[151]若原光彦[2007 06/22 07:37]★1
書籍ではないけれど。これおすすめです。
日本ペンクラブ:電子文藝館
『軽気球』ラーゲルレーブ作 鈴木栄訳
http://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/guest/novel/suzukisakae.html
辛いお話。でも根っからの悪人がひとりも出てこない。
だからこそよけいに辛いのかもしれない。
アゴタ・クリストフの『悪童日記』も読むと
いい感じに心のバランスが取れるかもしれません。
>>149
文庫を以前10円で買ってたんですが、読まないままでした。
149を見てからすぐ本棚を掘り返し、読みはじめました。
いま半分過ぎまできたところです。おもしろいですねこれ。
対話編っぽい作りなので(内容が概念的、寓意的ではありますが)
詰まることはないです。すらすら読めて哲学的で興味深い。
よいご本ご紹介サンクスでした。
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