誰かの私はもういない

過ぎていくだけの愛をどこまでも手招いて
嘆いて嘆いて心を濁らす
 ....
君の背に
あらたな白い帆があがる九月
夜明けのうす青い空に
銀色の雲

君のその帆が
ど ....
夜明け前の白い空はどこまでも遠く
頬撫ぜる風はひやりと澄んで
そっと開けた窓の縁
手をかけ
 ....
 
なにも変わらないはずの
空の、海の、青が
島嶼からのやさしい風で洗われたようで

風の ....
生きること明日へ呼吸をつなぐこと

故郷のひかりのような夜の風

真夜中の電話のなかの君の声 ....
LGBT差別禁止法に対して
自称詩人(JSSJ)達で作る
「届け!言霊の会」代表の
紫ヶ原隼人 ....
「お元気ですねえ-」
「お若いですねえ-」
といわれて
怒る年寄りはいない
背中を向けると
トンネルになる
黒づくめの夏服が
消えるまで

面影を見てた
数秒間に流 ....
 とある街で

金木犀が香る
だけど金木犀はみあたらない
探しているうち
何年経ったろう
 ....
保険屋がぶきみなことをいった
「年寄りが死ぬなら家より交通事故のほうがいいですよ。
年寄りは生命 ....
年寄りに暗証番号はいらない
郵便局に行ったら
近所のばあちゃん二人が
ATM の前で暗証番号を ....
対位法で

計算され尽くした

バッハの


時をこえて

繰り広げられる

 ....
くらいくらい 荒野につくりあげた
復讐の塔に閉じこもり
「ひとりだ」と呟いたら
はたかれた
 ....
綺麗なものが見たくなった時
忘れたはずのスキップで進む
心は純白の雲を追いかけ
フェイクファー ....
独りでいいやと強がって
SNSアプリ全部削除して
しがらみを断ち切ったような
振りして未練を引 ....
誓いの言葉も
些細な約束さえも
時間の流れに浚われ
薄れていくものだ

いつも一緒
いつ ....
ペットボトルに
お湯を入れて
タオルで巻くと
その暖かさに
安心して
眠るのだそうだ

 ....
雨のひと粒は私の涙
あの夜の排水口にするりと流れた
今日の雨は
あなたの肩を湿らせましたか
 ....
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2018年10月5日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
誰かの私十一月の失敗...自由詩118-10-5 23:41
九月出航塔野夏子自由詩4*18-10-5 22:24
地上八階における試行錯誤自由詩018-10-5 22:24
あいたい秋葉竹自由詩418-10-5 21:56
夜の息水宮うみ川柳018-10-5 19:56
JSSJ花形新次自由詩018-10-5 19:44
お年寄りを元気にする言葉ホカチャン自由詩118-10-5 19:06
逆光ミナト 螢自由詩218-10-5 18:39
ダイアリーそらの珊瑚自由詩16*18-10-5 15:03
保険金ホカチャン自由詩018-10-5 13:44
暗証番号自由詩118-10-5 13:29
異次元への方程式st自由詩218-10-5 12:44
波兎の石塔田中修子自由詩11*18-10-5 12:34
外側の心臓ミナト 螢自由詩218-10-5 10:44
多分メイビーきっと強がりたいら自由詩018-10-5 9:29
比翼連理自由詩018-10-5 9:16
こねこyuma自由詩118-10-5 3:02
誰のためにもならない福ちゃん自由詩118-10-5 1:45
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