作者からのコメント
2004年5月27日、イラク戦争取材中のバグダッド付近で橋田信介さんと甥の小川さんが
襲撃され殺害されたとのニュースに、大変ショックを受けた覚えがあります。
この詩はその報道に寄せたものですが、現実の戦場に向うジャーナリストがこの詩の様に
考えるものかどうか僕には解りません。当時、一部の報道では戦場に向う彼らの行動に
非難の声もありましたが、戦争というものを我々の鈍感な脳ミソに叩き込むには、きっと
彼らのような覚悟の行動無くしては有り得ないのだろうと、今でも時折振り返るのです。
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