愛なんて言葉にしたら軽くなる声にしないとただ重くなり
この世界あの世界へと掛かる橋その欄干に一 ....
人は誰でも神からの余命宣告を持って生まれて来たに違いなかった
医者が
例えば治癒の見込み ....
春を待っている
桜道に太陽の光があたり
私はその景色に飲み込まれる
桜は天界の木
....
好きだった
北の富士が負けると咽び泣いた
親父の貴の花が
北の湖に勝つと感動で泣いた
二 ....
キリッとした
秋の空気に溶ける
甘い香りが
鼻を抜けていく
黄色信号のように
足を止め ....
それは偶然ではない
幾年もの月日を私は棒に振り
自分の事に精一杯 ....
ここ は
未だに見た事が無い場所 で
す。歩道の ちょっとだ け外側で
はそ
れはそれ は ....
昨日の真夜中に
久しぶりに ゴキブリに出あった
コオロギかと思ったら
ゴキブリだっ ....
遠くで鐘が鳴っている
ひんやり切ない秋の日に
何処までも高い青空に
追いかけても追いかけても
....
何かどうでもいいことを
左の手のひらに一つ
何かどうでもいいものを
右手の人差指の上に少し ....
濁流に足滑らせ飲み込まれ死んだ子供はダムに流され
怖いもの見たい心で近づいた川の土手から覗いた ....
大金を持てば
盗まれないかと心配になる
美人のカミサンを持てば
浮気しないかと心配になる
偉 ....
朝
おはようございます
と挨拶をして
おはようございます
を
返さない人は
おはようの嫌 ....
昨夜は夢の中で
ヤクザ集団にしつこくつきまとわれる
夢をみた
ワイフが
昨夜はうなされていた ....
うそみたいな
ねいきを立てて
みるく色の
おひさまのはーぷに
なでられて
....
嘘みたいに、雨が降って
天気予報は、当たったのに
それだから、だれも喜ばない
嘘みたいに、雨が ....
いつの間にか見ている
声に鼓膜が引き寄せられる
胸に広がる霞
どうして ....
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