作者からのコメント
思いのほかたくさんのコメントまでいただきましてありがとうございます。
作品あるいは作者と読者の関係、読者としての私の「読み」に言及してくださったコメント、素直に嬉しかったです。
(砂木さん、家族さんのコメントの意味がわからなくてゴメンナサイ)
作者は自分の衝動を優先させて創作するものです。
ただ、その結果について思い致さないのは怠惰で馬鹿なことだと思います。
誰かを傷つけてしまう創作物というのは、作者の意図に関わらず存在します。
その作品がどのように置かれているか(この場合は二首の短歌が並べて置かれたことによって、一首ずつでは生じ得なかった意味を与えられてしまった)ということに、無関心であってはならないと思った次第です。
---2008/04/19 09:18追記---
るるりらさん
お心のこもったコメント、ありがとうございます。
詩は、読む者の境遇に引き寄せられて、ときにさまざまに変容します。
読み手の感覚で読み解くのは、ゆるされることであると私は思います。というか、そのようにしか読めないときがありますね。
そうして、詩を読むことで自らのなかの毒にあたってしまうことも。
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