まきび
と、歯の根が合わなくなるほど震え、その名前を出すことすらためらわれた。まるでハリー・ポッターの「例のあの人」である。
死が恐ろしくない人というのは、まっとうな信仰をしている人か、死を身近に考える必要が無いほど若く生命力に溢れた人であろう。
以前、詩の中に登場させた友達がいるのだが、2006年あたりから彼女との関係を考え始めていた。が、とうとう最近答えを出した。一時のお別れである。彼女は昔から生命力に溢れた人であり、私はその反対であった。要はまばゆい存在への嫉妬である。
生きていることに感謝をしているし、ほんとうにすばらしいこともたくさんある。すばらしく美しい景色に、おいしいご飯を腹いっ
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