作者からのコメント
04.11.8『水辺』より一行のみ分離し、着手。05.5.22現在形。

「第三者からは意味の通らない寄せ集め、イメージのジャンプ。まとめないことの脱力と憩い」とメモ書きにある。『水辺』推敲の緊張から解放された“書くことによる休息”または“書くことによる癒し”であろう。だから題名もなく、(精神を安定させてくれる徒然書き)と私にとっての位置づけそのままが、いわば題名代わりの“しるし”として置いてある。
 とはいえ、『水辺』の持つ形式性の強さ、「詩っぽい」と評された作品くささから離れた表現をしたいという詩作上の模索でもあった。

 今日ふと読み返して、なんとなく「まあまあ」と思ったので出すことにした。「作品」とはいえない出自と、なにより出来栄えから言えば「未詩」への投稿が妥当だろうが、なんかこっちに出したくなって出した。そういう扱いがこの作品? にはふさわしく思い。
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