
わが身などどうだっていい ....
私は虹が嫌い 混ぜると灰の色になるから
どっと降った雨のあと 照りつける太陽

水たまりを避けて歩く人々
ぱちゃぱちゃと遊ぶ子供達

反射する青色の空
さっきまでの大雨が嘘のように
憎 ....
終わりに言葉はいらない
さよならと言わず
ただ、手を振ってほしい
数年ぶり朝七時台の通勤電車は女性専用車は静かだった気のゆるんだ静けさだった緊張感のない女たちの顔が間の抜けた顔が運ばれては各駅に停車するゆるゆると聞こえるのはガタゴトと線路の音あるいは鉄橋の車両のぎゅ .... 嵐の夜に暗殺団が来る

飛び立つまえの雀の親子を狙うカラスのように

ネズミのように忍び込み寝てる間を襲うのはダメだ

殺るなら堂々と嵐の夜にだ


ノーモア・ヒロシマ!

ワン ....
Traffic jam /停滞

屋上の手すりに乗りかかって
海岸線まで続く渋滞を見下ろして2人笑ってる時は
まさか自分達があの中にいるなんて思いもしなかった

勢いよく滑走路を加速し ....
最近、しょっぱく感じるまでが
早いんだ
あれは なにが どうなったんやろか
鋭敏なんて響きは
どうも似つかわしくない
あきらめつくのが早いのか
カンがしれーっと鈍ったか
わからんけれど
 ....
夢にマッコウクジラがでてきた。
夢が憎悪を顕在化するんですとクジラに相談した。

象徴交換を続けることは憎悪が増すだけです。
あなたの象徴と私の象徴を取り換えましょう。
象徴とは価値観の複合 ....
東京は
遊ばれた街

沢山の若い手が
お前の肩を抱き
煌びやかな夢を語っては
意気込むけれど
ちょっとうまくいかなくなれば
とたん後ろに目を向けて
故郷の微温湯に
帰る巣を見つけち ....
地球はくるくる回って
人間のエゴを塗りたくられて

人間が作ったものに
人間が苦しめられる

きらきらしてたらいいのに

一部の黒さが反射して
全部全部真っ黒になる

地球は万華 ....
この世には悪が跋扈している

そのなかで自分を慰撫するには

悪に加担するしかないのかも知れない

反論には反論

蔑視には蔑視

武力には武力

神がつくった真空に悪が蔓延っ ....
 映画を観てのことばは
 批評や感想ではなく
 あくまで実作において
 綴らなければならない

 実作すなわち脚本、そこに
 書くことの時間全てを当てよう
 カタルシスの意味において
 ....
彼女たちは足が床につかないほど短い長さで
私はぼんやりと一人一人に名前を付ける
今日も赤羽駅で乗り合わせる女の子
何を考えているのだろうと
とてもはずかしい過去が
前触れもなく頭のなかに広がって
それはたいてい
取るに足りないできごとで
でも忘れられない理由を
ほんとは知っている

とても大事な思い出に
溺れないためだ
 ....
歌を歌って暴発して
そのまま無茶苦茶になりたい
どうなってもいいじゃねえかもう
何もないんだ 何処を探しても
だからせめて君たちと
歌を歌って爆発して
そのまま無茶苦茶になりたいの
 ....
傘をさす手を奪われるほど
僕は何かを持ちすぎてはいない

縦書きの雨
カーテンの雨
通話中を知らせる音の雨
改行の雨
鉄柵の雨
液晶に、雨

こんなにも雨にまみれた世界 ....
入院しようが今日もいい日だ

雨の日と木曜日

檻のなかだろうが今日もいい日だ


人差し指と親指をそっとあわせる

親指をうえにむける

意識できるかぎりの力をぬく

それ ....
子どもたちの声が
翅のように過ぎる
曲がり角に撒かれた砂の上を
輪を持つものはゆうるり回る


誰もいない径は
声と鈴に浸され
青空は常にくすんでいる
曇のはざま
 ....
ホタルまた飛ぶ至る所にまた飛び
再び飛び重ねて飛び取り残されてる朝の陽
寒く苦い文字カスガイにして助けを乞う
明日ここに来い今日はもう去れ

水と土と目と地図のパウンドケーキ
激怒しろ ....
裏返しにされた
さいの目は
ぽっと頬そめて
恥じらってみせる
したたかさを
持っている

充分すぎるほど
濡れている
うちがわが見抜けない、
大怪我をする虫たち

太陽に抱かれ ....
夏の草いきれ
陽に揺らぐ情景

若妻のわき汗
そしてレモン

誰か落とし物を知りませんか?
私が失ったことに気付かなかった
今も何を落としたか思い出せない
あの落とし物を
大事な大 ....
赤いマジックで
なまえを書く
書いても書いても
なまえは「名前」にならない
それどころか
書くほどにぶれて
水面をおよぐ魚の尾になって
ぴしゃり
血をはねる
はねら ....



くじらくじら
たたら踏む



足もないのに
ヒレで
よろりと


乱れ落つ

底で骨
朽ち果て成るなり
九つ
十と忘れ物
酔鯨
骨にな ....
乳毛が伸びている
女性に会いたい
まだ会ったことないから

すね毛を剃り忘れた
女性には
たまに会う
電車の正面に座ったとき
ストッキングを通して
透けて見えるから

すね毛なん ....
河原に掛かった赤い橋の上から
親子がパンを投げる
それに無数の鯉が群がる
複数の紺色の鯉
そこに黄色や赤、
そして、白地に赤の斑点
特別な物には目が惹かれるもの
パンは数少ない鯉の近くに ....
小鳥がついばんだ林檎だけ
落ちずに残ったとき
決してこの世は綺麗なものだけで
満たされてはいない
線路の左側を歩いていくと
虹に辿り着くと幼い頃叔父が言った
母について記すとき ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
うすみず色のかなしみは南無一415/6/19 23:05
うるさい静寂あおば8*15/6/19 22:34
左に万変鏡 右に万幻鏡komase...3*15/6/19 22:20
水たまりとプリズムじまさん315/6/19 22:03
脱ぐかんな4*15/6/19 21:49
七色のプリズムじまさん315/6/19 21:36
またねリィ2*15/6/19 21:06
うるさい静寂/即興ゴルコンダ(仮)投稿.47こうだたけみ2*15/6/19 20:20
嵐の夜の暗殺団吉岡ペペロ315/6/19 19:43
Traffic jam /停滞2+*15/6/19 18:38
しょっぺえなぁもり3*15/6/19 17:18
象徴交換と死じぇいぞろ015/6/19 17:10
東京もり1*15/6/19 17:09
真っ黒万華鏡じまさん115/6/19 17:02
吉岡ペペロ115/6/19 13:40
荒野に針路を取れ平瀬たかのり2*15/6/19 13:09
赤羽で番田 015/6/19 9:36
記念日[group]アンテ4*15/6/19 1:58
森の奥にロープを持っていって!まきしむ115/6/18 23:37
液晶に、雨Rin K18*15/6/18 22:59
雨の日と木曜日吉岡ペペロ615/6/18 22:59
粒と光木立 悟315/6/18 22:35
カプスル竜門勇気115/6/18 22:31
マンゴー草野大悟2215/6/18 22:23
落とし物花形新次115/6/18 22:08
あじのめだまあおい満月915/6/18 21:14
数えみだり秋也015/6/18 20:39
乳毛花形新次215/6/18 19:19
ある鯉の幸福opus2+15/6/18 19:14
線路の左側かんな16*15/6/18 18:29

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