掌に握りしめていた
小さな幸せ
街並み 生活 つながり
人生の 思い出

七年前は
思い ....

狂気は茸の胞子のように弾けて、部屋中を漂い、石膏ボードを隠す味気ないベージュの壁紙に羽虫のように ....
どこかの町の帰り道
駅に向かって歩いていると
ふと足元たぬきの置物が三匹目に入る
それぞれ違う ....
エンジンを切った軽ワゴンの屋根を打つ
冷たい春の雨のリズム
捉えきれないπの螺旋を
上るでも下 ....
あなたが死んでほしいと思ってきたけど
あなたがなかなか死なないから
早く自分が死ねたらいいと思う ....




にゃにゃにゃにゃ
にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ
にゃにゃにゃにゃ

にゃおー ....
スマートフォンは
冷蔵庫を目指したのだ

一定の温度で保存ができて
いつでも取り出せる
冷 ....
「メールは受信しただけで
金がかかるんですか」

「はい、かかります」

「開かなくてもで ....
やがて舟が来て

ここから出ていく



サンタクロースの長いてあし

踏みつけられ ....

せまい巣箱で
愛を買い
そして死なせた

原液に
浸っていく翼をみて
いやだと言った ....
ra- rarara rara








 ....
高台に古い教会が見える
海辺の街を見下ろしている

結婚式でよく使われている教会

華やか ....

 巡る季節の儚さは闇夜に隠れた月のよう。
 一人娘の待つ家に抱える苦悩の薄化粧。
 橋の欄干 ....

 聞き覚えのある旋律に耳を澄ますと白樺の林が見える。
 よく冷えたアールグレイを静かに飲み干す ....
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2018年3月10日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
0311忍野水香自由詩218-3-10 23:40
いつだって気づかないところで孵化は続いているホロウ・シカ...自由詩0*18-3-10 23:03
たぬきの置物灰泥軽茶自由詩418-3-10 14:55
金の林檎ただのみきや自由詩5*18-3-10 14:31
片付けじょうず朧月自由詩718-3-10 12:50
にゃにゃにゃにゃにゃーん溶融自由詩018-3-10 12:34
冷蔵スマホイオン自由詩4*18-3-10 10:17
メール不信ホカチャン自由詩118-3-10 9:58
メロウクリスマスタオル自由詩218-3-10 9:43
巣箱はるな自由詩618-3-10 7:31
自らの内の無詩の子ども、ら が/破壊をくりかえす、ものを水菜自由詩0*18-3-10 5:26
教会が見える夏川ゆう自由詩418-3-10 5:06
美誠を築くヒヤシンス自由詩9*18-3-10 4:53
徒然に~白樺の林の中で自由詩2*18-3-10 3:45
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