作者からのコメント
「しがんばな」と読みます。現実には存在しない花ですが、此岸とは彼岸と逆の意味で、彼岸が生死の海を渡って到達する終局・理想・悟りの世界なのに対し、此岸は生死を繰り返す迷いのこの世界・・・つまり私たちが生きるこちらの世界のことです。
実はここに出てくる3人の人たちは皆結果的に死んでいます。命とは儚く、だからこそ美しいと感じるのかも知れません。何故愛しい人が死んでしまうのか。それを私たちは理不尽だと思うかも知れませんが、それは世界にとってはごく自然なことです。命あるものはいずれ死んでゆくと解っているが故に、人間は辛くとも人を愛するのかも知れません。
水在らあらあさん
ありがとうございます。
狩心さんへ
ありがとうございます。
私はあんまり同じリズムの詩は書かないんですが、
ふっとこのフレーズが頭に浮かんだんです。
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