駱駝の玩具の背に本物のナイフ、飾り柄にいつかの血の記憶、縁の欠けたマグカップの中にはつがいの ....
恋をうたうには
およそ似つかわしくない
人を殺めるための道具を
組みたてるのがお仕事でした
 ....

アネモネがばあっと咲いてる道があったんだよな。四月で風もつよくて、ひざしがばからしく春めいて。花 ....
水溜りを打つ雨の雫は
白いスニーカーに
汚れの履歴

行ったことのある
場所で濡れたから
 ....
静かに静かに暮れる時に
涼風秘やかに空気を揺らし
懐かし憧れの未知からの訪れ
還流しながら予感 ....
そんな日常なんてと
彼女はいうけれど
じっさいのところ

甘いビニールの匂いがする
黄色い ....
夏をひとつぶ紙袋
開いた黒目も傷つけず
眠りの汀を照らすように
灰にならない書置きの
名前も ....


いちばん繊細な季節が
君の心をうす青くゆらめかす
君は君自身の内部へ
幾重にも囁く  ....


青空。

あれは欠けてしまった心だ、
心の欠けらなのだ、
重力のようにわたしを惹き、 ....
                  自由律


「虛無の受理」 NASA

 夜 檢査 來 ....
いつも閑散としているガソリンスタンドの横からその路地に入る。道巾は車1台しか走れないスペースで一方向 .... 失くした人を
偲んで見上げる
朧月

何かに抱かれるような
宵の人肌

湿った土が
 ....
不意に思い出すのは

湯船の中で歌う父の
懐かしい歌声

長持唄は
名人の節回し

 ....

雨の日に哀しげな表情を見ていると何故かそそられる。
その豊かな胸と腰。泣き顔とは裏腹にボリュー ....
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2019年3月17日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
生き続けろ、ひとつの言葉がひとつのことだけを語っているわけじゃないホロウ・シカ...自由詩3*19-3-17 23:10
恋文来世の自由詩219-3-17 22:22
アネモネはるな散文(批評...219-3-17 19:32
雨上がりミナト 螢自由詩3*19-3-17 19:22
新生(改訂)ひだかたけし自由詩4*19-3-17 17:46
青色吐息の彼女の日常秋葉竹自由詩719-3-17 14:53
壁画ただのみきや自由詩5*19-3-17 14:51
君の在る情景塔野夏子自由詩3*19-3-17 12:21
青空新染因循自由詩919-3-17 11:59
刺繍屋墨晶俳句119-3-17 11:33
散文と詩文の間こたきひろし自由詩219-3-17 9:28
ガト自由詩4*19-3-17 4:15
長持唄自由詩1*19-3-17 3:45
レッスン1ツノル自由詩3*19-3-17 0:49

加筆訂正:
君の在る情景/塔野夏子[21:52]
誤字修正しました。申し訳ありません。
詩学/詩の在り処(ありか)1/足立らどみ[15:12]
現代詩フォーラムつて、実はレベル高い?
歴史の許可書/イオン[13:11]
ちょっと、直しました。
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