余計な荷物をしまおうとして目に入る
押入れの奥に置かれた段ボール
ふた箱分のCDを
買った順に ....
猫のように飛べたらいいのに
草原を這い進む低空飛行で
ミステリーサークルを君に作ろう
気がつく ....
狂った世界の鼓動からは
もう受け取るものはなにもない
梅雨の晴間のウザったい午後に
少し前 ....
ズーラズーラ
ホゴイゴ
ズーラズーラ
ホゴイゴ
山の夜ならいつかは消える
寝ないといけない ....
方形の中に立ち或いは座り
ゆっくりと口から出るがらくたを置く
いくつか向こうの方形にも人がいて
....
僕は半年ぶりぐらいに そして
しかし テレビのサッカー中継に海を思いながら
飲み屋で 僕は ....
新しい歌を聴いて、ぞっとした。
いずれこの歌も、思い出になる
現在進行形の、この恋の ....
苦しくなると
あたしの中の
自称詩人が甦る
耐えられないと
自称詩人が顔を出す
自 ....
命はいつも燃えたフリをして
シャツの襟に黒い灰を残す
戦ったばかりの今日でさえも
明日から ....
本当は それぞれが 輝く筈の
星空を 見上げれば 一等星が
眼に映る 確率が 大きいから
....
あなたの感情のの中に
1つの欠片でも私があるのなら
それを1つの種子にして
私はあなたの中 ....
つむじまがりのへそまがり
ろくろっくびのしんせきか
すっぴんびじんはどこにいる
夜盗のはび ....
遠すぎて不安になった心が
ポケットの外で鈴を鳴らした
助けてという言葉の代わりに
瞬きの音 ....
雨のにおいがする
一年ぶりの青紫を滲ませて
水たまりは歌う
いいな
そうだ き ....
自己紹介で特技をきかれた
特になし
そう答えたならもう
終わりだと思った。
ようやく気が ....
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