百円のライターで火をつけて
燃やしたいものは何だったかな

役に立たない教科書の隙間に
少年 ....


帝国と教主国の小競り合いで焼かれた村
地下貯蔵庫の水瓶の中で
姉妹は生き残った

死 ....


月の下
ヤン族の男が心配そうに
馬の頬を撫でる

女は夜空を見上げる
故郷だった村 ....

ああ 額縁の角にぶつけたよ
オルタナティブが泳いで見ている
眺めている そして 唸っている
 ....
今年の自称詩人No.1を決める
J1グランプリが開催され
無職で自称詩人歴25年の
ハンドルネ ....
ナニカガ ウマレ ソウダ

言葉
宇を身籠もり
身籠もる言葉は
響く声また声の渦
底無し ....
ど どもる
ど も っ て し ま う 
うちゅうのまんなかで
まんまんなかで
底を測る そ ....
ここが灰色の地点なら
向こうは向日葵が咲いているのだろう
ロウソクを落として、文字を書いて
猪 ....
僕は小学生のころから
絵を描くのが苦手だ
校内スケッチの時に担任の先生から
「よく見てありのま ....

自分が真面目に正しくやってさえいれば

社会がどんなに悪くても

何時か良くなる
 ....


笑顔で迎えてください

サンタの来ない日も
家族の集わない年の明けも
友と会えない誕 ....
なんにしたって
上には上がいる
下には下がいる
僕は僕を生きるしかない
水平線を拒絶するために、
 ああ。水になるのね?

水になることで、
 水滴の一つを攪拌する ....
誰かの特別になりたいの

有象無象で終わる生に意味は無い

あなただけの私に

私だけの ....
妹が甥っ子をあやすとき
そこには亡き父がいて
二人の顔を眺めては
歌って声をかけつつも
小さ ....
冷たくなった父の手の上に
菊の花をそっとのせて
石で棺に釘を打ち付けた
冬の昼下がり。

 ....
父の流した涙は
家族への愛情と感謝の心。

母の手をぎゅうっっと握りしめ
深く大きく呼吸をし ....

動かない、くだらない
戯れ言が舌を翻弄して

降ったりやんだり、うまくない
雨みたいなも ....
銀杏の葉が

繋いだ 手 のなかにとけていくのを
ひとつの幻想として編んでみるふたり
秋 ....
必要なものが心の奥にはあったのだ
そして 戻れない道を 歩いていた
たどり着けない場所に しかし ....
太陽がとおく大洋の彼方を翔ぶ。
あらゆる波には
千々の銀箔が散りばめられていた。

不滅の翼 ....
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2018年12月10日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
百円のライターでこたきひろし自由詩318-12-10 23:52
姉妹mizuno...自由詩318-12-10 23:33
帝都へ自由詩218-12-10 23:16
額縁の中の素敵な心臓 朝焼彩茜色自由詩318-12-10 22:51
J1グランプリ花形新次自由詩118-12-10 20:12
在るの根っこ言葉の根っこ(改訂の改訂)ひだかたけし自由詩4*18-12-10 18:04
ト なって2 底を測る自由詩4*18-12-10 16:13
枯葉ふじりゅう自由詩018-12-10 15:44
ホカチャン自由詩1*18-12-10 11:19
目覚まし時計そおっと生き...自由詩3*18-12-10 10:52
晴れた日まみ自由詩4*18-12-10 9:50
僕は僕をホカチャン自由詩1*18-12-10 9:33
それはありきたりの答えだったわとla_fem...自由詩7*18-12-10 8:05
スペシャルパーソンたいら自由詩118-12-10 2:05
子守歌梓ゆい自由詩118-12-10 1:21
お見送り自由詩418-12-10 1:15
臨終自由詩118-12-10 1:12
雨を降らせたくて帆場蔵人自由詩318-12-10 1:00
過ぎゆく秋のざらつき自由詩218-12-10 0:50
タイのどこかで番田 自由詩118-12-10 0:06
傲慢の火新染因循自由詩6*18-12-10 0:04
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