蜜でびしょびしょのパンケーキ。
明るい白いお皿。
切り分けられる直前の幸福。
あなたの精神には美しい余白があって、
私たちはよくそこで落ち合った。
夕暮れどき、影になっていく街をみながら、
何ひとつ意味を持たないことを喜びあった。
あらゆる言葉を使ってしまったあとで
「幸せに、なりたい!」
いっせーのーせの
異口同音
それはまるで回し車のようで、
それはまるで観覧車のようだ
汚い鼠が
必死に、それはそれは必死に駆ける
円環道路を駆けるが一歩も進まない
届かぬ頂点を目指す
充血眼球に睨まれて
それを見た紳士は手を叩いて嗤い
それを
詩にもスペックがあり多くの人の日々の生活で普遍的に利用可能なものだったら詩サイトは言葉のプロの人たちの出入りが目に見える形であるはずなのにダークマターのように不気味と静かなのは詩が無意味の証明
ー詩は確かに個々のスペックがあり、人々の日常生活に普遍的に存在します。し
わたしのデスクから斜め四十五度の視界に
ペールブルーの空がのぞく
けだるさを隠しもしない
ぬるま湯のようなオフィスで貪るのは
春の新作とか、要領を得ない愚痴とか
とにかくもふんわりとした何か
満足はわたしをゆるやかに分解していくから
低いフェンスの向こうで手招きをする
幸福とは笑顔のことで
夏休みの子供にあって
土日の大人にないもの
幸福とは未来のことで
無計画にあって
心配にないもの
幸福とは夢中のことで
このセミにあって
わたしにないもの
幸福とは主観のことで
今ここにあって
SNSにないもの
*********************
雨が降ると哀しくなる奴と
雪が降ると元気になる奴って
どっか共通点ありそうな気がする
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『春・夏・秋・冬
どの季節が一番好き?』と彼女
『哀しい思い出を連れてこない風がふく季節』
とボク
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みんな去ってしまった
みんな去っ
輝く満天の星に魅せられ
幾多の夢が抑えがたく渦を巻く
もしあなたがその言葉を発するなら
すべてが光り輝くだろう
すべてが夢の底を貫き
それぞれの価値に根付いて
内面のなかを力強く生き抜くだろう
ああ、静けさが満ちる今
干渉できるものは何一つない
輝く満天の星に魅せられ
きみの幸福のために宇宙が誕生した
きみの幸福のために宇宙は存在する
きみの幸せは永遠のひかり
きみのステージはいまこの瞬間
きみの幸福は結果なんてもとめてはいない
ただ待っているだけなのです
電気配線を組むのが
三十人中一番遅くて居残りを食らった
ひっきりなしの汗が
ポタポタと顎をつたう
電話がポケットでずっと振動していたが
全然それどころではない
ぼくの三分の一の時間で
さっさと課題を済ませた余裕の彼は
ついこの間まで世界を旅したバックパッカー
電気理論の
不幸って
否応なしにそれ相応のわざわいの種がまかれた
結果っていう認識でいい
幸福って
なりたくて欲しくて探し回って
やっと手に入れた
それ相応の種を植えて
水を撒いて育て上げた結果の
実りだって常識
それでいい
なのにさ
誰かの幸福の日陰にされて
それまでの幸福感が嘘に
震えて
朝日が昇るのを見る
吐く息に
混じって漏れる
夢のかけらをかき集める
カラオケから眠そうな学生たちが吐き出され
言葉少なく
あなたの影は薄くなる
霜が降りた葉をちぎる
氷がはった水面を踏む
しずくを振りきり
先に求めた出口は締め切られた
唐揚げの匂いがお弁当からして

崖下の細道と市境を流れる川に挟まれた廃寺に隣接する三角形の土地は雑木林で、夏の間は気が付かなかったが、樹々の葉が落ち始めた最近、それらの幹それぞれに、なにやら薄茶色の掛け軸が揺れている。数年前から全裸男が徘徊していると通報がある地域であり、その廃寺もよく不審火
幸福の定義はない
と言うのが一般論でしょうか
人生と言う個人個人の歴史
その
一人一人の幸福のレベルゲージに
相違が生じるからでしょう
生まれた家
育った環境に違いがあるのですから
当然の結果でしょうね。
たとえ同じ家に生まれ
同じ環境に育っても
同じ人格は形成されませ
星の時計が雲の隙間に見える
白い光の花が
妖精の足あとのように
草の間に咲き誇る
映るの時間を止めた針
雨はいま帰ったばかり
幸せ探すのは一度別れた二人
繋いだ手のひらの中に
見つけるのは星のネジ
覚えてもいない幸福の味を求めて彷徨う
目は潰れ耳は千切れ鼻は失くし
皮膚は擦り切れただれ口は開かない
それでも存在を知ってしまっているから
何処にも無いなんて信じられなくて
すすり泣くほど焦がれては
のたうち回り悶絶する
あれはきっと綿の飴
あれはきっと氷菓子
タイトル「幸福」の検索結果
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「幸福の陰影」asagohan散文(批...125-7-12 15:53
幸福はるな自由詩425-6-5 11:22
幸福を殺せ詩乃自由詩325-3-4 22:36
恋愛と幸福栗栖真理...自由詩1*25-2-17 21:58
(復習)さぁ、ココに幸福を追求しましょう!足立らど...自由詩4*24-3-31 8:13
※五行歌 六首「いのちの 幸福」こしごえ自由詩6*24-3-23 7:18
幸福につかれたら自由詩3*23-5-18 17:43
七月末の幸福論TwoRivers自由詩5*22-7-31 19:10
ひとりぼっちの幸福くん涙(ルイ...自由詩122-5-27 20:31
持続可能な幸福線上のアキラ自由美学自由詩2*22-5-11 23:41
幸福な毎日(眠いけれど)坂本瞳子自由詩1*22-5-8 22:54
幸福のうたひだかた...自由詩421-12-23 18:02
幸福論。きみへ。梅昆布茶自由詩721-10-31 9:13
幸福な踊り手塔野夏子自由詩4*21-7-23 10:55
真実の幸福って?viraj自由詩121-1-28 16:05
クリスマスの幸福st自由詩220-11-3 10:07
幸福に近い場所道草次郎自由詩020-10-22 22:22
幸福のリスクとデメリットこたきひ...自由詩420-10-16 5:33
事実無根の、幸福でした。秋葉竹短歌320-8-5 3:32
幸福って?不幸って?こたきひ...自由詩120-7-20 6:40
死ねオレンジ幸福の前に這 いず...自由詩020-5-14 6:27
幸福でないからいいんだなこたきひ...自由詩120-3-7 9:20
生まれてきて幸福でした。viraj自由詩220-1-1 13:35
幸福を満載に積んだトラックこたきひ...自由詩819-12-24 6:38
幸福とは墨晶自由詩2*19-11-19 4:25
幸福の定義は!こたきひ...自由詩219-11-7 7:09
100%の幸福なんて有るわけないよこたきひ...自由詩319-10-29 21:54
幸福のネジを巻く丘白月自由詩319-10-14 21:05
幸福という味覚水知鴇都自由詩419-10-12 19:53
幸福への歌HAL自由詩16*18-7-3 18:47

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