そのみえすぎる目で満開の桜の花の下をみて
ひとがみてはいけないものさえみたくせに
あなたった ....
気がつけば部屋の中に
砂が入り込んでいる
どんなに固く扉を閉めても
少しずつ床に積もっていく
....
今回の奇跡はここまでです。お疲れ様でした。
あなたとあの人との出会いが奇跡でなかったという訳ではあ ....
愛も自尊心も信仰心もいらない。
ただ海をみつめていたい。
自称詩人バカをぶつ切りにして
大量の塩と共に
かめで1ヶ月熟成発酵させると
得たいの知れないも ....
驢馬の群れを率いて仏壇街道を行くと
息が弾んで来て
その息が良かった
驢馬を連れてのモンスター ....
トイレで詩集を読んでいると
にゅるんと、出てきた
これはいい、便秘知ラズだ
お尻を丁寧 ....
米粒たちが 踊る街
クリスマスソングが
もうそろそろ 響き始めても
良い頃だよねと 笑う
....
さがしものはいつでも
くだものの皮の中にある
とでもいうように慎重にむいている
生きている ....
それは気の迷いだろうどっちかというと
と書き込みたい気持ちを抑えて眺める
空が青くて明るすぎるの ....
○「独り言」
独り言は
ワイフとの摩擦を避けるに
役立っている
「今何かいったあ?」
「い ....
何もかも嫌になるときの私は鬱に沈んでる
心に立ち込めた暗雲は
覗いた浴室の鏡を曇らせて
疲れた ....
半覚醒状態で掛布団の下でうずくまる
地球外生命体の逃亡者のような私は
テレビの声だけ聴きながら丸 ....
羊の群れに紛れ込む、一匹の山羊
和音の中に潜む、微細な不協和音
息を潜めるように生きてきた
....
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