作者からのコメント
皆さま、お読みくださり、さらにポイントまでありがとうございます。
ひだかたけしさま。
>意味に囚われる以前の言葉そのもののリアル
このお言葉からヒントを得ましてですね、人間がいかにしてコトバを得るにいたったかを、わたしの腰が掴み取ったような気がしたものですから、次なる詩作に生かさせていただきました。幸甚です。
由木名緒美さま。
「耽美的な力学」をわたしが発揮できているかどうかは自信がありませんが、ネルヴァル、ポー、ボードレール、ジュネ、ラブクラフトなどの甘美でありながら錯乱と暗黒がうずまく異様な世界に執りつかれておりますと、しぜんに心が健全な状態でいられなくなってくるようでして、何か「大切なもの」とはぐれてしまう不安もわたしのなかにわきあがってきます。
由木名緒美さまがそんなわたしの行く先を憂え、わたしらしくいるように祈ってくださったおかげで、原因不明の腰痛にまいりかけていたわたしの精神が、それをうちまかすだけの詩を手に入れることができました。詩から気力がわいてきたのです。つまりは腰痛という悪魔に口をきかせてやることで、そいつをやっつけてやるんです。くわしくは「腰痛の懐妊とそれをすこしでも緩和するための詩」に書きました。これにてわたしも日なたぼっこできる境地へと舞い上がれるでしょう。その後はまた日陰になにかを語らせるかもしれませんが、由木名緒美さまの祈りがどんな悪霊をも退けてくださることでしょう。感謝いたします。
---2023/11/05 22:46追記---
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