そのトラックの荷台の隅に乗せてくれないか
行けるところまで風を感じて町を出たいのだ

彼方の空 ....
そのひとの居場所は
薄くなりつづけていた
何故だかわからないけれど
薄くなりつづけていた
だ ....




遠い遠い
遠い振動
真四角な
ひびき


降りて来そうで来ない手が
曇 ....







真夜中に
外国人が部屋に来て
ジーンズを穿かせてほしいと言ったので
 ....
いきいきと細目かがやく雛かな 蛇笏

付句 雅な御人の麗しきかな
三句 玉の緒よ 耐えておくれ ....
春が近いというのに
雨が降る
まだ冬だ
まだ寒いのだと
居丈高に叫ばんばかり
猛威を奮う勢 ....
つまらない朝の翌朝
何もなく 考えたくない
私の頬には きっと
アザのような憂いと きっと
 ....
自信をなくしてしまっているのね
あなたは
何もかもなくして
捨てられた{ルビ花束=ブーケ}みた ....
ひとつおいてみる
こころ見つめて
おいてみる

言葉ふたつ
みっつおいてみる

雨に濡 ....
紫色の 斜陽に
己を とらえ
枯れた 霊感を
意識に 濁す

知恵の 廃水が
病める 回 ....
八段目をうまくクリア出来ない
こんな毎日を誰が見てるの

時計の針が正しく刻んでる
薄明の月 ....
タコのようにグニャグニャと
海月のようにゆらゆらと
力を抜いて 
くにゃくにゃ ぐにゃぐにゃ
 ....
私の庭にかなしみが咲きました
淡い色したムラサキの花です
隣人たちは噂をします
「咲くときには ....
おはよう
世界がひどすぎて
私は眠るしかないよ

あんなに頑張ってたあの人が
血液の病気に ....
私は一体何をしていたのだろうか
座っていた場所は同じだというのに

浴びせられた絵画たちは こ ....
片脚のない猫を憐れむな
いまに彼の眼は空を捉え
あらゆる発情を置き去りに
屋根伝いの助走から
 ....

 カウンターで待っている

 あなたの隣が私の指定席

 横顔が好きでした

 好き ....
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2019年3月3日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春へ跳べ帆場蔵人自由詩6*19-3-3 22:48
ある変成塔野夏子自由詩2*19-3-3 21:58
ひかり 迷う手木立 悟自由詩119-3-3 21:43
ノート(外国人とジーンズ)自由詩019-3-3 21:42
勝手にひとり半歌仙/表六句足立らどみ伝統定型各...119-3-3 20:37
春近き夜坂本瞳子自由詩2*19-3-3 18:54
Waiting Girlla_fem...自由詩5*19-3-3 16:52
無題自由詩5*19-3-3 16:51
ひとつおいてみるあおいみつる自由詩219-3-3 14:43
追想ルラ自由詩3*19-3-3 13:46
跳び箱ミナト 螢自由詩219-3-3 13:07
今宵・・・あおいみつる自由詩419-3-3 10:50
かなしみやまうちあつ...自由詩019-3-3 10:42
世界と雨uminek...自由詩0*19-3-3 8:12
呪縛小川麻由美自由詩019-3-3 3:44
あおぞら茶殻自由詩2*19-3-3 3:16
横顔佐白光自由詩119-3-3 1:04
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